【泡盛】メートルボックス@沖縄の泡盛酒造所にて

こんばんは☆
本日も「沖縄ジョートー市場」店主ブログ(ななろぐ)へお越しいただきありがとうございます♪ &いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただき誠にありがとうございます☆

ブログがなかなか綴れておらず、わっさいびーん(ごめんなさい)。
那覇から、七海(ななみ)こと「ねこ」こと、店主・ミカ(安積美加・ASAKA MIKA)です。
ヤンバルでは桜(寒緋桜)が見頃だそうで。行ってみたいけれど、泡盛の酒造所原稿に追われています。(>_<)

ブログをご期待いただいてくださってる方には申し訳ございませんが、、、
今後は「ブログ」というより、Twitterみたく、写真1枚とつぶやく感じで行かせていただきますー!m(_ _)m

次の写真、コレなーんだ!?
ご存知の方は、かなりの酒ツウだと思われます。

「メートルボックス」。沖縄県金武町にある泡盛酒造所「金武酒造(きんしゅぞう)」さんにて。

去った酒造所取材(金武酒造さん)で初めて知りました。こちらは「メートルボックス」という装置です。

メートルボックスは蒸留機とパイプでつながっていて、蒸留された泡盛(原酒)はすべてメートルボックスを通過していきます。
(ちなみに金武酒造さんには蒸留機が2種類あります。ひとつの蒸留機につき、ひとつのメートルボックスが付いているんですよ。)

メートルボックスで、蒸留されてきた泡盛のアルコール度数がわかるそうです。

メートルボックスのなかに浮かぶ酒精計(アルコール計)。沖縄県金武町にある泡盛酒造所「金武酒造(きんしゅぞう)」さんにて。

以下、ここからはググった内容になりまーす。

メートルボックスという装置のなかに浮かんでいるのは、酒精計(アルコール計)だそう。
簡単にいうと、水とアルコールの比重差を千等分した目盛を浮秤に印してあって、そこからアルコール度数がわかるみたい。
どこまで蒸留するか、蒸留を止めるタイミングは、このメートルボックスをチェックして決めているんだはず。たぶん。(← 確認しますっ!)

「酒精計」とググると、「国税庁規格型酒精計」「国税庁所定分析法に対応」なんて言葉が目に付きます。

泡盛酒造所を取材させていただいて感じたのは、酒造りにはものすごーーーーーく税務署が絡んでるなぁ!! と。
泡盛の製造において、使用する米の量やらアルコール度数やら、いろんなモノを事細かに帳簿につけて、税務署に提出しなければならないと知りました。
例えば酒蔵で誤って大量にお酒をこぼしてしまったら、それも課税されてしまったりするんだとか。。。

酒は大好きだし、泡盛はほんと魅力的だけど、つくるのは大変なんだなぁと、表には現れない作業やご苦労がいろいろとあるのだ、と知りました。
取材を通じて本当にイロイロと勉強させていただき、感謝☆感謝☆です。(*^-^*)

泡盛酒造所のタンク内です。タンクは「もろみタンク」「仕込タンク」と呼ばれたりもします。もろみが灰色なのは、泡盛は黒麹を使っているから。だはず。

酒造りってほんと大変そうだけど、面白そうだなぁ。

実際に作業しているところ、数日かけてでも、ぜんぶ見てみたいなぁ。
むしろ、もっと若ければ、やってみたかった。
宝くじが当たったら酒造所を買って or つくって酒造りしてみたいなぁ。
ととんでもない妄想してます(苦笑)。

あー! 泡盛の原稿を執筆していると、酒が飲みたくなるー。
飲みに行きたいよー!!

と胸内で叫びつつ、原稿に戻ります。

いま執筆中の泡盛の原稿は泡盛メディア『珠玉の島酒』に掲載されます。お楽しみに♪

今日もご愛読にふぇーでーびる☆ (*^-^*)

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

沖縄ではどこでも買えます。“あの世のお金”「ウチカビ」

ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)♪  (^-^)/
本日も沖縄ジョートー市場店主ブログへお越しいただき&いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただき、まことにありがとうございます☆
快晴の那覇から、七海(ななみ)こと「ねこ」こと、店主・ミカ(安積美加・ASAKA MIKA)です。
ふふふ。本日2度目の投稿です! ← 午前中少し眠気に襲われましたが、元気です!(笑)

先週2021年8月12日(木)の夜に見たニュースなのですが、「あぁ、沖縄らしいな~」と思ったニュースだったのでご紹介したいと思います。o(^-^)o

沖縄でお馴染みの「ウチカビ(打ち紙)」。
内地の方はあまり馴染みがないかな~と思われますウチカビは「あの世のお金」です。
「地獄の沙汰も金次第」ってところでしょうか?!(笑)

「あの世のお金」と言っても、とっても身近な存在で、スーパーやコンビニ、ホームセンター、商店など、沖縄県内だいたいどこにでも売っています。o(^-^)o
買ってきたウチカビは、お墓参りやお盆のときにお供えしてから燃やします。
ご先祖様があの世でお金に苦労されないようにと、現世から燃やしてあの世へウチカビを送るのです。
ちょっとユニークですよね。(^^)

『沖縄大百科事典』(沖縄タイムス社)によりますと、ウチカビ(紙銭)を焼いて先祖供養する中国の習俗が14世紀後半に沖縄に入ってきたことが起源だそうです。
ウチカビは、「ンチャビ」「アンジカビ」とも言うそうで、ウチカビを燃やす鉢(ボール)を「ンチャビバーチ」と言ったりします。

ちなみに、ウチカビは黄色いですが、神様にお供えするお金は白紙でつくられており「シルカビ」と言っています。o(^-^)o

そう言えば、15年くらい前にあるシージャから聞いた話です。
くぬシージャがお盆、確かウークイの夜、タクシーに乗ったときのこと。
タクシーから降りる際に、後部座席から支払いに「これでいいね~?」とウチカビを出したそうです。
「したらさ、運転手さんがでーじどぅまんぎっていたさ~」
とシージャがケタケタと笑って話されていたことをお盆になると思い出します。
あ、件のシージャはぜんぜんお元気な、いまも現世でご活躍中の方ですヨ(笑)

ウチカビにご興味ございましたら下記もどうぞ。

ウチカビとは直接関係はありませんが、下記は2010年、店主・美加(みーかー)が綴りました石垣島の旧盆「アンガマ」レポートです。(*^-^*)

お昼になってますます水平線がくっきりとしてきました。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆

さて、午後もがんばります。o(^-^)o

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。

みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆