当記事内の写真はすべて過去のやんばるの写真です。
※「ジャングリア沖縄」ではありません。
「ジャングリア」オープンでますます注目される「やんばる」
「オリオン嵐山ゴルフ倶楽部」跡地、「沖縄県国頭郡今帰仁村字呉我山553番地1」に、来月7月25日にグランドオープンする「ジャングリア沖縄」。
ジャングリアが位置するのは「やんばる」と呼ばれる一帯です。
「山原」と書いて「やんばる(ヤンバル)」。
やんばるは、大自然と昔ながらの素朴さが残る沖縄本島北部といったところでしょうか。
下記リンク先(環境省サイト)のように、「やんばる」は「山々が連なり鬱蒼とした常緑広葉樹の森が広がる地域」と説明される方もいらっしゃいます。

恩納村はやんばる?
いまから10年ほど前、沖縄本島西海岸の恩納村に2年暮らしてたことがありました。
恩納村はリゾート地として有名なところです。
小さな賃貸マンションの前の道路を挟んでペンションの先は海。
階段を下りて道路を渡れば小さな砂浜の海でした。
タンカー(向かい)のペンションが防風林の代わりになってくれているような場所ですから、「台風が来るたびに」と言ってよいほど停電と断水に見舞われました。
自転車は3ヶ月ほどでサビだらけのボロボロになったっけ。
歩いて15分ほどのところには、ウミガメが産卵に訪れる静かな砂浜もありました。

恩納村で暮らしているときに、年齢が上の方は「恩納村はヤンバル」と言っておられて、若い方は「恩納村はやんばるじゃない。やんばるはもっと北」と言う。
世代によって「やんばる」に対する意識に違いがあるなと思ったことがありました。
このように、いつ頃からか「ヤンバルとは名護以北」と認識される方が増えているようです。
恩納村&金武町以北をヤンバルと認識なさっているのは、私の知る限りではけっこうなシージャ(年齢が上の方)です。
(あ! 職業にもよるかも?)
シージャに「やんばる」のことを伺えば、かつての自然の豊かさ、当時の交通事情や暮らしぶりなど、時代とともに移り変わる姿が窺い知れて楽しいかと思います。
で、「やんばる」ってどこなの??
「やんばる」という地域に関しては明瞭な定義はないようです。
「おおむね沖縄の北部、恩納村や金武町から北の9つの市町村と、周辺の3つの離島村(伊江村、伊是名村、伊平屋村)を指します。」とするところもあります。
(【出典】やんばる観光ガイドライン 北部広域市町村圏事務組合 https://www.vill.onna.okinawa.jp/cocoico/UserFiles/File/yanbaru.pdf)

手元にあります1983年発行の『沖縄大百科事典』によりますと、「山原 やんばる」は「沖縄本島北部、国頭郡の俗称。」とあります。
現在の国頭郡(くにがみぐん)とは、
・国頭村(くにがみそん)
・大宜味村(おおぎみそん)
・東村(ひがしそん)
・今帰仁村(なきじんそん)
・本部町(もとぶちょう)
・恩納村(おんなそん)
・宜野座村(ぎのざそん)
・金武町(きんちょう)
・伊江村(いえそん)
です。
(【出典】沖縄県サイト https://www.pref.okinawa.jp/machizukuri/jutakutochi/1012354/1012440.html)
伊是名村と伊平屋村は島尻郡ですので、伊是名と伊平屋をやんばるに含むかどうかは人それぞれかもしれませんね。しらんけど。

ふと、「やんばる」のことを考えたので、古い写真を引っ張り出してきました。(o_ _)o
長らく「やんばる」もご無沙汰しています。
ひさびさに泊りがけでゆっくり行ってみたいです。
他愛もないお話に最後までお付合いいただきにふぇーでーびたん☆
まもなく今年の「奇跡のマンゴー」&「ケンちゃんマンゴー」の予約受付開始いたします。
今年もよろしくお願いいたします。
今日もご愛読にふぇーでーびる☆
あなたに幸多きことを。