みなさま、こんばんは☆ (^-^)/
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那覇から七海(ななみ)こと「ねこ」こと、店主・ミカ(安積美加・ASAKA MIKA)です。
奥深い辻研究(1672年創建。現在の那覇市辻)を少しずつ進めています。
お天気に恵まれた昨日のお昼は、勉強会で辻・若狭界隈をホロホロと歩きました。
けっこうな日差しのなかを歩き廻り、昼下がりにカオを出したところでは、
「今日は暑いのにずっと歩いてたの?! ねこさん焼けてますねー。カオ赤いですよ!」と言われてしまいました(苦笑)
何度も通っていても気付かない、知らないコトがたくさんありました。
歴史とは本当に奥が深いです。
波上宮のこと
ねこの辻調査研究の根っこは神事です。
辻のすぐそばの「波上宮」は、若狭とは言えども決して避けられません。
これまで幾度も足を運んだことのある波上宮で、昨日初めて知ったことがふたつありました。
1.波上宮の正式な入口がひっそりと残っていること。
いまは樹々に覆われて使われていないようですが、三段づくりになっていました。
2.波上宮には特別な神域があること。
「波上宮には申請許可制の特別な神域がある」というお話はチラリと聞いておりました。
ご縁があればいつかご挨拶できるだろうと思っていましたので、とくに聞いて回ったり調べたことはありませんでしたが、昨日は時節、ご縁を頂いたようで、地元研究者S氏のご案内で、初めてお参りさせて頂きました。
写真を撮ることは気持ち的に憚られたので今回は撮っていませんが、とても気持ちの良い神域でした。
辻研究を残す場、発信する場として
神事を根っこに、辻に関することを研究するにあたり、新たにサイトを立ち上げようと考えています。
サイト内に『用語集』のページがあったら良いかな~と思い、順不同で『略式口承用語集』と題したページに思いついたことを書き留め始めました。
「ヤマト」という言葉は日常的に使っていますが、「ウフヤマト」という言葉は昨日はじめて知りました。
「ヤマト」=「日本」だと思っていたのですが、少なくとも、辻の姉さんたちにとっては、そうではありませんでした。
「ヤマト」=「薩摩」、「ウフヤマト」=「日本」と明確に分けて使っておられたようです。
いまチラッと「ウフヤマト」をググってみたら、下記のような記述が見つかりました。
大和(やまと)
一般的には沖縄からみた日本本土のこと。琉球王朝時代には大和は薩摩を指し、日本全体のことをウフヤマト(大大和)と称した。中国から来た冊封使にも知られ、徐葆光『中山伝信録』に記されている。
【出典】『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行
琉球王朝時代には、「ヤマト」と「ウフヤマト」、明確に分けていたようですね。
まだまだまだまだねこは勉強不足です。(>_<)
ただ、辻の姉さんたちがごく最近まで、「ヤマト」と「ウフヤマト」を使い分けていたというエピソード。
なんだか辻らしいなぁと思いました。
今日もご愛読にふぇーでーびる☆
うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆