ハイタイ! ちゅううがなびら。
早いもので3月です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
本日は曇り空の冬の那覇からミカです。
3月2日の那覇は、気温が25~26℃もある夏日! クーラーを入れるほど暑かった~。
やしが、今日は15℃。暖房いれるくらいひーさん(寒い)。
3月ってこんなに寒暖差激しかった? と思うほどですが、変わらず元気に飲んでいます。
朝がとっても苦手なのですが、、、
今年から那覇市内の小学校で、朝の始業前の「読み聞かせ」ボランティアに行きはじめました。
「読み聞かせボランティア」2回目の備忘録です。
読み聞かせボランティア備忘録(2)絵本を準備
一昨日(2025年3月5日)、前回と同じ那覇市内の小学校へ、2回目となる「読み聞かせボランティア」に伺いました。
「当日の朝、学校に到着してから、今日はどの学年の担当になるかわかる」
という、実におおらかな、ゆる~い感じのボランティアです。
読み聞かせの持ち時間は10分~15分弱。
ゆる~いかわりに、どの学年が当たっても良いように本を準備しておくことが必要です。
「明日はどの学年が担当になっても困らないよう小学校低学年・中学年・高学年と3冊の絵本を用意していこう!」と思い、前日の火曜日、雨のなか図書館で絵本を借りてきました。

中身を確認する余裕がなく、ネットで絵本のタイトルと口コミをみて& 自分の興味で、中学年には「地球をほる」をチョイス。
夜になって、絵本「地球をほる」を初めて開いて読み進めていくと・・・
後半、まさかの英語!!
あいえなー!
うりひゃー!
あきさみよー!
どぅまんぎったー!!(汗)
小学校の読み聞かせと侮るなかれ。
です。
ほんと、勉強になります(笑)
前回(乾隆の大津波に纏わる沖縄の民話)の振り返り
さて、ボランティア当日の朝、小学校にて。
「今日はミカさんは中学年か高学年だね。前回は6年生だったから、今日は3・4年生がいいんじゃない?」と言っていただきました。
が、「前回と同様に6年生がいいです」と6年生の教室へ向かいました。
というのも、前回の読み聞かせは、1771年に先島を襲った「明和の大津波(乾隆の大津波)」に纏わる石垣島の民話で、私にとって初めての読み聞かせ。
なので、朝から少し重いかな? 絵はなくて朗読だったし、聴いてくれた子どもたちは(つまんなかったのか、重かったのか、難しかったのか、面白かったのか)どう感じたのかな? と気になっていました。
加えて、今回は卒業にふさわしい絵本を届けたいなと思ったからです。
詳細は割愛しますが、教室の入口で、児童のひとりに、「読み聞かせ、みんな聞きたいかな? 訊いてみてくれる?」というと、「読み聞かせききたいひとー?!」と大きな声で問いかけ。すると、「聞きたーい!」という声がいくつか聞こえてきました。(よかったー。)
「それでは少しお時間くださいね」と、教室へ入って自己紹介&ゆんたく。
「前回のお話を覚えていますか?」と尋ねると、意外や、真っ先に「おもしろかったー!」と言う声が聞こえて、ほっとしました。
子どもたちとユンタクしながら、前回のメッセージ、「命どぅ宝」と「大地震が来たら高いところへ逃げる」の2点を思い出していただきました。
小学校6年生・卒業生に送る絵本
前回は、実際に起きた甚大な自然災害・大津波に纏わる「人魚」がでてくる石垣島の民話でした。
今回の「ぼちぼちいこか」は、アメリカの絵本で、「カバ」が主役。
日本語訳は関西弁。
いろんな職業にチャレンジするけれど、失敗ばかりのカバさんのお話です。
読み終えてから、
「この絵本はいまから30年以上前、私が高校生の頃、卒業式の日に物理の先生からプレゼントしていただいた絵本です。最初は高校生に絵本?と驚きました」
と絵本のエピソードをお話ししつつ、1週間後に卒業する6年生にメッセージを伝えました。
中学生になる皆さんはこれから将来の夢や目標がいっぱいできるかと思います。
どんなにがんばっても、失敗することもあるでしょう。
失敗が続くときがあるかもしれない。
そんなときは、この本を思い出して。
たまには休んでいいんです。
Take it easy!
ぼちぼちいこか。
あと少しで卒業の小学校6年生の皆さんに、どこまで伝わったかはわかりません。
ただ、いつか、どこかで、失敗つづきでイヤになったとき、落ち込んだときに、ふと思い出してくれたらいいなぁ。
私がそうだったように。
今日もご愛読にふぇーでーびる☆
うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆