シーミー(清明祭)が行われている沖縄はいま、島らっきょうが旬を迎えています♪
島らっきょうのお召し上がり方、店主のオススメは、「天ぷら」と「浅漬」です。
沖縄県産島らっきょう
島らっきょうのお届けはGW明けとなります。
お急ぎの方は、2019年4月26日(金)午前11時までにご注文いただければ、週明けのお届けが可能です。
みなさまからのご注文お待ちしております。o(^-^)o
よろしくお願い致します。
沖縄ジョートー市場
店主・安積美加
2006年創業「安全・安心・誠実」こだわりのおいしさを沖縄からお取り寄せ
シーミー(清明祭)が行われている沖縄はいま、島らっきょうが旬を迎えています♪
島らっきょうのお召し上がり方、店主のオススメは、「天ぷら」と「浅漬」です。
沖縄県産島らっきょう
島らっきょうのお届けはGW明けとなります。
お急ぎの方は、2019年4月26日(金)午前11時までにご注文いただければ、週明けのお届けが可能です。
みなさまからのご注文お待ちしております。o(^-^)o
よろしくお願い致します。
沖縄ジョートー市場
店主・安積美加
ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
本日も沖縄ジョートー市場・店主ブログにお越しいただきありがとうございます。
今日の那覇は曇り空で、少し蒸し暑く、エアコンを入れています。
七海(ななみ)こと店主のミカ(安積美加)です。
「平成」も残すところあと1週間となりました。
5月からは「令和」ですね。
先程、宮古島から「今年の『なりやまあやぐまつり』の開催日程が決まりました」とご連絡を頂きました。
令和元年の「なりやまあやぐまつり」開催日程です。
2019年10月13日(日)
今年も10月3連休の真ん中に開催です。
みなさま、奮ってご参加くださいね!!
今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆
ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
本日もブログにお越しいただきありがとうございます。
七海(ななみ)こと店主のミカ(安積美加)です。
今日の那覇は暑い。14時には気温が27.2℃まで上がりました! クーラーを入れたくなる陽気です。
さて、この週末、ひさびさに沖縄本島北部・ヤンバル(山原)へ。
土曜は、北部西海岸の大宜味村喜如嘉(おおぎみそん・きじょか)で1泊。
むかしながらの家並みが残る、のどかなところでした。
芭蕉布で知られる喜如嘉ですが、実は、アヤメ科の「オクラレルカ」も有名。
写真は、喜如嘉のオクラレルカ畑です。
オクラレルカ畑の散策は自由。みなさん、思い思いに写真を撮ったり散策を楽しまれていました。o(^-^)o
昨日はややピークを過ぎた感じがありましたが、それでも見応え十分。
今週末くらいまでは楽しめるかと思います。
喜如嘉までは、高速「許田」インターを下りてから約1時間。
ヤンバルらしさを感じることができますよ。
今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆
ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
七海(ななみ)こと店主のミカ(安積美加)です。
今日も店主ブログにお越しいただきまことにありがとうございます。
新元号、「令和(れいわ)」が発表されましたね。
慣れないのでまだ少し言いにくいですが、美しい良い元号だと思います。(#^.^#)
早速、PCの文字変換の単語登録機能に「令和」を登録しましたよ(笑)
昨日2019年3月31日(日)の那覇は、爽やかな青空のお天気に恵まれました。
平成最後の廿日正月「じゅり馬祭り」、多くの方にお越しいただき、無事に終えることができました。
地元・辻、那覇はもちろん、中部からも、宮古島からも、沖縄全域、名古屋、台湾、中国etc…、県内外、国内外の方がお越しくださいました。
地元紙によると約600人の方がお越しくださったようです。
ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。
そして、出演者、関係者のみなさま、お疲れさまでした。&ありがとうございました。
司会を務めさせていただきましたので、ステージの屏風の後ろからチラチラみるにとどまりましたが、初めてご覧になった方は、
「こんなにすごいと思わなかった!!」
とご感想。
100名を超えるじゅり馬行列は本当に美しく、見応えがありました。
辻の歴史について、下記もご一読頂けましたら幸いです。
平成最後の、平成31年(2019年)那覇市辻「旧廿日正月」神事と「花街・辻」
写真は撮れなかったのですが、辻の旗頭もカリー付けにお越しいただきました。
「じゅり馬祭り」に旗頭が登場するのは、平成2年以来なのだとか。約30年振りのご登場となります。
平成最後の「じゅり馬祭り」に、に地元・辻の旗頭がご参加くださったこと、こころから嬉しく思いました。
ちなみに旗頭、電線に囲まれたすーごく狭い三角地帯であげられました。
「わざわざどうしてこんな狭いところで??」
「万一斜めになったりしたら電線が切れちゃう!」
「広いところであげてくださればいいのになぁ」
とちょっとハラハラ。少し心配でしたが、そこは腕と体力と根性! さすがです!
斜めに倒れることもないし、キレイにまっすぐ上にあげられていました。
そういう難しい場所であげるのも旗頭の「腕の見せどころ」なのですね~。
あっぱれ! 恐れ入りました。
地元紙『琉球新報』の記事です。
今年、はじめて参加させて頂きました「じゅり馬祭り」。
司会を務めさせて頂くことで、新たに生まれたご縁に感謝です。
ライター業も司会業も、いろいろな分野のさまざま方と出会えること、繋がっていけることが魅力のひとつ。
このご縁を大切に、また何か楽しいこと、みなさまに喜んでいただけること、良いことができそうな予感です。
今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆
ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
七海(ななみ)こと店主のミカ(安積美加)です。
沖縄ジョートー市場店主より、司会、ライター、ホームページ制作の方が比重が高くなっている次第です。
沖縄ジョートー市場のご注文もお待ちしております。
沖縄ジョートー市場もどうぞよろしくお願い致します☆ m(_ _)m
いよいよ今週日曜、かつて那覇の三大祭のひとつとされていた「じゅり馬まつり」が開催されます。
女性舞踊家120名が踊る「じゅり馬」はとても華やかでフォトジェニック。沖縄独特の雰囲気もありますのでぜひ一度はご覧ください♪
七海は、平成最後の「じゅり馬まつり」の司会を務めさせて頂きます。
お時間ございます方はぜひ遊びにいらしてくださいね。o(^-^)o
※追加情報(2019年3月30日追記)
辻旗頭カリー付け!
14時の「じゅり馬祭り」開催前に、辻旗頭がカリー付けに旗頭を揚げてくださいます! 感謝☆感謝☆
お時間ございます方は、ぜひ14時前に会場へお越しくださいね。
一、主催開会宣言 一般財団法人 辻新思会 理事・平良慶孝
ニ、辻自治会長挨拶 八田不二夫
奉納舞踊
1.弥勒節
2.かぎやで風
3.四ツ竹(玉扇会)
4.貫花(扇寿会)
5.日舞
6.花
7.花風
8.チンボーラ~谷茶前(扇寿会)
9.民踊ショー(西浜陽子)
10.古武道シリーズ
11.秋の踊り(扇寿会)
12.群舞あしびなー
13.寸劇 三月姉(サングァチンーミー) 劇団群星 座長・宮里良子 上間朝子 地謡・上原かつのり
14.黒島口説
15.稲摺り節(玉扇会)
16.じゅり馬の由来~豊年辻馬
主 催:一般財団法人 辻新思会 / 辻自治会
日 時:平成31年(2019年)3月31日(日)14:00~16:00
場 所:沖縄県那覇市辻2-8-7 一般財団法人 辻新思会前(辻御嶽)
連絡先:098-894-2297
<琉球舞踊>
玉城流二代目家元 玉城秀子、玉城流扇寿会家元 谷田嘉子・金城美枝子
玉城流玉扇会、玉城流扇寿会、料亭那覇
<地謡> 琉球古典音楽安冨祖流絃声会 玉城正治研究所
師範 幸喜信明、師範 竹田祐規、師範 池間隼人
<司会> 安積美加
・当日は駐車場が大変込み合います。公共機関でお越しいただくことをおすすめ致します。
・会場は御嶽前のステージと路上になります。良い場所でご覧になりたい方はお早めにお越しください。
・代名詞の「じゅり馬」は最後のトリになります。
・フォトジェニックな写真が撮れますよ。ぜひカメラ、スマホなどで撮影ください♪
今年のじゅり馬は、踊り子さん120名、唄三線30名が出演予定です。
舞踊家、地謡、出演者、関係者で200名ほどになりそうです。
写真はすべて2016年の「じゅり馬まつり」のようす。しかも、まつりが終わった直後です(苦笑)
2016年まつり後半に、一般客としてクルマで行ってみると、近隣駐車場はすべて満車。停めるところはまったくありませんでした。
クルマは旦那に任せ、ひとり会場へ行ってみましたが、あまりの人でステージに近づくことはできず(苦笑)
お天気にもよりますが、当日の会場はとにかく大変な人出です。
路上ですので観覧できる場所が限られています。
「良い場所でみたいなー」「いい写真が撮りたい!」という方は、できるだけお早めにお越しくださいね。
ステージには近づけませんでしたが、道路の端っこの方で、じゅり馬のねーねーたーが移動するところチラッと見ることができました。
万一、まつり当日が悪天候の場合は、「料亭那覇」で開催されます。
お天気に恵まれますように☆
昨夜は地元中学校の体育館で「じゅり馬」の全体練習がありました。
七海は裏方の雑用と撮影と司会打合せのためにおじゃましました。
あまり見る機会のない練習風景。
100名を超える舞踊の練習風景をはじめて拝見。どこをみたら良いのやら?! の圧巻でした。
練習もお着物でしたので、こういうのもいいなぁ~と思いました。
本番お天気に恵まれますように☆
じゅり馬まつり会場で、みなさまのお越しをお待ちしております。
今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆
ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
七海(ななみ)こと店主のミカです。
那覇市辻の「廿日正月神事」に参加させて頂いてからのこと。
ごく最近、なんとはなしに「勾玉(まがたま)」に興味を持ちはじめ、スキマ時間にちょこちょことググっている七海です。&勾玉とあわせて、翡翠についてもちょこちょこっと見ていますが、けっこう面白いです。o(^-^)o
日本古来から伝わる勾玉。
お守りとして日常的に身につけるなら、勾玉の大きさは3センチくらいまでが良いそう。
で、それ以上大きくなると、日常的につけるには重くて肩が凝るのだとか(笑)
勾玉は、沖縄でも祭祀の際にノロ(祝女)が身につけていました。し、現在も祭祀のときに身につけられています。
「沖縄の勾玉は、丁字型で約7~8センチとかなり大ぶりな物が多いのが特徴」。
というのをどこかの記事で目にして、思い出したのがこちらの写真です。
2011年12月21日、沖縄県大宜味村(おおぎみそん)田港(たみなと)の現役ノロ・山城トヨさんのお家で拝見させて頂きました。
8年も前のことで記憶が朧気ですが、「琉球王国時代から伝わる」とされる三種の神器(勾玉・盃・簪)です。
勾玉は丁字型で、確かに大きく、重く、とても日常的につけるにはそぐわないものでした。
日本古代の装身具のひとつ、「勾玉」を研究するのも面白いかも。です。
個人的に伝説や歴史も好きなので、沖縄の伝説・歴史を『沖縄CLIP』にてぽつぽつとご紹介させて頂いております。
週末に公開されました新着記事2本と、これまでCLIPにて公開されております<沖縄の伝説・歴史>の記事をご紹介いたします。
ご興味ございます方はどうぞスーミー(ちら見・覗き見)なさってくださいね。
■ 霊験あらたかな嘉手納町の「屋良ムルチ」(2019.03.16 公開)
■ 読谷村にある唄三線の聖地「赤犬子宮」(2019.03.16 公開)
■ 金武観音寺と日秀上人(2016.12.29 公開)
■ 佐敷上グスクと「月しろ」(2016.12.25 公開)
■ 尚巴志生誕伝説 ~ 南城市(2015.12.31 公開)
■ 羽衣伝説 ~ 宜野湾市真志喜「森の川」(2015.12.29 公開)
■ 悲劇の占い師・木田大時 ~ 南城市玉城前川と世界遺産「玉陵」(2015.12.27 公開)
後ほど、文字数の関係でCLIPではご紹介できませんでした「照屋一門に伝わる赤犬子伝説」もご紹介したいと思います。
今日もご愛読にふぇーでーびる☆
今宵も那覇市辻の「Mr.マイク」でお待ちしております。o(^-^)o
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆
ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
七海(ななみ)こと、店主の安積(あさか)美加です。
ちぬーや「三線ぬ日」やいびーたん(昨日は「さんしんの日」でした)。
七海は、読谷村楚辺の「赤犬子(あかいんこ)宮」へ行ってみました。
琉球古典音楽「かぎやで風」「恩納節」「こてぃ節」、舞踊「稲まづん」「天川」が奉納されました。
心地よい気候のなか、厳かな琉球古典音楽、琉球舞踊が奉納されました。
あらためて、「古典もいいなぁ」と聴き惚れ見惚れておりました。
◆ 「さんしんの日(三線の日)」のマイク
昨夜の「マイク」は、「今日はさんしんの日だよねー!!」と言って、石垣島出身のお客様が踊りを楽しまれた後、飛び入りしてくださいました。
ご自身で三線も弾きながら、八重山・小浜島を代表する名曲「小浜節」を伸びやかな歌声で熱唱いただきました。御側で聴いていて、「さすが八重山の方だなぁ」と思うような、気持ちのよい歌声でした。
続いて、「もう一曲ね。八重山のパナリという島に伝わる歌で、『遊びしょんかね』の元歌とされる歌です」とご説明のあと、「ぱなれまぬ前ぬ渡」を歌ってくださいました。そのような歌があるとは知ってはいましたが、実際に聴いたのは初めてです。まるで民謡クラブのノリでした♪
この方、八重山のレパートリーが70~80曲あるとおっしゃっていました。すごいです! 七海も楽しみながら勉強させていただきました。ありがとうございました。感謝☆
今日は火曜ですので、糸満の素晴らしい唄者・上原淳さん、うちなー芝居の大女優・前田文子さん、七海ことミカの3名でお届けいたします。
今宵も辻の「マイク」にてうまちさびら(お待ちしております)。o(^-^)o
ステーキハウス Mr.マイク
住所/沖縄県那覇市辻2-4-1
電話/098-863-1838
営業時間/11:00~23:00(L.O.22:30)
定休日/年中無休(旧盆ウークイのみお休み)
駐車場/近隣コインパーキング(1時間半のサービス券有り)
民謡ライブ/1日2ステージ(20時&21時) ※ライブのみ木曜休み
<ミカより>
店名はアメリカンだけれども、バリバリうちなー(沖縄)のまったりゆっくりしていただけるステーキハウスです。(お酒のみもOKです)
ミカは基本的に月曜・火曜(20時~21時30分)マイクにいます。
お気軽に遊びにいらしてくださいね。お待ちしております。o(^-^)o
今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆
ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
七海(ななみ)こと、店主の安積(あさか)美加です。
早いもので平成最後の3月が始まりました。でーじなとーん(汗)
来る月曜3月4日は、「さんしんの日(三線の日)」です。
三線愛好家の方々はチムドンドンだはずね~。
さて、先日2019年2月27日(水)のことですが、お天気でしたので思い立って、沖縄市まで三線(さんしん)修理に出掛けました。
昨年末だったか、急いでいてうっかり大切な三線を倒してしまい、カラクイ(弦の張り具合を調整する糸巻き)を折ってしまっていたのです。
訪れた先は、御年80歳の三線職人でもあり、民謡歌手でもある照屋政雄(てるや・まさお)先生の三線屋さん。
漫談家とも言える政雄先生はとっても気さくでユーモアのある先生です。
三線に関するご相談、ご購入や修理、ウタのお話etc・・・、お気軽に訪れてみてください。
照屋政雄太鼓三線店
TEL:098-938-2394 〒904-0011 沖縄県沖縄市照屋5丁目1−6
営業時間:10時~19時 定休日:日曜(要相談で休日も営業可能)
政雄先生に三線を直していただいた後、読谷村(よみたんそん)楚辺(そべ)にある「赤犬子(あかいんく)宮」へご一緒していただきました。
というのも、政雄先生は読谷村のご出身なので、赤犬子についてのお話を赤犬子で伺ってみたいと思ったのです。
「まだ行ったことがありません。いつか行ってみたいと思っていました」と、政雄先生のお弟子さんであるユイ(又吉佑衣)さんもご同行。ユイさんは初対面なのですが、ローカルCM「そば家鶴小(ちるぐぁー)」に出演されているので、あまり初めてという感じはしませんでした(笑) ユイさん、笑顔の素敵な感じの良い美童(みやらび)でした。o(^-^)o
赤犬子宮は、唄三線の始祖とされる「赤犬子」終焉の地。三線ヒチャーにとっては聖地とも言えます。
「さんしんの日」は、読谷村文化協会主催で、正午から奉納演奏と奉納舞踊が予定されています。
赤犬子宮奉納演奏会 読谷村文化協会主催
と き:平成31年(2019年)3月4日(月)「さんしんの日」正午
ところ:沖縄県読谷村楚辺「赤犬子宮」
午前11時から御願、リハーサル、正午から奉納演奏会だそうです。
約1時間の演奏会で、「かぎやで風」「恩納節」「こてぃ節」、舞踊「稲まづん」「天川」が奉納されるそうです。
どなたでも自由に見学・撮影できるそうですので、ぜひ七海も行ってみたいと思います。
今回、政雄先生にご同行いただいた「赤犬子宮」は、沖縄観光情報サイト『沖縄CLIP』の取材で訪れました。
赤犬子には伝説があり、書籍やwebでもご紹介されています。
<参照> 沖縄県読谷村楚辺公民館 赤犬子(あかいんこ)楚辺誌民族編より
政雄先生は読谷村上地(うえち)のご出身です。先生のお話では、「上地はもともとは楚辺で暮らしていた人たちがあがってきた地域」だそう。かつて、上地はサンシンヤー(三線屋)や三線ひちゃーが多く、先生の照屋一門はサンシンヤーがとても多かったそうです。
「いまはたくさんサンシンヤーがあって、いろんな人がやっているけれど、戦後までは三線屋は照屋ばかりだったよ」と政雄先生。
そんな三線職人を多く輩出された照屋一門に伝えられている赤犬子の伝承は七海が知っていたものと少しだけ違いました。
せっかくですので、沖縄CLIPでは、照屋政雄先生が教えてくださった読谷村上地の照屋一門に伝わる伝承をお届けしたいと思います。
沖縄CLIP上でご紹介できなかった”こぼれた部分”は、当ブログでお届けしたいと思います。
「赤犬子」のご紹介記事は、沖縄CLIPに3月15日掲載予定です。どうぞお楽しみに。o(^-^)o
今宵は、3月31日(日)に奉納される「じゅり馬まつり」の練習があるそう。
七海自身は踊りませんが、司会を務めさせていただきます。
なので、練習の見学に行ってみようかなぁと思っています。
今日もご愛読にふぇーでーびる☆
素敵な週末をお過ごしくださいね。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆
ちゅううがなびら。
七海(ななみ)こと、店主の安積(あさか)美加です。
一昨日(2019年2月24日)の辻「廿日正月」神事、小雨がぱらつきましたが、本降りになる前に無事に終えることができました。
新たに様々なことを学ばせていただく機会を与えていただき、本当に多くの方々に支えられ、貴重な経験を積ませていただきました。
ぐすーよーぬうかじむとぅやいびーん。まくとぅにうしでぃがふーさびら。
こころより御礼、感謝申し上げます。いっぺーにふぇーでーびたん。
此度の神事のお手伝いに、大阪と京都から身内が来てくれていたので、昨日は数年振りにホエールウォッチングのツアーにみんなで参加しました。
那覇北マリーナからの出港でしたが、船長さんの判断で、前島の南側まで遠出しました。
海上のコンディションはさほど悪くはなかったのですが、3名ほどダウンされていたようです。
船に慣れていない方は、事前に酔い止めを服用されていた方がよさそうです。
揺れている船上でスマホを見ていたり、近くの波を見ていると酔いやすくなります。できるだけ遠くを見ることをおすすめします。
それから、海上、船が走っているときはかなり風が当たりますので、思っている以上に身体が冷えます。防寒対策もなさってくださいね。
今回は、クジラは遠目にチラッと見える程度でした。
そんな昨日のホエールウォッチングの最中に、ふと思いました。
クジラは、別に人間のためにジャンプをしたり、芸をしてくれているワケでは決してないよね。
だのに、七海たちは、クジラとかほかの動物の行動に興味をもって観察したり、興奮したり、感動したりしている。
人間以外の生き物は、捕食のために他の動物を観察したりすることはあっても、こんなふうに眺めるってことはきっとないよね。
これも生きることに自体に余裕があるからできること。。。(飢餓、戦争、被災の真っ最中だったらまずできませんよね)
余裕があると、これだけ好奇心があるんだなぁ。
人間って、面白いなぁ。etc…
とかとか、とりとめのないことを考えていました。
今宵も那覇市辻の「Mr.マイク」(TEL:098-863-1838)で民謡ライブをお届けしております。
七海は20時~21時半までお店にいます。お時間がございましたら、ぜひお気軽に遊びにいらしてくださいね。
七海が週2回(基本的に月・火担当)民謡ライブをお届けしている「Mr.マイク」はこんなお店です☆☆☆
沖縄CLIP ドゥマンギタンステーキを頬張りながら沖縄民謡ライブが楽しめる「ステーキハウス Mr.マイク」
ちなみに、昨夜は20代女性グループのお客様がたくさんお越しいただいたことが印象的でした。
長野県からお越しの女子大生の方には「涙そうそう」を、東京からお越しの元音大生の女性には「安里屋ユンタ」を、那覇市在住の男性には「オジー自慢のオリオンビール」を歌っていただきました♪
一部も二部もカチャーシーで大いに盛り上がった夜でした。o(^-^)o
今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆
ちゅううがなびら。今日はちょっとヒンヤリの那覇です。
今日も沖縄ジョートー市場ブログにお越しいただきありがとうございます。
七海こと沖縄ジョートー市場店主・安積美加(あさか・みか)です。
早いもので来る日曜(2019年2月24日)は、旧暦1月20日。
旧廿日正月(ハチカソーグヮチ・二十日正月)神事です。
那覇市辻のムラヤー(辻新思会)をお昼12時頃に出発して下記の8つの拝所・御嶽をまわります。
※今年の「じゅり馬まつり」は、2019年3月31日(日)です。
もともとは、旧廿日正月の神事とともに「じゅり馬まつり」も同時に奉納されていました。
今年はたまたま旧暦廿日が日曜ですが、昨今は、神事はこれまで通り旧暦一月廿日に執り行い、「じゅり馬まつり」は話し合いの上、近い日曜に開催されることが多いようです。
ご縁あって、七海は昨年から少し辻に関わらせていただいております。
それまでは、辻のことはなんとなくしか知りませんでした。
ご縁を頂いてから、いろいろと勉強させて頂き、新たに知り得たこともたくさんあります。
一番に感じたのは、かつての七海も含め、多くの方が「辻を誤解されているようだ」ということです。
那覇市辻について、ぜひ多くの方に知っていただきたいことがあります。
以下、七海(安積美加)が沖縄観光情報サイト『沖縄CLIP』で制作した記事から、辻についてぜひ知っていただきたいことを抜粋して、少しまとめました。
辻について語られているのは、「一般財団法人辻新思会(つじしんしかい)」理事長・上江洲安明(うえず・あんめい)氏です。
花街・辻を知っていただくために、ぜひご一読いただけましたら幸いです。
花街・辻について
花街・那覇市辻(つじ)の歴史は、琉球王国・第二尚氏王統11代尚貞王(しょうていおう)の時代まで遡ります。
1672年、辻と仲島が創建。渡地を含めた、「辻・仲島・渡地(チージ・ナカシマ・ワタンジ)」は三大花街としてその名を馳せます。
1908年(明治41年)、仲島と渡地が辻に統合されたことにより、辻には政財界や教育界をはじめ、あらゆる人々が集い、夜毎、高度な接待や華やかな宴が繰り広げられました。
しかし1944年(昭和19年)、「10・10空襲」により辻は消失、270年あまりの歴史に幕を下ろしました。
そして戦後。辻はふたたび、食事と琉球芸能を堪能できる料亭が立ち並ぶ花街として復活、各界著名人をはじめ多くの人々が足繁く通いました。なかでも、「料亭松之下」、「料亭左馬(さま)」、「料亭那覇」は那覇の三大料亭と呼ばれたそうです。しかし、栄枯盛衰。時代は流れ、現在も営業されているのは唯一「料亭那覇」のみとなりました。
以下、「財団法人 辻新思会(つじしんしかい)」理事長・上江洲安明(うえず・あんめい)氏に花街・辻について教えていただきました。(※辻新思会は、現在の廿日正月神事、じゅり馬まつりなどを牽引している団体です。)
「尚貞王時代につくられた辻は、女性たちだけでひとつの町を構成していました。辻は、世界でも類を見ない女性だけの町だったのです。彼女たちは接客や芸事だけでなく、料理、洗濯、縫い物から豚の世話まで、生活に必要なことをすべて身に付けていました。また、辻の女性たちはきちんと教育を受け、礼儀作法もしっかりと身につけていたので、最高のおもてなしができました。そんな彼女たちがとくに大切にしたのは、“義理・人情・報恩”なのです」。
「特筆すべきことは、辻には秩序があり、女性たちには品位があったことです。辻の女性たちにまとまりがあったのは、もともとは首里城にいた教養のあった女性たちであったからだと考えられます。城内で暮らしていた女性たちが辻に下りてきて、辻のアンマー(抱え親・貸座敷の女将)となった。豆腐ようやラフテーなどは当時の庶民の食べ物ではありませんから、彼女たちが宮廷料理を辻に持ち込んだと考えると自然です。そして、辻から、接待、社交、芸能、行儀作法、髪結い、衣装、料理など、あらゆる文化が生まれたのです」。
「辻は女性が花を売る遊郭というイメージがありますが、そうではありません。辻には、吉原のような黒塀もありませんでしたし、見張りの男性門番もいませんでした。辻は、食事や芸能を楽しむ、社交のための花街なのです。あまり知られていませんが、辻の女性は高額納税者でもあったのですよ。私は辻の誤ったイメージを変えたいと考えていますし、辻を守るのは私の使命だと思っています」。
穏やかだけれども、熱意をもって語る上江洲さんから、辻に対する強い想いと信念に基づく責任感がひしひしと伝わってきました。
※以上、沖縄CLIPより抜粋編集 → 全文 沖縄CLIP『沖縄を代表する老舗料亭「料亭那覇」の魅力』安積美加
廿日正月神事で廻る各拝所・御嶽について簡単にご紹介いたします。
(以下、文献を読み漁り、上江洲氏や辻新思会の方々に伺った内容を簡単にまとめました。)
◆ 呼称について
例えば、「1.鏡寺」は「海蔵院」が正式名称とも言われています。また、「3.祝女の井戸」は「ヌールガー」であったり「ヌールウカー」であったりなど、呼び方や読み方はいくつかありますが、代表的な呼称で記載しております。
◆ 辻の開祖
辻の開祖とされるのは三人の王女、「ウトゥダルヌメー」「ウミチルヌメー」「マカドゥガニヌメー」です。
※上記は上村渠の説で、前村渠には別の伝説も伝わっており、諸説あります。
◆ 辻村の構成
辻は、「上村渠(ウィンダカリ)」と「前村渠(メーンダカリ)」の二つの集落で構成されていました。
上村渠の守護神は獅子、前村渠の守護神は弥勒(ミルク)です。
辻御嶽に獅子と弥勒様を保管するための祠がありますが、湿気が多いため、現在はムラヤーで保管されているようです。
1.鏡寺(カガンヌウティラ)
辻開祖の三人の王女の名前と侍女(ウサザカイヌアンマー)の名前が刻まれた位牌が祀られています。
かつては広大なお寺で、首里から下りてきた王女たちが最初に暮らしていたところと伝承されています。
現在は個人様のお屋敷の一室がお寺となっています。
2.志良堂御嶽(シラドウウタキ)
かつては久米村(くにんだ)が管理されていたとされる唐旅への往復の航海安全祈願の御嶽です。
また、辻全体の御嶽であるとともに、首里や唐への遥拝所とされています。
現在はマンションやビルに囲まれた一角にひっそりと佇んでいます。
3.祝女の井戸(ヌールガー)
辻開祖の王女たちが生活に使っていたとされる井戸。
伝承によると、あたり一帯は掘っても塩水しか出なかったのに、こちらの井戸だけは甘い水が湧き出ていたそう。
現在は個人様の敷地の一角に佇んでいます。
4.イシカブイ
龍神様を祀っています。【聞き取り/上江洲安明氏 2019年2月24日(日)イシカブイにて】
現在でも熱心にお参りされている方がいらっしゃいます。
現在祠は1つですが、両側に祠らしきものがあった名残がありますので、ひょっとしたらもともとは3つ祠があったのかもしれません。(by ミカ)
5.軸(ジク)
首里城への遥拝所です。香炉は首里に向かって置かれているといわれています。
上江洲氏のお話では「開祖の王女たちが暮らしていた真茅御殿(マカヤウドゥン)の台所あたりになるでしょう」とのことです。
【聞き取り/上江洲安明氏 2019年2月15日(金)辻御嶽にて】
6.辻御嶽 開祖の祠
貸座敷組合によって昭和2年11月11日に改築された、辻の開祖とされる三人の王女、「ウトゥダルヌメー」「ウミチルヌメー」「マカドゥガニヌメー」の祠3つです。
「開祖である王女たちのご位牌は鏡寺にあり、そのお墓はすぐお隣にありますね。では、こちらはいったいどういった意味合いになるのでしょうか?」と、上江洲理事長にお尋ねしてみたところ、「そうですね。こちらは王女たちのお休み処、いわゆる庵(いおり)ですね」とのことでした。
【聞き取り/上江洲安明氏 2019年2月15日(金)辻御嶽にて】
7.辻開祖之墓
貸座敷組合によって昭和2年11月11日に改築された辻の開祖のお墓です。墓石の前には香炉が3つ並びます。
8.火の神(ヒヌカン)
大きな香炉が2つ置かれています。
辻のふたつの集落、「上村渠(ウィンダカリ)」と「前村渠(メーンダカリ)」のヒヌカンです。
平成最後となる「旧廿日正月」の神事(2019年2月24日)、艶やかで賑々しい「じゅり馬まつり」(2019年3月31日)、お時間ございましたらどうぞいらしてください。
どちらも七海、おります。(「じゅり馬まつり」では司会を務めさせていただきます。)
ぐすーよー、めんそーちくぃみそーちよーたい。
今日もご愛読にふぇーでーびる☆
今日はひさびさの長文になりました。
最後までお読みいただきありがとうございました☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆