「奇跡のマンゴー」生産者・仲間おじぃ

2025年7月16日の農園だより

2025年7月16日(水)14時半、仲間おじぃの奇跡のマンゴー農園を訪れました。

仲間おじぃは「安全・安心・無農薬」を信条に、沖縄本島で無農薬の「奇跡のマンゴー」を育て続けて35年。
奇跡のマンゴーは、「消毒しないし、肥料もあげない」という、ありのままの自然農法です。

無農薬だから、カイガラムシ、スリップス、コオロギ、カタツムリといったあらゆる害虫被害や病気も当たり前。
だから、無農薬マンゴーは商品として出荷できる量が減ります。(一般的なマンゴーよりも歩留まりが低くなります)
それでも、ナンギしてでも無農薬を通し続けていることが素晴らしいですよね。

前回(2025年6月23日)は残念ながらおじぃと会えませんでしたが、今回はおじぃの笑顔に会えました。

「無農薬は農業やる人にとっても、食べる人にとってもいいことだからね」

毎朝7時半にハウスに来て作業している仲間おじぃ。
午後2時半頃、ハウスに入ると蒸し暑くてクラクラきました。やはり作業は朝に限りますね。

今年は異常に春が寒かったためか、おじぃのハウスも例年より不稔果(受粉せずうまく育たなかった果実)が多いそうです。ですが、ハウスを出て歩いているときに、
「今朝、マンゴーの糖度を計ったら16度あったよ」
と誇らしげに教えてくれました。
今年は仲間おじぃの奇跡のマンゴーも例年よりゆっくりめ。マンゴーの収穫ピーク前でこの糖度。さすがです。

「奇跡のマンゴー」お届けは7月下旬~8月予定

今年は寒い期間が長かった影響で、例年よりゆっくりなお届けとなります。
仲間おじぃの奇跡のマンゴーは最良の状態で収穫・出荷いたします。
出荷の際にメールにてご案内さしあげます。
「奇跡のマンゴー」お届けまで、いましばらくお待ちくださいませ。

しーぶん(おまけ)

なんくるーのパパイヤ

午後のハウスは蒸暑すぎ。ご高齢のおじぃを長らくハウスには引っ張れないので、今回はわずかな時間の撮影となりました。

「これはなんくるーさ」

マンゴーハウスを出てから、いただいたのはパパイヤ。

鳥の糞など動物や風によって運ばれた種子が自然と育ってできた、食べ残りの種を捨てておいたら勝手に育ったなどのように、「いつのまにか自然にできていた」、「世話をせずとも勝手に育っていた」ような、意図せずできた青果や植物を沖縄では「なんくるみー」と言います。(「なんくるみ」「なんくる」など地域や人によって多少の違いはあるかも)

「なんくるみー」を略しておじぃは「なんくるー」と言って、なくるーのパパイヤをターチ(2つ)お土産にいただきました。にふぇーでーびたん。(*^-^*)

宮古島「なりやまあやぐまつり」ポスター

宮古島を代表する宮古民謡「なりやまあやぐ」。
おじぃもよく知っているそうで、カラオケでときどき歌うよとのこと。
なので、作業場に「第18回なりやまあやぐまつり」ポスターを張っていただくことにしました。

沖縄ジョートー市場店主・安積美加はご縁あって、第10回から毎年司会を務めさせていただいております。
「なりやまあやぐまつり」の舞台はとてもステキなロケーションです。ぜひ、んみゃーち!

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