宮古島「第17回なりやまあやぐまつり」2024年10月13日(日)開催!

宮古島友利部落発祥の「なりやまあやぐ」とは

宮古諸島の中心となる宮古島(みやこじま)。

「なりやまあやぐ」は、宮古島を代表する宮古民謡のひとつです。

「てぃんさぐぬ花」「でんさ節」と並び、「なりやまあやぐ」は沖縄県の三大教訓歌のひとつとして知られています。

※沖縄の三大教訓歌 ・・・ 沖縄「てぃんさぐぬ花」、宮古「なりやまあやぐ」、八重山「でんさ節」

 

沖縄県宮古島市城辺友利インギャーにある「なりやまあやぐ」歌碑

 

宮古民謡「なりやまあやぐ」の
「なりやま」とは「慣れている“ヤマ”」
のこと。
「あやぐ」は「ウタ」のこと
「ヤマ」とは「ひとの集まるところ」のことです。

 

「なりやまあやぐまつり」会場となる宮古島の友利インギャー。なりやまあやぐまつりだけのために海上に特設ステージが設営されます。当日は砂浜から遊歩道、御願山(うがんやま)と一帯を1,000本以上の手作りろうそくが灯をともし幻想的な世界が広がります。

 

宮古民謡「なりやまあやぐ」の発祥の地は、沖縄県宮古島市 城辺(ぐすくべ) 友利(ともり)部落。
風光明媚なインギャーがあり、宮古島のなかでも古くからあったとされる部落のひとつです。

友利部落発祥の宮古民謡「なりやまあやぐ」さらなる詳細が気になる方は下記リンク先をどうぞ。

「なりやまあやぐまつり」は宮古島を代表する民謡イベントのひとつ

次の映像は、昨年2023年「第16回なりやまあやぐまつり」のようすです。
「なりやまあやぐまつり」の雰囲気が伝わるかと思います。ぜひご覧ください。

以下「なりやまあやぐまつり」の代表的な関連記事になります。(^-^)/

「第17回なりやまあやぐまつり」2024年10月13日(日)開催!

「第17回なりやまあやぐまつり」~ ぶどぅり とぅゆまし 肝心 ~
と き:2024年10月13日(日)17:00~
ところ:沖縄県宮古島市城辺友利インギャーマリンガーデン
主催:なりやまあやぐまつり実行委員会 友利部落
公式サイト:https://nariyamaayagu.com/
お問合せ:なりやまあやぐまつり実行委員会 info@nariyamaayagu.com/TEL:080-6480-1877

 

沖縄ジョートー市場店主でありライター(取材・撮影・執筆)であり、webサイト制作も請負しており、司会も務めております私・安積(あさか)美加。
平成27年(2015年)「第10回なりやまあやぐまつり」から司会を仰せつかり、今年も司会を務めさせていただきます。
今年もインギャーでお会いいたしましょう♪ (^-^)/

 

「なりやまあやぐまつり」出場される方へ少し役立つ。かもしれない記事

 

しーぶん:「第5回 全島しまうた交流会 in 南大東島 2025」に向けて動きはじめています

2014年、久米島からはじまった「全島しまうた交流会」。

久米島 → 宮古島 → 与那国島 と回を重ね、昨年は第4回は西表島で開催しました。

「全島しまうた交流会」は来年2025年は南大東島で開催します!

南大東島は来年開拓125周年記念!
沖縄県内の各離島(久米島、粟国島、宮古島、石垣島、西表島など)で暮らす唄者たちが南大東に集います。(*^-^*)
もう少し内容が固まりましたらご案内できたらなと思います。

「第4回 全島しまうた交流会 in 西表島 2023」開催概要(PDF)

今日もご愛読にふぇーでーびる☆

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

令和5年(2023年)「じゅり馬まつり」中止

令和5年(2023年)じゅり馬まつり → 中止

まことに遺憾ですが、

新暦2023年2月26日(日)に予定しておりました

じゅり馬まつり」の中止が決まりました。

本当に残念です。

4年振りの「じゅり馬」を楽しみになさってくださっていた皆様、
「じゅり馬まつり」のために沖縄へのご旅行を計画くださっている皆様、
本当に申し訳ございません。
ごめんなさい。

 

令和5年(2023年)辻旧廿日正月神事 → 斎行予定

毎年旧暦1月20日に斎行しております「辻旧廿日正月神事」は予定通り斎行いたします。
2023年の旧二十日正月は、新暦2月10日(金)でございます。

 

『継承のつらなり』新暦2月11日(土・祝)那覇文化芸術劇場なはーと

旧廿日正月神事の翌日、なはーとのステージで「じゅり馬」をご覧いただけます。

一般財団法人辻新思会 出演予定

沖縄ジョートー市場店主・安積美加は、「第3部シンポジウム」に「一般財団法人辻新思会」として登壇させていただきます。

 

安積 美加 <プロフィール>

安積 美加|あさか みか
ライター・司会、「沖縄ジョートー市場」店主、「一般財団法人辻新思会」理事。

南西諸島の島々に伝わるウタや伝統芸能、祭祀がおもなフィールドワークのライター。辻新思会理事として、辻の祭祀と歴史・伝統文化の保存継承に真摯に取り組んでいる。「じゅり馬まつり」「なりやまあやぐまつり」等の司会も務めている。沖縄県那覇市在住。

フォトコンテスト ~島の魅力~(主催:沖縄県建設業協会青年部会)第10回記念特別賞「フォトコンテストグランプリ賞」受賞

ゆたさるぐとぅうにげーさびら。
何卒よろしくお願い申し上げます。

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

2021年も宮古島友利「第15回 なりやまあやぐまつり」は延期に (T_T)

いましがた仕事の合間に、チラリとTwitterを見たら、

沖縄で過去最多732人感染 初の700人超え【8月12日昼】

というTLが目に入りました。

あぎよー!

と思っていたら、
電話が鳴りました。

電話は宮古島の友利(ともり)からでした。

「今年はどうしてもやりたかったけど、こんな状況だからねぇ。
今日、市長に延期するって伝えてきたよ」

電話の声の主は、なりやまあやぐまつり実行委員会会長の奥浜健(おくはま たけし)さんでした。

2019年の宮古島「第14回なりやまあやぐまつり」@友利インギャー

昨年2020年もコロナ禍のため中止だったので、
「今年は10月10日にやるよ。
規模を縮小しても、宮古島限定でもやりたい。
なんなら友利限定でもやりたいくらい」
と会長の健さんは意気込まれていて、ときどきお電話をくださっていました。

が、本日、今年のなりやま開催を断念した、と ・・・ 。

ほんとに残念ですが、仕方ないよね。(T_T)
ちょうど、TLで700人超と知ったばかりなので、諦めがつくというか、やっぱりなぁというか。。。

2019年の宮古島「第14回なりやまあやぐまつり」@友利インギャー

その後は、次郎アザやヒロシさんに電話オトーリ!(笑)

「みんなワクチンも2回打ち終わったよ。みんな元気だよ」

「死ぬまでは元気だからね(笑)」

「ほんと、会いたいねぇ!!」

友利の大好きなみなさんの元気な声に、元気をもらいました。

でも、ほんと、寂しいなぁ。

みんなに会いたいなぁ。

2019年の宮古島「第14回なりやまあやぐまつり」@友利インギャー

大好きな友利。
また笑顔でみんなに会える日まで、お互い元気でいましょうねー。

いつもいつもありがとう☆

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
他愛もないお話に最後までお付き合いいただきありがとうございました☆

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。

みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

オススメの民謡居酒屋「遊処 永楽」さん@沖縄県那覇市の栄町

ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)☆ (^-^)/
本日も沖縄ジョートー市場店主ブログへお越しいただきありがとうございます♪
&いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただき、まことにありがとうございます☆
那覇から七海(ななみ)こと「ねこ」こと、店主・ミカ(安積美加・ASAKA MIKA)です。

辻旧廿日正月神事を今年も無事に奉行させて頂き、ほっと一安心。
ちょっとは余裕できたかな~、と思ったのも一瞬のことで、やること一杯。アタマぐるぐる気味です(苦笑)

アタマぐるぐる~してばかりいたら大変なので、
息抜きも必要よねー。
ということで、
今日は那覇市栄町でオススメの民謡居酒屋「遊処(あしびどぅくる) 永楽(えいらく)」さんをご紹介いたします。o(^-^)o

2005年開業の「永楽」さん。
噂で聞いたことはありましたが、初めて訪れたのは割と最近です。
居酒屋さん、ライブハウス、民謡クラブ、民謡スナックなど、沖縄には民謡を聴かせてくれるお店はたっくさんあります。
そんななか、永楽さんは、七海の知っている宮古(宮古島)の居酒屋さんと重なるなぁということで親近感大!
その理由は次の3点です。

七海が栄町@沖縄県那覇市の「遊処 永楽」さんをオススメする理由

    1. 多くのお店がステージでマイク&スピーカーを通して民謡ライブをされているなか、「永楽」さんは、ステージもなくてマイクを介さない、“生の唄声と三線”だから! → ナマがいいんです♪
    2. 近所の仲間が集まったような“沖縄の暮らし”がそのままある感じが良いです。 → ゆる~いアットホームな感じがGood♪
    3. お店側とお客様側、常連さんも初めての方も、とにかく、垣根がない感じ♪ → 一見さんもお一人様も楽しめます☆

詳しくは下記記事をご覧ください。

※コロナ禍ということで、2人以上いっしょに写っている写真は掲載できず、なんだかクールな雰囲気になっていますが、実際はとても和気藹々としています。o(^-^)o

 

お店のオリジナルTシャツかと思ったら・・・(笑)

 

実は、
最近、
これまでしなかったような、
考えられないようなミスを連発している七海です ・・・。
ほんと参るなぁ。。。(>_<)
自信なくす。。。(T_T)
ところですが、、、

泣きながらでもがんばります!!

何があっても、
生きていくしかないからね。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
最後までお読み頂きありがとうございました。

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
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沖縄を代表する教訓歌(沖縄民謡)に登場する「てぃんさぐぬ花」@那覇市

ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)☆ (^-^)/
本日も沖縄ジョートー市場店主ブログへお越しいただきありがとうございます♪
&いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただき、まことにありがとうございます☆
那覇から七海(ななみ)こと「ねこ」こと、店主・ミカ(安積美加・ASAKA MIKA)です。

ここ数日、那覇は快晴続き♪ 気持ちの良い日が続いています(^-^)/
去った木曜の夜から旦那が実家に帰っているので、寂しくひとり。
島に行こうかなぁとも思いつつ、辻廿日正月神事に向けて確認したいこともあって、けっきょく毎日、ゆいレールで旭橋にある県立図書館へ調べ物に行っていました。

さて表題です。
本日は、「てぃんさぐぬ花」をご紹介いたします。

沖縄を代表する教訓歌「てぃんさぐぬ花」は、やさしい旋律が美しい沖縄民謡です。
「てぃんさぐ」とは「ホウセンカ」のこと。
むかしの子どもたちは、沖縄でも本土でも、ホウセンカの花をマニキュアのように爪に塗って遊んでいたようです。


「てぃんさぐぬ花」

てぃんさぐぬ花や 爪先に染みてぃ 親ぬ諭し事や 肝に染みり

<うちなーグチ> てぃんさぐぬはなや チミサチにすみてぃ ウヤぬユシグトゥヤ チムにすみり
<大意> ほうせんかの花(鳳仙花)は爪に染めるけれど、親の言葉(教え)は心に染めなさい

天ぬ群星や 読みば読まりしが 親ぬ諭し事や 読みやならん
<大意> 天の群星は数えようと思えば数えることができるけれど、親の言葉(教え)は数えることができません

夜走らす船や 子ぬ方星目あてぃ 我ん産ちぇる親や 我んどぅ目あてぃ
<大意> 夜を走る船は北極星を頼りに航行するけれど、私を産んでくれた親はずっと私を見守ってくれている

店主・安積美加はかつて、沖縄観光情報サイトの先駆けであるJTA(日本トランスオーシャン航空)提供『美ら島物語』で、沖縄県内島々に伝わる「しまうた」(民謡)について連載させて頂いておりました。
連載中、島々の唄者さんたちとの出会い、ご縁をいただき、しまうた連載を担当させていただいたことは、こころから感謝に尽きず、一生の宝物です。

「てぃんさぐぬ花」は第2回目にお届けいたしました。
サイトには、「2011.02.28 掲載」とありますので、ちょうど10年前になります。

第2回の思い出のひとつが、取材中、“てぃんさぐぬ花になかなか出会えなかった”ことです。

“これほど親しまれている教訓歌にまでなっているのだから、てぃんさぐぬ花はたやすく見つかるだろう”
と思い、記事のなかでホウセンカの花の写真を掲載したいと考えたのです。
が、聞けど探せど、ホウセンカの花、てぃんさぐぬ花はなかなか見つかりませんでした。
当時、かなり探し回ったと記憶しています。

記事のなかで、

「多くのウチナンチューが『てぃんさぐぬ花をすっかり見かけなくなった』と話していることをお伝えすると
『忙しさのなかでてぃんさぐぬ花がないことすら気付かない自分たち。
今回のてぃんさぐぬ花は、島の人が忘れかけているものを思い出すチャンスだと思います。』」

というくだりがあるのですが、事実、てぃんさぐぬ花は、むかしより見掛けなくなっていたのでした。

てぃんさぐぬ花の群生。沖縄県那覇市金城「がじゃんびら公園」付近にて。【2021年2月撮影】

あれから10年近くが経ったある日、今度はフーチバー(ヨモギ)を探し回っているときに、偶然、てぃんさぐぬ花の群生をみつけました。

てぃんさぐぬ花(ホウセンカの花)の群生を見つけたのは、那覇市金城(かなぐすく)にある「がじゃんびら公園」です。

正直、後にも先にも、これほどてぃんさぐぬ花(ホウセンカ)が生い茂っている場所をみたことがありません。

てぃんさぐぬ花の群生を発見したときは、かつて取材中にてぃんさぐぬ花を探し回っていたことを思い起こしつつ、明るい気持ちと嬉しさがこみ上げて来ました。

沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」の花に登場するてぃんさぐ(ホウセンカ)ぬ花。1ヶ所に赤紫、朱色、白、三色ものてぃんさぐぬ花が咲いていました。【沖縄県那覇市金城「がじゃんびら公園」付近にて。2021年2月撮影】

取材中に伺ったエピソードのなかに、

「おばぁが住んでいる屋敷にはてぃんさぐぬ花が必ずと言っていいほどありましたが、いま思えば、孫たちが遊ぶためにおばぁが草取りをしたり手入れをしていたのかもしれません。」

とおっしゃった方がいらっしゃいました。

てぃんさぐぬ花を眺めていると、ふと、
“てぃんさぐぬ花をみると、沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」が思い起こされ、やさしい気持ちになれるのかもなぁ”
という思いに至りました。

がじゃんびら公園に咲いているてぃんさぐぬ花の群生。

ひょっとしたらこの群生のはじまりは、

“めっきり見掛けなくなったてぃんさぐぬ花を見ていただいて和んでもらう。

教訓歌「てぃんさぐぬ花」を思い出してもらえたらいいな。”

と、こころ豊かな方が、一株のてぃんさぐぬ花を植えたことが始まりなのかもしれません。

沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」をご紹介しております『恋ししまうたの風』第2回「てぃんさぐぬ花」では、「てぃんさぐぬ花」に纏わるみなさんの心あたたまる素敵なエピソードもご紹介しております。ぜひご覧ください。

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