2021年(令和3年)那覇市辻「じゅり馬まつり」中止のお知らせ

たびたびご案内しておりますが、改めてお知らせさせていただきます。

2021年(令和3年)那覇市辻「じゅり馬まつり」は(コロナ感染拡大防止策のため)中止です。

※「じゅり馬まつり」は、旧廿日正月神事(旧暦1月20日)後、毎年新暦3月最終日曜日に開催が予定されております。

昨年2020年は、辻、若狭、久米の旗頭もご参加いただく予定でとても楽しみにしておりましたが、コロナ禍で見送られました。
そして、大変残念ですが、今年も見送らざるを得ない状況との判断で、中止となりました。
来年2022年は華々しく、賑やかに開催できますよう祈っております。

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

那覇三大祭りのひとつだった昭和時代の「じゅり馬まつり」

ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)☆ (^-^)/
本日も沖縄ジョートー市場店主ブログへお越しいただきありがとうございます♪
&いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただき、まことにありがとうございます☆
雨の那覇から七海(ななみ)こと「ねこ」こと、店主・ミカ(安積美加・ASAKA MIKA)です。

残念なことに、2020年に続き、コロナ感染拡大防止のため、2021年の「じゅり馬まつり」も中止となりました。

かつて「じゅり馬まつり」は、「那覇大綱挽」と「那覇ハーリー」とともに、那覇の三大祭りとして人気を博しておりました。しかし、紆余曲折あって、現在は上江洲安明(うえず・あんめい)理事長の強い信念によって、一般財団法人辻新思会(つじしんしかい)が開催を続けております。

今日は、昭和時代の「じゅり馬まつり」がどんな立ち位置であったのかをご紹介したいと思います。


「じゅり馬まつり」は戦争で一時途絶えたものの、料亭「松乃下」の上原栄子(うえはら・えいこ)さんを中心に、辻の有志たちの熱意によって、1953年(昭和28年)3月5日に見事に復活しました。
この年は、戦禍に見舞われた波上宮の御本殿と社務所が再建されているのも、ねこ的には合縁を感じます。

昭和62年開催「那覇旧廿日正月祭り」(じゅり馬まつり)

昭和62年に開催された「那覇旧廿日正月祭り」(じゅり馬まつり)のパンフレットには、昭和62年は2月21日(土)・22日(日)の2日間にわたっての開催されていたことが記されています。
こちらのパンフレットから一部抜粋して、当時のじゅり馬まつりがどのような位置づけであったかをお届け致します。

那覇旧廿日正月祭り
■日時 昭和62年2月21日(土)・22日(日)
■場所 那覇市辻町
●主催 那覇旧廿日正月祭り実行委員
●後援 那覇市・那覇市観光協会・那覇商工会議所
●協賛 沖縄タイムス・琉球新報・NHK沖縄放送局・琉球放送・沖縄テレビ・ラジオ沖縄・FM沖縄(順不同)


那覇旧廿日正月祭り実行委員会会長・上地敏一氏『ごあいさつ』より一部抜粋
那覇旧廿日正月祭りにおいても企業のOLや女子学生達の積極的な参加により年とともに規模を拡大し名実ともに那覇の三大祭りとして、健全な市民の祭りとして定着してきたことを皆様方ともども喜びたいと思います。これからも内外に広く楽しめる要素を開拓し、古き良きものは残し、あわせて地域社会の発展と融和をはかり内容の充実した祭りに致したいと思います。

那覇市長・親泊康晴氏『祝辞』より一部抜粋
皆様方もよく御承知のとおりこの、「那覇旧廿日正月祭」は、三百有余年の伝統と歴史をもつ由緒ある祭りで、勇壮な「那覇大綱挽」や「那覇ハーリー」に対し、優美さ華麗さを代表する那覇の名物行事であります。
・・・本祭りは、那覇市の観光資源としても貴重な財産として観光振興に大きく貢献しているところであり、市といたしましても本祭りの継承発展のため協力してゆきたいと思います。

沖縄県知事・西銘順治氏『祝辞』より一部抜粋
那覇三大祭りの一つとして、長い間市民に親しまれてきた「じゅり馬まつり」が伝統行事のより一層の発展を期して、このたび名称を「那覇旧廿日正月祭り」と一新して、地域婦人会、子供会、商店街の方々の参加のもと新春最大のイベントとして開催されるに至りましたことは誠に喜ばしい限りであります。

那覇の三大祭りとして2日間にわたり、OLさんや女学生、子供会、婦人会も参加されて、これほど盛り上がっていた「じゅり馬まつり」。

それが、まことに、非常に、たいへん遺憾なことに、1989年(昭和64年/平成元年)以降、中止に追いやられてしまいました。
中止に追い込まれた要因は、ある女性たちを中心とした団体の猛反対だったと伺っています。(団体名や女性のお名前も伺っておりますがここでは伏せておきます。)

辻の創建は1672年。「じゅり馬まつり」が始まった年代は定かではありませんが、300年ほどの歴史を有するであろうと推定されています。
「じゅり馬まつり」反対派の方たちのこころの奥底には、かつて辻で暮らしていた「じゅり」と呼ばれた女性たちへの差別、偏見があると思われます。じゅりの本来の姿や、歴史、伝統を理解する前に、「臭いものには蓋をしろ」と言わんばかりに、「見て見ぬ振りをされている」と思えてなりません。

「じゅり馬まつり」を否定することは、歴史ある伝統行事の破壊、じゅりたちの存在を否定、無視することにほかなりませんから、とても、とても、残念です。

2000年2月27日(日)、財団法人辻新思会(つじしんしかい)によって復活を果たした「じゅり馬まつり」。
現在は、大変強い信念をお持ちの上江洲理事長を中心に財団(辻新思会)が開催を続けています。

ねこ的には昭和のように、地域の方々の参加と応援、那覇市・観光協会等の後援があった頃の「じゅり馬まつり」に復興できたらなぁ、と個人的に願っています。

そのためにも、辻のねーさん(じゅり)たちのこと、辻のことを少しずつでも、もっと広く、多くの方に知っていただけたら、と思っています。

今年は少しずつ、良い方向へ動き始めていると確信しています。
去った廿日正月神事の後、20年余り辻を研究されている方と再会できましたし、現在の辻自治会長さん(女性の方です)と偶然隣席となってお話することができ、「じゅり馬まつり」を応援しますとおっしゃってくださいました。

ビンシーの文字を見つけたことをきっかけに、ねこはこの一年、辻について重点的に、真剣に調査研究しようと思っています。
辻の情報をお持ちの方はぜひお知らせ頂けましたら幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。
今日もご愛読にふぇーでーびる☆

素敵な週末をお過ごしください☆o(^-^)o

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

那覇・辻村のふたつのビンシー ~ 小さな冒険のはじまり <辻のことを真剣に調査しようと思いはじめたきっかけ>

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那覇から七海(ななみ)こと「ねこ」こと、店主・ミカ(安積美加・ASAKA MIKA)です。

いよいよ来週に迫りました辻旧廿日正月神事。
今年は新暦のひな祭りにあたります。

昨日(2021年2月24日)は14時からムラヤーに集まって、神事の準備を行いました。
<辻旧廿日正月神事の準備>
・今後の予定について
・神事に必要な道具やウサギムン(お供え物)の確認
・神事の役割分担の確認
・お料理の確認
・御拝セットの準備
・拝所の確認

いつもは集合時間より早く行って、神事でまわる各拝所にご挨拶しているのですが、昨日は初めて15分ほど遅刻。
シージャ方ばかりのなか、一番下っ端のねこが遅刻してしまい恥ずかしかったー。(>_<)

辻御嶽の樹木が剪定中でした。
個人的には以前の樹々が鬱蒼とした雰囲気の方が好きだったのですが、
害虫や落ち葉、不法投棄(!)など、かなり残念な事象があるようで、致し方ないみたいです。
(信じられないことですが、御嶽に不法投棄やチリを捨てるなど、考えられないことをやってのける方たちがいるのです。本当に残念です。)

御嶽の変わり果てた風景を目の当たりにして、胸が痛かったのですが、
「良い風に考えましょう!」
とIさんが明るく言ってくださったので、少し救われました。
ほんと、ものは考えようですよね。(Iさん、ありがとうございます。)

辻村に伝わるふたつのビンシーが、辻のことを本気で調べようと思いはじめるきっかけに

ビンシーは、神事の際に用いる携帯用の御拝道具です。

辻には「上村渠(ウィンダカリ)」と「前村渠(メーンダカリ)」、ふたつの集落のビンシーが継承されています。

しかし、どちらのビンシーがどちらの集落のものか、判別がつかない状況だと聞いていました。
神事ではふたつのビンシーを並べて同時に御拝を行うのでわからなくても何とかなる、ということもあったでしょうし、
なにより、
戦争で多くの方が犠牲になり、何もかもがめちゃくちゃになってしまっていたので、うまく継承されなかったのかもしれません。

とてもよく研究された浅香怜子さんの『じゅり馬と辻村女の里(チージ)の研究』にもそのことが記されていました。
以下、浅香怜子さんの『じゅり馬と辻村女の里(チージ)の研究 第一集』(31頁)より抜粋させて頂きます。
———-
ビンシー(携帯式御願道具) 辻廿日正月祭り
大と小、二つの「ビンシー」が一緒に用いられたが、これは、かつての辻共同体に存在した二つの自治組織「上村渠(うぃんだかり)」と「前村渠(めんだかり)」の祭祀道具とされているが、それぞれどちらのものなのか、地元の当事者にも区別がつかなくなっている。
———-
浅香さんの解説には、「2006年の辻旧廿日正月祭り神事の御願廻りに使われたものである」とありますので、浅香さんが調査研究されていたであろう2006年時点ではわからなかったということでしょう。

浅香さんとはお会いしたことはありませんが、浅香さんの資料を拝見すると、いまから15年前、浅香さんがどれほど熱心に、ていねいに調査研究されていたのかがよくわかります。(浅香さんの資料は、辻に関する貴重な資料のひとつとして、ありがたく参考にさせていただいております。)

あれほど調査されて判明されなかったのだから、きっといまさらわからないだろう。
そう、思っていました。

それが、
辻に関わらせていただくようになって3度目の神事準備中のこと。
2021年2月12日(金)、初めて気づいたことがありました。

それは、
ビンシーのなかのある部品部の裏側(!)に小さな文字が記されていたことです。

年季の入ったビンシー、裏側に書かれた手書きの小さなひと文字。
あるところには「イ」、そして、あるところには「5」と書かれているように見えました。

まさかビンシーのなかに、そんな手書きの印があったなんて。思いもしませんでした。
なにせビンシーのなかの裏側なので、よくよくビンシーを眺める機会がないと、まったく気づきません。
が、
とある理由から、この日、ねこはビンシーをくまなくチェックしたのです。
ひっくり返してみたり、すべての部品部をていねいに確認したり、おそらく、ビンシーをくまなく、こんなに眺めたのは初めてのことだと思います。

そう、
理由がなければ、
ねこもあれほど細かくビンシーをチェックすることはなかったと思います。

手書きの文字を見つけた時は、とても驚きました。
と同時に、明るい気持ちになりました。

“いままでまったく気づかなかったことを気付かされた!”

意味もなく、村のビンシーに文字は記さないだろう。
きっと何らかの意味ある記号だはず。
きっとわかる人にはわかるはず。

ひょっとしたら、これは「調べなさい。調べてくれ」という意味なのかもしれない。

調べないといけないのかも。

いや、調べないと。

そんな気持ちに駆り立てられました。

信頼する(自身も御拝して歩いている)弟分に、ビンシーの裏に文字を見つけた経緯を含め、事細かに話をすると、
「あはー、それは“調べなさい”という意味だと思うよ」
と、同じ考えでした。

それから、ねこはひとり、県立図書館に通い詰めました。

10・10空襲を受けた辻は壊滅。辻の地形はすっかり変わっています。
ヒントを得ようと、戦前の辻の地図や、できる限りの資料を読み漁りました。
ほんのちょっぴり、謎解きしてるみたいで、ルパンだかコナンだかになったような気分でした。

※10・10空襲 ・・・ 1944年10月10日、米軍第三機動部隊空母から発進した艦載機が南西諸島全域を爆撃しました。

まず、そう簡単にはわからないだろう、と思っていたのですが、
意外なことに、まる一日、ひとり県立図書館で調べまくっていて、
「きっとこれだ!」
という自分なりの答えを導き出しました。

2021年2月19日(金)のことでした。

辻に関する書物や資料は意外とあります。

だから、
いまさらねこが調べることもないよね。
そう思い、
これまでは、すでに書かれている書籍や資料だけを読んでいました。

それが、
辻村のふたつのビンシーをきっかけに、
辻に関して、まだ知らされていないこと、知られていないことがあるのかもしれない。

確かに、ライターで取材させて頂いていてもそうだ!!

いつ、
どこで、
誰と。
どなたのお話を伺うのか。
誰がどのような質問をぶつけるのか。

取材するひと、取材されるひと、それぞれの考え方、感性、タイミングやご縁、
さまざまな要素で、取材でみえてくるものが違ってくるよね。

それに、
昨年、牛島中将を看取った苗さんも旅立たれてしまった。
(白いお骨壷には「令和2年6月7日卒 故 伊波ナベ 享年百一才」と記されていました。)
苗さんにいろいろなお話を伺いたかったのに。
コロナ禍で会えなかったのが悔やまれます。
みんないつかいなくなっちゃうんだよね。。。

ねこはねこなりの取材調査をすればいい。

そう気付かされました。

辻についてねこなりに、
自分の足と目と耳と手とアタマと感性と、
すべてを使って、真剣に調べてみよう。

その決意とともに、辻の各拝所にご挨拶しました。

「ご縁あって辻に関わらせて頂いております。
これから辻のことを真剣に調査研究していきたいと思います。
会うべきひと、会うべきもの、会うべきこと、会うべき場所へ、どうぞお導き、お守りください」

と。

 

 

そして、昨日(2021年2月24日)。

神事準備のあと、運良く、新思会(一般財団法人辻新思会)の上江洲安明理事長にお会いできたので、
辻村のビンシーについて、自分の謎解きを地図とともに説明し、理事長のご意見を伺いました。

「うん、うん。そうだね。私もそうだと思うよ。
独学でよく調べたね」

理事長の同意も得られてよかった。ほっと一安心。

そして、昨日ムラヤーにお集まりになったシージャ方にお話したように、
理事長にも自分の想いを伝えました。

「これから辻についていろんな方にお話を伺い、自分なりにいろいろと調べたいと思います。
なにかの際はご協力お願いいたします。
まずは、社長(理事長のことです)のお話もたくさん聞かせてください」

すると、理事長は
「うん、うん。それはすごくいいことですね。
おおいにやりなさい。応援しますよ。
私のところにはいつでも聞きにきていいからね。
知っていることは何でも話すから」
と笑顔でやさしく頷いてくださいました。

とまぁ、「辻を調べよう!」というねこの小さな冒険がはじまりました。

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、辻は、特別なところでした。

かつて、辻で暮らす女性は「じゅり」と呼ばれていました。
しかし、すべてのじゅりは唐(グソー=あの世)へ旅立たれ、「いまはもう誰もいない」と伺っています。

辻に関する取材は容易ではないかもしれません。

何ができるかわかりませんが、せっかくご縁をいただき、そう遠くはないところに暮らしていますから、
少しずつ、文献を調べることと並行して、いろいろな方に尋ねて歩いてみようと思っています。

まずは、今年も無事に神事を奉行できますように。

長くなりましたが、本日はねこの辻旅のプロローグを綴りました。
ビンシーの謎解きの答えは、またどこかで。

※2021年の「じゅり馬まつり」について
残念ながら今年もコロナの影響により、「じゅり馬まつり」は中止せざるを得ない状況です。
来年には、華々しく賑やかに開催できますように。。。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

辻「じゅり馬まつり」& 宮古島「なりやまあやぐまつり」2020年は中止決定

コロナ禍で大変なことになっております2020年。
まことに残念なお知らせをアナウンスさせていただきます。

那覇市辻の「じゅり馬まつり」2020年は中止

先日の一般財団法人辻新思会(つじしんしかい)の総会にて、2020年の「じゅり馬まつり」は中止することが決定いたしました。
2021年の「じゅり馬まつり」開催日程は現在未定ですが、開催日程が決まりましたらご案内させていただきます。

2021年の廿日正月神事は平時通り旧暦1月20日に奉行いたします。2021年は新暦で3月3日(水)にあたります。
コロナ自粛がはじまる前でしたので、神事は今年も無事奉行することが叶いました。
来年は神事と「じゅり馬まつり」、双方が奉行できますことを祈っております。

宮古島友利の「なりやまあやぐまつり」2020年は中止

昨日、宮古島友利(ともり)の「なりやまあやぐまつり実行委員会」の奥浜健(おくはま たけし)会長からご連絡を頂きました。

宮古島友利インギャーで毎年秋に開催されています「なりやまあやぐまつり」今年2020年は中止が決まりました。

宮古島を代表する民謡「なりやまあやぐ」発祥の地・友利とご縁をいただき、店主ミカは第10回から毎年、司会を務めさせていただいております。「今年は残念ながら中止することが総会で決まりました。来年はがんばろう!とみんな言っています。また来年どうぞよろしくお願いします」と健会長。

次の開催で、「なりやまあやぐまつり」は第15回を迎えます。
また来年、宮古島友利インギャーでお会いいたしましょう。(^-^)/

本日もご愛読にふぇーでーびたん☆
うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

那覇ライブ情報「churalink music session in Okinawa」2020年2月21日(金)

ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただきまことにありがとうございます。
曇り空のでーじ(とっても)ひーさん(寒い)那覇から七海(ななみ)こと「ねこ」の店主・ミカです。

旧正(2020年1月25日)は27℃超え、先週の旧廿日正月(2020年2月13日)も25℃超え。まるで夏!
だったのに、いまや12℃!! たった数日で10℃以上の寒暖差。まるでジェットコースター。
あまりにも寒いので、いまは暖房を入れています。

那覇も寒いですが、内地はもっと寒そうですね。
つい先程、テレビで、鳥取砂丘が雪で真っ白な中継が放送されていました。内地も大変そうですね!
みなさま、ご体調&外出時はくれぐれもお気をつけてくださいね。

さて表題です。
去ったブログでチラリとご紹介いたしました。
照屋政雄先生の愛弟子である桂さん主催のライブが、今週金曜、那覇の「Bar TAG」さんで開催されます。
お声掛けを頂き、桂さんの唄三線にバイオリンでセッション参加させて頂きます。
ライブは投げ銭Tips制で、バーチャージ500円+ドリンクオーダーです。
飛入りも大歓迎だそう!
音楽好きの方はぜひ遊びにいらしてくださいね!!o(^-^)o

那覇ライブ情報「churalink music session in Okinawa」
と き:2020年2月21日(金) OPEN 19:00/START 20:30
ところ:「Bar TAG」那覇市泉崎1-14-7 阮氏ビル 5F <TEL090-8290-8817>
バーチャージ:500円+ドリンクオーダー
ライブチャージ:Tips制(投げ銭)

☆ オカリナ奏者 Chi-na
本業はケアマネージャーで前職は介護福祉士。40歳を過ぎてから福祉の世界に飛び込み、そこでオカリナを独学で学んでデイサービスや老人ホームでのボランティア演奏活動を行なっています。その他、定期ライブやイベント出演多数。オカリナの癒しの音色をお届けします。

☆はっと(G&Vo.)
1996年、4人組ロックバンドSWAMPS(スワンプス)のボーカルとして音楽活動を開始。そのエンターテインメント性あふれるステージとハートフルな歌声で多くの支持を集める。バント活動と並行してソロとして湘南を拠点にライブ、音源制作、ラジオDJ、イベントオーガナイズ、音楽講師などマルチな活動を行い湘南の音楽シーンを牽引する存在となる。2015年、家族と共に沖縄に移住。現在は放課後児童クラブ支援員をしながらライブ活動を行なっています。

☆かつら(唄三線・三板)
関東圏の父方、関西圏の母方ともに歌舞音曲好きな家系のもとあまくま(あちらこちら)で育ち、沖縄唄三線音楽をきっかけに琉球文化諸々に魅了されコザ(沖縄市)にて7年間の移住生活後、架け橋となるべくイベント企画・演奏活動等、都心OL生活と並行しつつライフワークとする『ちゅらリンク』主宰

☆安積美加 あさかみか(Violin・唄三線)
琉球弧の島々に伝わるウタや民俗芸能・祭祀・歴史・伝統・文化がおもなフィールドワーク。
「全島しまうた交流会in久米島」をはじめ、さまざまなスタイルでイベントを企画・運営。
司会、ライター、沖縄ジョートー市場店主など複数のカオをもつ、音と酒と海をこよなく愛する自由人。

ぶっつけ本番セッションです。
桂さんの音楽仲間のみなさまとご一緒させて頂きます。
お気軽に遊びにいらしてくださいね。\(^o^)/

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

<しーぶん(オマケ)>


バイオリンを弾いている最近の写真はないので、手元にあるなかから。です(笑)
たぶん小学校5年か6年だはず~。

2020年(令和2年)「辻廿日正月神事」&「じゅり馬まつり(※延期)」日程

ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただきまことにありがとうございます。
那覇から七海(ななみ)こと「ねこ」の店主・ミカです。

来年2020年の那覇市「辻廿日正月神事」の日程についてお問合せを頂きましたので、来年の日程をご案内いたします。
辻廿日正月神事は旧暦通り(旧1月20日)に奉納いたします。

辻廿日正月神事 2020年2月13日(木)

※ご参考までに下記をどうぞ
平成最後の、平成31年(2019年)那覇市辻「旧廿日正月」神事と「花街・辻」

 

じゅり馬まつり 2020年3月29日(日)※延期です!

新型コロナウイルスにより、2020年3月29日(日)開催予定の「じゅり馬まつり」は延期となりました。
(延期日程は未定です。)

2019年じゅり馬まつりプログラム
2019年じゅり馬まつりのようす

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■ お問合せ先(辻廿日正月神事・じゅり馬まつりについてのお問合せ先は下記へ)
一般財団法人辻新思会(イッパンザイダンホウジンツジシンシカイ)
〒900-0037 沖縄県那覇市辻2丁目8番7号
TEL:098-863-1212
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神事、じゅり馬まつり、ともに詳細が決まり次第お知らせして参ります。

2020年も滞りなく奉納できますように。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

12月8日(日)感謝イベント「赤嶺たまご屋のお楽しみ会」@サンライズなは商店街

ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただきまことにありがとうございます。
冷たい雨の降る那覇から七海(ななみ)こと「ねこ」の店主・ミカです。
那覇の現在気温17.0℃、北北東の風5.0m/s、湿度93%。やっと沖縄にも冬がやってきました。
※以下、写真はすべて昨日になります。

昨日の夕方、イベントの打合せでひさびさに開南(かいなん)方面へ行きました。
商店街や農連市場の近くにある「開南」バス停には、トックリキワタがピンク色の花をいっぱい咲かせていました♪o(^-^)o

ちなみに、バス停「開南」には、市内線4本、市外線27本のバス路線が通っているそう(平成30年)。
バス停「開南」の乗降者数は、沖縄県内バス停でなんと第3位! ←こんなに多いとは! いま調べて初めて知りました(笑)
ちなみに、県内バス停乗降車数1位は「県庁北口」、2位は「那覇バスターミナル」だそうです。
【出典】『まちなか商店街再⽣プロジェクト推進事業報告書』平成30年3月発行/那覇市経済観光部 なはまちなか振興課
(沖縄本島路線バス利用促進方策検討に向けた調査報告書/平成26年3月沖縄県第3章)


今回はじめてお手伝いさせていただくのは、開南交差点のすぐ近くにあるアーケード型の「サンライズなは商店街(新栄通り商店街)」にある「赤嶺たまご屋」さんのイベントです。

「たまご屋さんが開催されるお客様への感謝イベント」だと伺っていたのですが、内容を知ってびっくり。
子どもエイサーに、獅子舞、琉舞、空手演武、寸劇、民謡ショーなどなど、多彩な演目です。

「赤嶺たまご屋のお楽しみ会」@サンライズなは商店街
と き:2019年12月8日(日)13時~(況次第で13時前からスタートする場合もございます)
ところ:サンライズなは商店街「赤嶺たまご屋」前(那覇市松尾1-2-24)開南から商店街に入ってゆるい下り坂を歩いてきてください。
趣 旨:令和元年年末にかけてお客様に感謝を込めて「たまごや~」がお届けする催し物です。
主 催:赤嶺たまご屋 ※竹を割ったような気性のカッコいい女将さんです♪
演 目:子どもエイサー、獅子舞、琉球舞踊、日本舞踊、太極拳、空手演舞、歌劇、民謡ショー
備 考:12時頃から椅子40席ほど並べる予定だそう。最後はカチャーシーで賑やかに締めくくります。無料です。
お時間ございます方はお気軽に遊びにいらしてくださいね!!\(^o^)/

初対面のたまごや~の女将さんは、明るくて気さくで、竹を割ったような性分。とても面倒見の良い、人と人のコミュニケーションを大切にしている商店街のねーねーと言った感じ。
露天風になっている店先には老若男女いろんな方が、ゆで卵やたまご、もやしを買いに立ち寄られます。お客様と女将さんのやり取りを眺めていると、むかし懐かしい風景のように感じました (^-^)

日曜日、どんなイベントになりますか、とても愉しみです。
たまご屋さんの女将さんが、「どうしたらお客様に楽しんでもらえるか。喜んでいただけるか」を腐心して開催される盛りだくさんのイベント。
女将さんのお人柄によって、琉舞の先生方をはじめ多くの方のご協力で成り立つから、「ステキなイベントになるに違いない!」と期待しています。
(あ、忘れていました。今回のイベントは司会としてお手伝いさせていただきます。)
お時間ございます方はぜひお気軽にお立ち寄りくださいね♪

今宵の七海は、東町「大城美佐子の店 島思い」でお待ちしております。o(^-^)o
※令和元年12月は毎週木曜日(12/5、12/12、12/19、12/26)、「島思い」に出勤しております。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

司会ミカが綴る「第14回なりやまあやぐまつり」リポート

ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただきまことにありがとうございます。
那覇から七海(ななみ)こと店主・ミカです。
途中カキカキしながら、早いものでもう10月24日になってしましました(汗)

今年も司会を務めさせていただきましたので写真は少しですが、2019年10月13日(日)に宮古島友利インギャーで開催されました「第14回なりやまあやぐまつり」リポートをダイジェストでお届け致します。

2019年10月13日(日)開催

7:00~ 安全祈願祭 & 8:00~ なりやまあやぐ奉納

今年も朝7時からの安全祈願祭、8時からの「なりやまあやぐ」奉納にも参加させていただきました。
安全祈願祭についてはこちらをご覧ください。

16:00~ 演奏披露 ・・・ 渡久山徹民謡研究所・川満健功民謡研究所

渡久山徹民謡研究所のみなさまと。今年はサバニに釣り人が乗っています!(笑)

当日の予選終了後、本選開始時間まで時間的に余裕があります。会場へお越しいただいているみなさまに少しでもお楽しみいただけましたら、との想いで、初の試みとして、16時から宮古島の2つの民謡研究所、渡久山徹(とくやま とおる)民謡研究所と川満健功(かわみつ けんこう)民謡研究所のみなさまによる演奏披露がありました。
渡久山徹先生も川満健功先生も「なりやまあやぐまつり」審査員の先生方です。徹先生はおもに沖縄民謡を中心に、健功先生は宮古民謡を中心に演奏。
「今日は囃子の女性が参加できないのでミカさん囃子手伝って」と徹先生からご依頼をいただき、七海は徹先生の演奏の際に囃子&モーヤーとして参加させていただきました。演奏される5曲がたまたま知っている曲ばかりでしたので、ぶっつけ本番。みなさまと楽しいひとときを過ごさせていただきました。o(^-^)o

17:00~ 座開き(獅子舞) ・・・ 友利獅子舞保存会

「なりやまあやぐまつり本選」は17時からの友利獅子舞保存会による座開き(獅子舞)によって幕を開けます。

宮古島市指定無形民俗文化財「友利獅子舞」
獅子の起源については不明だが、古老の話によれば、約250年の歴史があるという。昔は疫病、火事、旱魃等がおこるとすべて悪霊の仕業であると思い、村人達は総出で三尺程の棒を持ち、獅子を先頭に道端の石垣や草木を叩ながら部落内の道を隈なく廻った、と伝えている。1830年頃から災害の発生しやすい夏8月頃に魔除け、厄払い、無病息災、五穀豊穣の祭りとして 獅子舞を一年越しに行う様になり、現在に伝承されている。
友利の獅子舞は最初に法螺の合図で始まる。鉦(4~5人)、アラスグナ(煽役)2人によってマキャーブドス゜(巻円舞)を3番程度踊る。次に獅子舞に移り、寝ている獅子お誘い出して煽る。さらマキャーブドス゜を3番程度踊り、再び獅子舞いに移る。最初に歌を1番だけ歌い踊り終了する。
【引用】宮古島市役所公式HPより

なりやま宣言 ・・・ 友利部落子ども会

友利部落子ども会による「なりやま宣言」。子どもたちが元気よく立派に宣言してくれました。

※ 沖縄県内において部落とは、集落、地区という意味で、差別的な意味や意図は一切なく、いま現在もごくふつうに使われています。

【第14回なりやまあやぐまつり審査員】
・宮古民謡協会 会長 砂川広之(すながわ ひろゆき)様
・宮古民謡保存協会 会長 喜屋武稔(きゃん みのる)様
・琉球古典音楽野村流保存会宮古島支部 砂川幸喜(すながわ こうき)様
・渡久山徹民謡研究所 代表 渡久山徹(とくやま とおる)様
・なりやまあやぐまつり実行委員会 下地淳徳(しもじ じゅんとく)様

審査員の先生方、予選から本選まで長時間の審査、本当にお疲れさまでした。今年もありがとうございました。

また、協賛企業のみなさま、多大なるご協力まことにありがとうございます。

17:30~ 子どもの部

今年は子どもの部に5名が参加。みなさん力いっぱい堂々と唄われていました。

18:00~ エイサー ・・・ ニライカナイ(ちびっこらんど)

すっかり見惚れていて写真がありませんが、学童クラブ「ちびっこらんど」のみなさんによるエイサー団体「ニライカナイミャーク」も力いっぱいの演舞を披露。創作エイサーで大いに盛り上げてくださいました。ありがとうございました!o(^-^)o

みるく口説 ・・・ 友利獅子舞保存会

1940年頃、友利集落で集落繁栄の願いを込めて生み出された友利の「みるく口説」はテレビなどの娯楽が普及するとともに衰退していましたが、2006年の「なりやまあやぐまつり」で27年振りに復活しました。

会長挨拶 & 市長挨拶

なりやまあやぐまつり実行委員会会長・奥浜健(おくはま たけし)あいさつ
下地敏彦宮古島市長あいさつ(代読:宮古島市教育委員会 宮國博教育長)

18:30~ 一般の部

一般の部は宮古島以外の沖縄県内7市町村から10人、県外から19人、計79人(男35人、女43人)が参加されました。

今年は前半10名、後半10名に分かれ、その間ゲストにご出演いただきました。

ゲスト ・・・ サクソフォーン&宮古民謡

ゲスト・平良史子さんによるサクソフォーン演奏。
サックスで宮古民謡?? どんなふうになるのかまったく想像できませんでしたが、聴いてみてびっくり。インギャーの海辺に広がるやさしく豊かな音色。その場の空気が洗練された都会的な感じにガラッと変わり、これまでと違った雰囲気に。とてもステキでした。個人的には「ばんがむり」と「なりやまあやぐ」がとくに良かったです。

後半10名に唄っていただいた後、3名のゲストに宮古民謡をご披露いただきました。
みなさま、さすがの貫禄。朗々とした気持ちの良い唄声がインギャーに響き渡りました。

「伊良部トーガニ」
・・・ 第19回伊良部トーガニ シニア部門最優秀賞 下地洋一郎(しもじ よういちろう)

「とうがにあやぐ」
・・・ 第10回なりやまあやぐ大会グランドチャンピオン & 第5回とうがにあやぐ大会優勝 亀川貴敏(かめかわ きびん)

「なりやまあやぐ」
・・・ 第13回なりやまあやぐ大会 なりやまあやぐ大賞 漢那林(かんな はやし)

第14回なりやまあやぐまつり結果発表

【一般の部】
なりやまあやぐ大賞=砂川奈々夏(すなかわ ななか)
金志川賞=奥平乙斗(おくひら いっと)
インムギャー賞=砂川葵(すなかわ あおい)
あま井賞=花城静香(はなしろ しずか)
元島賞=砂川彩香(すなかわ あやか)

【子どもの部】
御神山(ウガンヤマ)賞=友利仁哉(ともり ひとや)
2位=仲里奏音(なかざと かのん)
3位=菊川可憐(きくがわ かれん)

受賞者のみまさま、おめでとうございます☆
みなさん、晴れやかないい笑顔です。
子どもの部のみなさん、大きくなったらぜひ一般の部にもチャレンジしてくださいね。

21:00~ 花火打ち上げ・閉会

野外のため、いつもお天気が心配の「なりやまあやぐまつり」。
4時間あまりという長時間におよぶ「なりやまあやぐまつり」。
司会者としては、みなさまと一緒にこの花火を眺められる瞬間が、「今年も無事に終えられた」とほっとする一番幸せな時間です。

今年も多くの方にご参加&ご来場いただきまことにありがとうございました。
協賛企業の皆様、ボランティアの皆様、海上特設ステージ設営から撤収まで力仕事で助けていただいた自衛隊のみなさま、こころより御礼申し上げます。ありがとうございました。
そして、なりやまあやぐまつり実行委員会&友利部落のみなさま、本当にお疲れさまでした。
「なりやまあやぐまつり」に携わってくださったみなさま、いっぺーにふぇーでーびたん☆
また来年、「第15回なりやまあやぐまつり」でお会いいたしましょう。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

宮古島友利「なりやまあやぐまつり」安全祈願祭 ~ 宮古島の御拝

沖縄県は宮古島(みやこじま)の友利(ともり)部落。
宮古島を代表する宮古民謡「なりやまあやぐ」取材がご縁となって、「なりやまあやぐ」発祥の地・友利のみなさまと仲良くさせていただくようになりました。

友利インギャーで毎年開催される「なりやまあやぐまつり」。
第10回から毎年、司会を仰せつかるようになり、さらに友利が身近に感じられるようになりました。

「なりやまあやぐまつり」当日は毎年、朝7時から「安全祈願祭」が執り行われます。
※午前7時前に公民館(友利集落センター)にお越し頂けましたらそのようすをご覧いただけます。

安全祈願祭でまわる拝所(はいしょ)や宮古の神事についてぴっちゃがま(少し)、なりやまあやぐまつり実行委員会会長・奥浜健(おくはま たけし)さんから習ったことを備忘録として綴りたいと思います。

「なりやまあやぐまつり」の安全祈願祭では、次の5ヶ所に祈りを捧げています。

※御拝(うがみ)の作法は地域や人によって違います。
こちらでご紹介している拝所は問題ないかと思いますが、
※立入りを禁じている拝所、御嶽(うたき)もありますのでご注意ください。

(1)友利部落の火ヌ神

以前は公民館のなか(台所)にあったそうですが、昭和54年頃、最後の司(ツカサ)から了解をいただき、公民館とは別に神屋をつくったそうです。(外観は撮るの忘れてたみたい。)

真ん中に「泡盛」を置いて、挟むように「水」と「お茶」、三段のお餅、お米、お塩、煮干しをお供えされていました。泡盛は真ん中に置く決まりだそうです。
「宮古では、米は島尻(しまじり)と一部の地域でしかとれませんでした。この辺りは粟(あわ)しかとれなかったので、むかしは粟をお供えしていましたよ」と健さん。

(2)金志川金盛(きんすきゃーかなもり)

 

 

金志川豊見親(きんすきゃーとぅゆみゃ)一帯の拝所。左奥が長男・金盛(かなもり)、手前真ん中が次男・那喜太知(なきたつ)、右奥がお母さんを祀っていると習いました。城辺(ぐすくべ)地域を治めていた首長・金志川豊見親とは、次男・那喜太知のことです。

(3)ツブガームトゥ御嶽

インギャーの海から「なりやま屋」に向かって右手奥にあります「ツブガームトゥ御嶽」。航海安全の拝所だそうです。
「本来は女性がするんだけどね。来年からはミカさんがやる?」と冗談を言いつつ、今年も実行委員会の男性たちによって御拝が進められました。

(4)「なりやまあやぐまつり」舞台

年に一度、この日のためだけに設営される海上特設ステージ。舞台に向かって安全祈願を捧げます。

(5)「なりやまあやぐ」歌碑

歌碑の裏側、南東にお供え。太陽に向かって御拝をされました。
このあと午前8時からは「なりやまあやぐ」歌碑の前で、有志による「なりやまあやぐ」が奉納されます。
「なりやまあやぐ」がお好きな方、三線をお持ちの方はどうぞお気軽にご参加くださいね。

「なりやまあやぐまつり」の安全祈願祭でまわるのは以上の5ヶ所です。

ンニマムトゥ/嶺間御嶽(ンニマウタキ)

「公民館の敷地内にあって最初に御拝を行う神屋(拝所)は、部落を護る神様なのでしょうか?」と尋ねてみたところ、「そうとも言えますが、正確にはあそこは火ヌ神です。まつりの朝、御拝のあとで行った畑があるでしょう。あそこから少し下ったところに、友利発祥の地とされる御嶽がありますよ。ほかの部落の人たちが拝みに来るのは、おそらくあそこが一番多いでしょうね」と健さん。

安全祈願祭のあと健さんに案内していただいた畑から少し下ったところだとおっしゃったので、すぐにピンと来ました。もし、その畑に行っていなければ、ひとりでは辿り着くのがちょっと難しそうな場所です。今回、奇しくもこちらの御嶽を知ることができて感謝です。大好きな友利、いつもお世話になっている友利の発祥とされる御嶽ですから、那覇に帰る直前、駆け足でご挨拶をしてきました。

ンニマウタキの場所をGoogle Mapsでご紹介しようと思ったのですが、うまく行かず。
現時点ではGoogle Mapsに登録されていませんでしたので、登録してみました。が、反映されるまで時間がかかりそうですので、下記マップをご参考にどうぞ。ンニマムトゥ(ンニマウタキ)は、下記マップの右上です。

ンニマウタキの入口には案内板があります。

入口がいかにも御嶽らしい感じです。

宮古島の御拝 ~ 御香について

今年(2019年)、那覇市辻の廿日正月神事にはじめて携わらせていただくことになり、他島(他の地域)の神事はどのように行っていらっしゃるのか、これまで以上に気になるようになりました。

安全祈願祭の最中はいっしょに祈念することに集中していましたので、さほど気にしていませんでしたが、こうして後日まとめてみると、「あ、御香が違うな」と改めて気になりました。

※御拝(うがみ)の作法は地域や人によって違います。

宮古島友利の健さんに念のため確認いたしたく、お電話して教えていただきました。
「なりやまの安全祈願祭のときにお供えする御香はヒラウコー(平御香)ではなく、丸香でしたよね?」
「はい。そうですよ」
「何本ですか?」
「丸香一束(一締)ですね」
「それって何本入っているのでしょうか?」
「ちょっとわからないなぁ(苦笑)」

健さんによりますと、宮古島は基本的には丸香だそうで、友利もずっと丸香なのだとか。
「むかし宮古にはヒラウコーはなかったよ。自分が子どものときはなかったからね。宮古はもともとは丸香なんだけど、コストのためなのか理由はわからないけど、丸香をつくるところが減っていて、最近ではほとんどがヒラウコーになっているね」と健さん。
宮古では、丸香3本を一組としているそう。なので、6本一組のヒラウコーを用いる場合は半分に割って使うそう。

「部落で一昼夜ねないでやる部落ニガイがあるのだけど、そのときは部落の戸数掛けることの3本×3本の9本でやります。もともとは各家庭から自分のところの御香を出してもらっていたけれど、高齢化になってきたので、一年分まとめて代金をもらってまとめて購入してやってます」とのこと。

神事や御拝のときにお供えする御香の本数をたいへん気にされる方もいらっしゃいますし、御香に着眼点を置いて調べてみるのも奥が深そうで、興味深いです。
まったくの余談ですが、早く燃えるところやゆっくりと燃えるところと、ヒラウコーは製造するところによって燃え方に多少違いがあるようです。

「実は、今年から那覇市辻の廿日正月神事に携わらせていただくようになりましたので、ほかの地域はどのようにされているのかなぁと気になりまして」と切り出すと、「うちは廿日正月はやってないねぇ。宮古で廿日正月をやっているのはヒガ部落だけだと思いますよ。ここは士族と平民の対立があったのですが、和解を記念して廿日正月を毎年やっていると聞いています」と健さん談。
来年も辻の廿日正月神事のお手伝いをさせていただきますので、当日伺うことは叶いませんが、いつか比嘉部落の廿日正月について部落の方からお話を伺えたらいいなぁと思います。

謙虚な気持ちと感謝のこころを忘れることなく、少しでもみなさまのお役に立てれば幸い。な七海ことミカでした。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

司会が綴る宮古島「第14回なりやまあやぐまつり」だより

ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただきまことにありがとうございます。
那覇から七海(ななみ)ことミカです。

発生当初は思いっきり沖縄に向かう予想だった台風19号。
みんなの念力で東に曲げて、沖縄はなんとか暴風圏に入らなさそうです。
ただ、このままもっともっと東にそれて、内地にも行かないように願います。
沖縄は台風に慣れていますし、建物も台風襲来を考えてつくられています。
が、千葉県の大変な被害状況からすると、内地は強烈な台風を想定していない造りになっているのかなぁと、心配です。
ほんとうに被害が出ないよう祈るばかりです。

昨年2018年、御願山から見下ろすのなりやまあやぐまつり会場のようすです。御願山からの眺め(この写真と反対側)は絶景です。ぜひ明るい時間に登ってみてください。

今週日曜に迫りました「第14回なりやまあやぐまつり」。
先程、宮古島と電話で話しました。海に浸かり、重機を使って造られる海上特設ステージは、明日から設営に入るそうです。

※昨年2018年「第13回なりやまあやぐまつり」のようす

2019年10月13日(日)開催の「第14回なりやまあやぐまつり」プログラムの一部です。

今年は予選会が午前10時からです。
また16時からは、これまで審査員を務めていらした先生方の研究所による民謡コーナーもお目見えです。
上記プログラムでは17:30から司会バトンタッチと読み取れますが、今年も17時から黒澤さんとミカのふたりで司会を務めさせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。o(^-^)o

昨夜、「公民館で飲んでます笑笑 今回のデザインです!」と言って青年会が写メを送ってくれました。なりやまあやぐまつりのTシャツです。黄色のTシャツは参加者の方に手渡されるそうです。
「なりやまあやぐまつり」のためだけに、毎年年に一度だけ現れる海上特設ステージ。背後から御願山が見守るこの特別なステージに憧れる方は多く、過去に唄ったことがある方も、「またあのステージで唄いたい」と思うそうですよ。

七海は前日の土曜から宮古島入りします。
今年も無事に開催できますように。内地からご参加の方も無事にご参加いただけますように。


今年も花火が上がります。
御願山に反響する大きな音、間近で美しく夜空を彩る光。
会場のみなさまと「なりやまあやぐまつり」を締めくくる花火を眺めるたび、「今年も無事に開催できたなぁ」と安堵感に胸を撫で下ろし、感無量となっています。
それでは日曜日、宮古島友利インギャーでお会いいたしましょう。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆