慶良間諸島国立公園・阿嘉島(あかじま)だより ~ ティラジャー(巻き貝)

那覇からちゅううがなびら。沖縄ジョートー市場店主みーかー(ミカ)です。
この時期、毎年恒例の週末1泊2日の阿嘉島(あかじま)通い。去った週末も行って来ました。
前回(2018年5月12日)は海に浸かるとまだ寒く感じましたが、今回は「おっ! そろそろ泳げるかも♪」という感じでした。

阿嘉島通いの目的は、帆掛サバニで座間味島から那覇まで海上を駆ける「サバニ帆漕レース」出場のためのサバニ練習です。
風力と人力のみを使って大海原を渡るレースは年に一度開催されます。第19回大会となる今年2018年は6月24日(日)開催。
私の所属しているサバニ・チーム「阿慶座美陽(あぎじゃびよう)」は拠点が阿嘉島。サバニも阿嘉島にあるので、練習は必然的に阿嘉島となります。

2018年5月19日撮影。阿嘉島の前浜。まるで7月のようなお天気でした。

土曜は梅雨とは思えない、夏のようなお天気でした。ですが、面白いことに場所によっては雲が多いんですよね。
慶留間島(げるまじま)方面は青空でも、座間味島(ざまみじま)方面は雲が多くて曇っていたり。島人の話では、「屋嘉比(やかび)の山で雲ができて、それがそのまま座間味に流れて来てるんだよ」とのこと。
慶良間諸島は4つの有人島(渡嘉敷島・座間味島・阿嘉島・慶留間島)をはじめとする大小30余りの島々と数多くの岩礁からなる島嶼群です。島々が密集する一帯なので、海流、風向き風力が複雑になりやすいようです。

ちょうど大潮だったので、阿嘉島のメンバーがティラジャーをたくさん獲ってきていました。しかもとっても立派なものです。
ティラジャーとは、巻き貝のことで、沖縄ではメジャーな貝です。ティラジャーを1つ見つけるとその周囲にいくつかかたまっているので、慣れるととても獲りやすい貝です。

獲ってから2~3日、海に浸けておいて砂抜き。

ティラジャーの身をとる作業。ひとつひとつ、手作業で身をとっていきます。おいしいものをいただくには手間暇がかかりますね。感謝。

ティラジャーはクセがあまりなくて、とても食べやすい貝。生きたままのティラジャーをさっと茹でます。そして手作業で一つ一つ貝から身を取っていきます。そのままお刺身で、バター炒めやキムチ炒め、土佐煮などがオススメです。マヨネーズをかけてトースターでチンするのもいいですよ。

ちょっとピンボケしてます。左上のピンクがかったのがティラジャーです。右はトコブシ、手前はマガイです。

ティラジャーは獲るのに道具も技術も必要ありませんが、トコブシやマガイは道具がないと獲れません。マガイをご存知の方は島人でもそう多くはなく、提供している飲食店はこれまで見たことがありません。
でも、ティラジャーは沖縄の飲食店で提供しているところもあるかな、と思います。機会ございましたらご賞味くださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。&今日もステキな一日を☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

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