沖縄ではどこでも買えます。“あの世のお金”「ウチカビ」

ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)♪  (^-^)/
本日も沖縄ジョートー市場店主ブログへお越しいただき&いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただき、まことにありがとうございます☆
快晴の那覇から、七海(ななみ)こと「ねこ」こと、店主・ミカ(安積美加・ASAKA MIKA)です。
ふふふ。本日2度目の投稿です! ← 午前中少し眠気に襲われましたが、元気です!(笑)

先週2021年8月12日(木)の夜に見たニュースなのですが、「あぁ、沖縄らしいな~」と思ったニュースだったのでご紹介したいと思います。o(^-^)o

沖縄でお馴染みの「ウチカビ(打ち紙)」。
内地の方はあまり馴染みがないかな~と思われますウチカビは「あの世のお金」です。
「地獄の沙汰も金次第」ってところでしょうか?!(笑)

「あの世のお金」と言っても、とっても身近な存在で、スーパーやコンビニ、ホームセンター、商店など、沖縄県内だいたいどこにでも売っています。o(^-^)o
買ってきたウチカビは、お墓参りやお盆のときにお供えしてから燃やします。
ご先祖様があの世でお金に苦労されないようにと、現世から燃やしてあの世へウチカビを送るのです。
ちょっとユニークですよね。(^^)

『沖縄大百科事典』(沖縄タイムス社)によりますと、ウチカビ(紙銭)を焼いて先祖供養する中国の習俗が14世紀後半に沖縄に入ってきたことが起源だそうです。
ウチカビは、「ンチャビ」「アンジカビ」とも言うそうで、ウチカビを燃やす鉢(ボール)を「ンチャビバーチ」と言ったりします。

ちなみに、ウチカビは黄色いですが、神様にお供えするお金は白紙でつくられており「シルカビ」と言っています。o(^-^)o

そう言えば、15年くらい前にあるシージャから聞いた話です。
くぬシージャがお盆、確かウークイの夜、タクシーに乗ったときのこと。
タクシーから降りる際に、後部座席から支払いに「これでいいね~?」とウチカビを出したそうです。
「したらさ、運転手さんがでーじどぅまんぎっていたさ~」
とシージャがケタケタと笑って話されていたことをお盆になると思い出します。
あ、件のシージャはぜんぜんお元気な、いまも現世でご活躍中の方ですヨ(笑)

ウチカビにご興味ございましたら下記もどうぞ。

ウチカビとは直接関係はありませんが、下記は2010年、店主・美加(みーかー)が綴りました石垣島の旧盆「アンガマ」レポートです。(*^-^*)

お昼になってますます水平線がくっきりとしてきました。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆

さて、午後もがんばります。o(^-^)o

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。

みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

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