2019年の「さんしんの日(三線の日)」は読谷村楚辺「赤犬子宮」へ

ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
七海(ななみ)こと、店主の安積(あさか)美加です。

早いもので平成最後の3月が始まりました。でーじなとーん(汗)
来る月曜3月4日は、「さんしんの日(三線の日)」です。
三線愛好家の方々はチムドンドンだはずね~。

さて、先日2019年2月27日(水)のことですが、お天気でしたので思い立って、沖縄市まで三線(さんしん)修理に出掛けました。
昨年末だったか、急いでいてうっかり大切な三線を倒してしまい、カラクイ(弦の張り具合を調整する糸巻き)を折ってしまっていたのです。

三線職人でもあり、民謡歌手でもある照屋政雄(てるや・まさお)先生。御年80歳です。

訪れた先は、御年80歳の三線職人でもあり、民謡歌手でもある照屋政雄(てるや・まさお)先生の三線屋さん。
漫談家とも言える政雄先生はとっても気さくでユーモアのある先生です。
三線に関するご相談、ご購入や修理、ウタのお話etc・・・、お気軽に訪れてみてください。

照屋政雄太鼓三線店
TEL:098-938-2394  〒904-0011 沖縄県沖縄市照屋5丁目1−6
営業時間:10時~19時  定休日:日曜(要相談で休日も営業可能)

三線屋さんの奥は、三線教室になっています。落下傘で使われている幅広の頑丈なロープに三線がたくさん! このアイディアいいなぁ~(#^.^#)

政雄先生に三線を直していただいた後、読谷村(よみたんそん)楚辺(そべ)にある「赤犬子(あかいんく)宮」へご一緒していただきました。
というのも、政雄先生は読谷村のご出身なので、赤犬子についてのお話を赤犬子で伺ってみたいと思ったのです。

「まだ行ったことがありません。いつか行ってみたいと思っていました」と、政雄先生のお弟子さんであるユイ(又吉佑衣)さんもご同行。ユイさんは初対面なのですが、ローカルCM「そば家鶴小(ちるぐぁー)」に出演されているので、あまり初めてという感じはしませんでした(笑) ユイさん、笑顔の素敵な感じの良い美童(みやらび)でした。o(^-^)o

赤犬子宮は、唄三線の始祖とされる「赤犬子」終焉の地。三線ヒチャーにとっては聖地とも言えます。
「さんしんの日」は、読谷村文化協会主催で、正午から奉納演奏と奉納舞踊が予定されています。

赤犬子宮奉納演奏会 読谷村文化協会主催
と き:平成31年(2019年)3月4日(月)「さんしんの日」正午
ところ:沖縄県読谷村楚辺「赤犬子宮」

午前11時から御願、リハーサル、正午から奉納演奏会だそうです。
約1時間の演奏会で、「かぎやで風」「恩納節」「こてぃ節」、舞踊「稲まづん」「天川」が奉納されるそうです。

どなたでも自由に見学・撮影できるそうですので、ぜひ七海も行ってみたいと思います。

今回、政雄先生にご同行いただいた「赤犬子宮」は、沖縄観光情報サイト『沖縄CLIP』の取材で訪れました。
赤犬子には伝説があり、書籍やwebでもご紹介されています。

<参照>  沖縄県読谷村楚辺公民館 赤犬子(あかいんこ)楚辺誌民族編より

政雄先生は読谷村上地(うえち)のご出身です。先生のお話では、「上地はもともとは楚辺で暮らしていた人たちがあがってきた地域」だそう。かつて、上地はサンシンヤー(三線屋)や三線ひちゃーが多く、先生の照屋一門はサンシンヤーがとても多かったそうです。
「いまはたくさんサンシンヤーがあって、いろんな人がやっているけれど、戦後までは三線屋は照屋ばかりだったよ」と政雄先生。
そんな三線職人を多く輩出された照屋一門に伝えられている赤犬子の伝承は七海が知っていたものと少しだけ違いました。

せっかくですので、沖縄CLIPでは、照屋政雄先生が教えてくださった読谷村上地の照屋一門に伝わる伝承をお届けしたいと思います。
沖縄CLIP上でご紹介できなかった”こぼれた部分”は、当ブログでお届けしたいと思います。
「赤犬子」のご紹介記事は、沖縄CLIPに3月15日掲載予定です。どうぞお楽しみに。o(^-^)o

 

今宵は、3月31日(日)に奉納される「じゅり馬まつり」の練習があるそう。
七海自身は踊りませんが、司会を務めさせていただきます。
なので、練習の見学に行ってみようかなぁと思っています。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
素敵な週末をお過ごしくださいね。

みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

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