【農園だより】沖縄のケンちゃんマンゴー農園@2025年6月

2025年6月23日(月)ケンちゃんマンゴー農園

2025年6月23日(月)午前10時30分。晴れ。
早くに梅雨明けした沖縄は夏真っ盛り。
沖縄本島の東海岸、山の中腹にある「ケンちゃんマンゴー農園」を訪れました。

沖縄の太陽とほんの少しのお守りで育ったマンゴー

「ケンちゃんのお守りマンゴー」は、沖縄の太陽とほんの少しの「お守り」で育ったマンゴー。

「限りなく無農薬に近く」を信条にマンゴーを育てて15年のケンちゃん。

病気や害虫からマンゴーを守るために最小限の「お守り」として必要に応じて消毒を行います。

そのため、ケンちゃんのマンゴーはのびのびと自然に近い環境で育っています。

ケンちゃんのお守りマンゴーが濃厚で美味しい5つの理由

ケンちゃんのマンゴーハウスは沖縄本島東海岸の山の中腹にあります。
赤土であることはもちろん、朝日の光が当たる、寒暖差が激しいという条件は美味しいマンゴーが育つ好条件なのです。

濃厚な味わいのケンちゃんのお守りマンゴー♪
「ケンちゃんのお守りマンゴー」が美味しい5つの理由

  1. エネルギーに満ちた朝日から当たる日当たりの良さ
  2. マンゴーの栽培に適した赤土
  3. ハウスが山の中腹にあるので、朝晩は涼しく日中は太陽が近くて暑い。寒暖差が激しいから美味しいマンゴーが育ちます
  4. すべてのマンゴーに日が当たるよう1つ1つのマンゴーをていねいに釣り上げています
  5. 手間暇かけて、必要最小限の「お守り」(消毒)だけ行い、愛情いっぱいにマンゴーを育てています。

なぜ寒暖差があるとフルーツは美味しくなるの??

「フルーツは寒暖差がある方が甘くて美味しくなる」と聞いたことはありませんか?

その理由はこのような仕組みです。

  1.  昼にたくさん光合成 → 甘みのもと「糖」が増える
    日中は太陽の光で光合成が活発になり、果物の中に糖分(甘み)がどんどん作られます。
  2. 夜が涼しいと糖を使いにくい → 甘みが残る
    夜が涼しいと植物の呼吸(エネルギー消費)が抑えられて、昼に作った糖が果実の中にそのまま残りやすくなります。
  3. 緊張と休息のリズム → 果実がしまって濃い味に
    昼と夜の差があると、植物が「昼はがんばる・夜は休む」のメリハリをつけるようになります。
    このおかげで実が引き締まり、味が濃くなる傾向があります。

つまり、「日中の暑さで甘みを作り、夜の涼しさでその甘みをキープ」できるのが、寒暖差の効果なんですね。

ケンちゃんのマンゴーハウスは沖縄本島東海岸の山の中腹に位置します。
東側なのでエネルギーいっぱいの朝陽から浴びるし、山間部なので朝晩は涼しいと、まさに美味しいマンゴーづくりに適した環境なんですね。

2025年のケンちゃんマンゴーの出来栄えとお届け期間見込み

  • [出荷数量見込み]  例年より少なく、2トンくらいの見込み。
    マンゴーの花はたくさん咲きました。でも、結実しているマンゴーは、15年やってきて一番少ないそうです。
  • [お届け期間の見込み] 7月中旬頃~7月いっぱいの見込み。
    今年の3月~4月が例年よりかなり冷え込みました。そのため例年より収穫開始がゆっくりになりそうです。
  • [ケンちゃんのお守りマンゴーのお味] 数量は少なくとも、味の方はいつも通りとケンちゃんは予想。
    梅雨明けが早く、雨が少なかったため、ひょっとしたら例年以上に凝縮された味わいになるかもしれません。

次回は収穫がはじまりそうな7月10日前後にケンちゃんマンゴー農園に伺う予定です。
お楽しみ。(^-^)/

最後までご覧いただきにふぇーでーびる(ありがとうございます)。