世界でここだけの風景 海から3,000メートル級の山々が見える雨晴海岸@富山県

ちゅううがなびら。那覇からミカです。
昨日、沖縄は梅雨入りしました。とは言え、今日は晴れています。

2018年のゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
GWはとても割高ではありますが、めったに長いお休みが取れないので、今回は那覇から富山県へいってきました。
実は数年前からずーっと「富山に行きたい」「富山に行きたい」とボヤいていました。その念願がようやく叶ったわけです。

記憶にある初めての富山は10年あまり前。琉装してお客様と記念撮影をしたり、沖縄民謡を演奏したりの沖縄芸能絡みのお仕事でした。
仕事自体は2泊3日でしたが、「せっかく富山まで来たので」と仕事のあと、いっしょに仕事に来た先輩方と、氷見&宇奈月温泉へ1泊ずつ立ち寄りました。
富山湾のお魚を筆頭に、食べるものも美味しく、お酒も旨く、とても良かったので、また富山に行きたいなぁとずっと思っていました。
とくに、氷見線の車窓からはじめてみた雨晴(あまはらし)海岸の風景は感動でした。
沖縄でいつも海ばかり見ているので、雪山が見れるだけでも感動なのに、日本海と立山連峰の組み合わせには「こんな風景があるんだ!!」と驚きました。ほんとうに素晴らしかったです。

今回のお目当ては、雨晴海岸の風景と富山湾のおいしいお魚と旨い日本酒。すべて公共機関を使って移動する富山6泊の旅です。
民宿をはじめイロイロと良かったのですが、今日は雨晴海岸にスポットを当ててお届けいたします。

日の出前の雨晴海岸。日の出前の空と海が淡く色づく時間が好きです。【撮影】2018年4月30日/富山県高岡市

最近知ったのですが、海から3,000メートル級の山々が見えるのは、世界でもココ雨晴海岸だけだそうです。ほんとスゴイ!!
前回は雪の立山連峰がはっきり見えたので、立山連峰はいつも見えるものだと思いきや、今回はほとんど見れませんでした。
晴れていても立山連峰が霞んでしまったり、はっきりとみえない日の方が多かったです。

雨晴海岸から立山連峰がよく見えるのは12月から2月頃だそう。ピーンと張り詰めたような空気が澄んでいる冬時期が良いみたいです。
氷見のタクシーの運転手さんのお話では、「立山連峰がキレイに見えるのは年間でも80日くらいですよ。カメラマンの方は10日位留まって撮影してますよ」とのこと。
お世話になった民宿の方は、「毎年11月8日に剱岳のてっぺんから朝陽が昇りますよ。ダイヤモンド富士みたいに見えますよ」とおっしゃっていました。

富山では毎朝4時半頃に起きて、日の出を待ちました。日の出前、町も空も海も静寂に包まれたなかで淡く色づいていく風景が好きです。
刻々と表情を変えていく風景は眺めていて飽きることがありません。

雨晴海岸から見る富山湾はベタ凪。ほんとうに静かでした。【撮影】2018年4月30日/富山県高岡市

朝陽は立山連峰から昇ると思い込んでいましたが、今回は海と陸の境目から太陽があらわれました。
季節によって太陽の昇る位置が変わり、立山連峰から昇る朝陽は秋~冬のようです。

雨晴海岸から臨む朝日 【撮影】2018年4月30日/富山県高岡市

日の出がきれいに見えたのはこの日だけ。運良く見れてよかったです。
いつも夕陽ばかり追いかけてしまっていましたが、朝陽も素敵です。
雨晴海岸から見た朝日は、まるで夕陽みたいに橙色の大きな太陽でした。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

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