宮古島「第17回なりやまあやぐまつり」2024年10月13日(日)本選16時半開演!

宮古島友利部落発祥の「なりやまあやぐ」とは

宮古諸島の中心となる宮古島(みやこじま)。

「なりやまあやぐ」は、宮古島を代表する宮古民謡のひとつです。

「てぃんさぐぬ花」「でんさ節」と並び、「なりやまあやぐ」は沖縄県の三大教訓歌のひとつとして知られています。

※沖縄の三大教訓歌 ・・・ 沖縄「てぃんさぐぬ花」、宮古「なりやまあやぐ」、八重山「でんさ節」

 

沖縄県宮古島市城辺友利インギャーにある「なりやまあやぐ」歌碑

 

宮古民謡「なりやまあやぐ」の
「なりやま」とは「慣れている“ヤマ”」
のこと。
「あやぐ」は「ウタ」のこと
「ヤマ」とは「ひとの集まるところ」のことです。

 

「なりやまあやぐまつり」会場となる宮古島の友利インギャー。なりやまあやぐまつりだけのために海上に特設ステージが設営されます。当日は砂浜から遊歩道、御願山(うがんやま)と一帯を1,000本以上の手作りろうそくが灯をともし幻想的な世界が広がります。

 

宮古民謡「なりやまあやぐ」の発祥の地は、沖縄県宮古島市 城辺(ぐすくべ) 友利(ともり)部落。
風光明媚なインギャーがあり、宮古島のなかでも古くからあったとされる部落のひとつです。

友利部落発祥の宮古民謡「なりやまあやぐ」さらなる詳細が気になる方は下記リンク先をどうぞ。

「なりやまあやぐまつり」は宮古島を代表する民謡イベントのひとつ

次の映像は、昨年2023年「第16回なりやまあやぐまつり」のようすです。
「なりやまあやぐまつり」の雰囲気が伝わるかと思います。ぜひご覧ください。

以下「なりやまあやぐまつり」の代表的な関連記事になります。(^-^)/

「第17回なりやまあやぐまつり」2024年10月13日(日)開催!

「第17回なりやまあやぐまつり」~ ぶどぅり とぅゆまし 肝心 ~
と き:2024年10月13日(日)本選 開演 16:30~
ところ:沖縄県宮古島市城辺友利インギャーマリンガーデン
主催:なりやまあやぐまつり実行委員会 友利部落
公式サイト:https://nariyamaayagu.com/
お問合せ:なりやまあやぐまつり実行委員会 info@nariyamaayagu.com/TEL:080-6480-1877

沖縄ジョートー市場店主でありライター(取材・撮影・執筆)であり、webサイト制作も請負しており、司会も務めております私・安積(あさか)美加。
平成27年(2015年)「第10回なりやまあやぐまつり」から司会を仰せつかり、今年も司会を務めさせていただきます。
今年は30分早く、16時30分の開演です。
今年もインギャーでお会いいたしましょう♪ (^-^)/

 

<追記>
2024年10月8日の夜、宮古島・友利部落から、実行委員の方からお電話をいただきました。
雨続きで農作業が遅れているとのことですが、「なりやまあやぐまつり」特設海上舞台の設営は順調で、明日の午前中には舞台設営完成予定だそうです。

今年「第17回なりやまあやぐまつり」は一般の部59名、子どもの部10名が出場。
一般の部(中学生以上)は、予選会で合格された20名の方が本選にお進みいただけます。
今年の「なりやまあやぐまつり」本選は、いつもより30分早く、16時30分開演です。
まつり当日10月13日(日)16:00~22:00頃(終了まで)は一般車両通行止めとなります。ご注意ください。
【出典】なりやまあやぐまつり公式サイト

 

「なりやまあやぐまつり」出場される方へ少し役立つ。かもしれない記事

 

しーぶん:「第5回 全島しまうた交流会 in 南大東島 2025」に向けて動きはじめています

2014年、久米島からはじまった「全島しまうた交流会」。

久米島 → 宮古島 → 与那国島 と回を重ね、昨年は第4回は西表島で開催しました。

「全島しまうた交流会」は来年2025年は南大東島で開催します!

南大東島は来年開拓125周年記念!
沖縄県内の各離島(久米島、粟国島、宮古島、石垣島、西表島など)で暮らす唄者たちが南大東に集います。(*^-^*)
もう少し内容が固まりましたらご案内できたらなと思います。

「第4回 全島しまうた交流会 in 西表島 2023」開催概要(PDF)

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うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

久米島の君南風(チンベー)に会いたい

久米島空港

沖縄県の久米島には「君南風(チンベー)」と呼ばれる高級神女がいます。

沖縄の高級神女の総称は「三十三君(さんじゅうさんくん)」と言われています。三十三君というのは「多数の神女」という意。
『女官御双紙(にょかんおそうし)』(1709年)には三十三君として37神があげられており、そのうち30神が航海神。沖縄は海とともに生きているんですね。

久米島の君南風も三十三君のひとり(一神)です。

三十三君は1667年(尚質20・康煕6年)にほぼ廃止されたのですが、伊平屋の「あむがなし」、久米島の「君南風」、今帰仁の「あおりやえ」の三君だけ残されました。それだけ三君は重要だったのでしょう。

令和のいまも変わらず大切にされている久米島の君南風。
ぜひいつか見てみたい。機会があればお会いしてみたい。と以前から思っています。

数ある神女のなかでもとくに久米島の君南風に興味をもった理由は次の2点です。

1.1500年「オヤケアカハチの乱」での君南風の功績

とーっても簡単にいうと、1500年頃の「八重山(オヤケアカハチ)」 VS 「首里王府(宮古・多良間)」の戦(いくさ)です。

首里王府に反旗を翻した八重山の遠弥計赤蜂保武川良(オヤケアカハチホンガワラ)。
アカハチ軍を鎮圧するために王府軍は石垣島へ向かったのですが・・・。

沖縄の高校の教科書には次のように紹介されています。

王府軍が船をすすめていくと、数十人の巫女が木の枝を打ち振って奇声をあげ、官軍を呪い倒そうとしているのがみえた。そのため王府軍はなかなか上陸できなかった。【出典】『新訂・増補版 高等学校 琉球・沖縄史』(2001年初版)新城俊昭

「うわー。高校の教科書に呪い倒すって載ってるー。おもしろーい!」と思いました。

そして、ここで登場するのが久米島の君南風です。

アカハチ側はがんばって呪いをかけて上陸を防いでいたのですが、王府軍側の君南風の奇策によって王府軍は石垣へ上陸。アカハチ軍は敗れました。
王府軍に勝機を与えた君南風には褒美として「子孫が代々神職の君南風を司る」という栄誉が与えられました。

この戦で、久米島の君南風の名が琉球中に響き渡った。はず。
想像・妄想力が豊かですので、想像を膨らませ、「チンベーすげー! カッコいいー!」となったのでした。

 

<しーぶん>
「オヤケアカハチの乱」は、「アカハチ・ホンガワラの乱」とすべきという節もあります。
「乱」とつくのは、戦勝者側・王府軍から見てのことであることを断っておきたいと思います。
首里・八重山・宮古、それぞれの立場から想像してみると違った一面が垣間見えます。
アカハチの乱、ご興味ございます方は調べてみてくださいね。(*^-^*)

2.君南風の祭りの写真

カラー写真もどこかで見ましたが、とりあえずパッと出せる手元の資料から。

久米島「君南風(ちんべー)」の祭り

なにかの植物? わさわさした被り物。このお姿ステキ。いいわぁ~。

と、君南風に憧れを抱くようになりました。

そして、チンベーの祭祀をいつか見てみたいな。
と思うようになっていました。

 

今日は旧暦6月20日。久米島では「六月ウマチー」斎行

「六月ウマチー」はだいたい旧暦6月15日。
なのですが、久米島は旧暦6月20日に行っているようです。

憧れの久米島の君南風に関連する最大の祭祀が「六月ウマチー」だそうで、それが本日!!(デシタ)

じゅり馬で知り合った久米島出身で那覇在住のRちゃん。
彼女から聞く現在の「君南風」の話が面白すぎました。(面白い話は、ネットや本には書けません。実際に話ししたり、酒のアテだったり。そんなのがまたいいんだよね)

君南風の6月ウマチーは朝8時台からはじまるそう。
なので、フェリーなら前日から久米島入りしなければなりません。

ぜひRちゃんと一緒に行けたらな♪ とピッチャガマ久米島行きを思案。したのですが、急用で彼女は島に帰ることができなくなりました。
ひとりで久米島行こうかなーと思ったのですが、見送って来年Rちゃんと一緒に伺うことにしました。

 

ウマチー
沖縄諸島で稲麦にかかわる四つの祭り。2月・3月・5月・6月におこなわれる。
王府より日を選んで村々におこなわせたが、明治以後は旧暦15日に定日化した。
【出典】『沖縄大百科事典』沖縄タイムス社(1983年)

大変お世話になっている久米島・兼城の公民館

さきほど所用で久米島の海の玄関口・兼城のねーねーにTEL。

その際に
「今日、久米島は君南風の祭祀(ウマチー)やってるんじゃないですか?」と尋ねると、
「そうかもね~。区長は午前中仕事休んで、神女たちと神屋にウサギムンもって行ったよ」とおっしゃる。

「そうなんですね。一度、君南風みてみたいんですけど。ねーねーはみたことありますか?」
「君南風はみたことないけど、神屋があるところはどこでもやってると思うよ」。

祭祀のために仕事を休む。

大変だろうけど、歴史文化、伝統を大切にされていていいな。
と思うのでした。

 

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「ペンキ画家 SHOGEN トークショー」に行ってきました☆沖縄2024年7月8日

2024年 仲間おじぃの奇跡のマンゴー&ケンちゃんマンゴーご注文受付中☆

ちゅううがなびら。
沖縄から七海(ななみ)こと“ねこ”こと美加やいびーん。

沖縄県産農薬未使用「仲間おじぃの奇跡のマンゴー」&限りなく無農薬に近い「ケンちゃんマンゴー」のご注文受付が始まりました。
どんどんご注文をいただき作業に追われていると、「夏が始まったー!」と実感です。o(^-^)o


☆ 既にご注文をいただいているお客様へ ☆
本日7月11日から順次、ヤマト運輸クール便でお届けいたします。
沖縄から出荷の際、出荷日とヤマト送り状「お問合せ番号」をメールにてご案内さしあげます。
マンゴーは最良の状態で収穫 → 出荷いたしますので、いましばらく楽しみにお待ち願います。(^-^)/

【2024年のマンゴーご注文最終受付】
2024年は7月14日(日)23:59をもってご注文最終受付となります。
※商品代金のお支払いに銀行振込をご希望のお客様は、7月16日(火)午後3時までに商品代金をお振込み願います。

 

ショーゲンさんて誰?? → 七海が思うSHOGENさんは、【後半】で綴ります

沖縄空手会館の特別道場「守禮之館」(okinawa-karate-kaikan)。空手の発祥地であることを顕示した「赤瓦の屋根」「板張りの壁面」でできた道場。高段者の昇段試験や空手の日等の演武などでのみ利用可能だそうです。

2024年7月8日(月)那覇の日。
豊見城の沖縄空手会館にて開催されたペンキ画家SHOGENさんのトークショーに行ってきました。

イベントの主催は上原康弘・由美子夫妻の「レインボースイッチーズ」。
上原夫妻は長年、沖縄の伝統文化のひとつ「旗頭(はたがしら)」の「若狭松山旗頭」を牽引し守り続けています。

夫妻は各々、別々の時期、別々の場所で、SHOGENさんと出会い、不思議なご縁をお持ちだそう。
若狭松山旗頭への応援寄付も兼ねて、今回のトークショーが実現されたようです。

七海はSHOGENさんのことを存じ上げなかったのですが、上原夫妻には去った3月の「じゅり馬まつり」で大変お世話になりましたので、何か少しはお手伝いできないかなと思い足を運びました。

よくわからずに伺ったのですが、トークショーは予想以上に面白くて有意義でした。
トークショーのなかでとくに印象に残った部分をご紹介したいと思います。(*^-^*)

会場の椅子並べや誘導など簡単なことで何か少しでもお手伝いできればと思い、会場の空手会館へ向かい14時半前に到着。
指示を仰ぐも、準備はほとんど出来上がっていたので、誘導などできそうなことを見つけて少しお手伝い。
会場にいらっしゃった皆さん、誰もが礼儀正しい方ばかりでした。(*^-^*)

余談ですが、トークショーの会場となる「研修室A」はサービス満点すぎるくらい冷房がガンガン効いています。が、館内はとっても蒸し暑い。
まるで、サウナと水風呂のようでした(苦笑)

開演時間は17時。
開演時間近くになると、会場には若狭公民館館長、若狭一丁目自治会長、じゅり馬まつり関係者の笑顔にも会えました。
顔馴染みの会長さんの隣の席を勧められ恐縮したのですが、「席を埋めるのもお手伝いですよ」と会長が背中を押してくださったのでありがたく着席。

着席すると、会長と「ショーゲンさんて誰? 何をする人?」から始まりました。
会長がスマホで検索すると、「尚玄」さんという沖縄県那覇市出身の彫りの深いイケメン俳優さんがヒット。
「これは、違うわねぇ」とふたりで苦笑い。

アルファベットで入力ペイント画家の「SHOGEN」さんがヒットします。
「アフリカで修行されたペイント画家さんらしいね」とお話しているうちにイベントの開始時間となりました。

会場は満席満員。おそらく150名くらいのオーディエンスがいらしたかもしれません。
なかには県外から数名、広島から駆けつけた女性もいらっしゃいました。

トークショー最中は、子どもたちの映像と動画がNGなだけで、写真撮影はOKでしたのでときどきiPhoneで撮らせていただきました。

主催「レインボースイッチーズ」上原康弘・由美子夫妻

イベントがはじまると、トークショーの前に、主催ご夫妻がご挨拶。

若狭松山旗頭実行委員会の実行委員長・上原康弘さんとSHOGENさんの最初の出会いは沖宮での旗頭。から数年後の再会だそう。

今回、七海をイベントに誘ってくださったのは由美子さん。SHOGENさんとの出会いご縁をとても大切にされています。
由美子さんは若狭松山旗頭を支える若狭松山旗頭実行委員会の広報部長兼婦人部長。とても料理上手で食育にも力を注がれ、子どもたちに沖縄の伝統文化を伝え繋げようと日々奮闘されています。

 

沖縄の伝統文化の共通点は “祈り”  ― 来賓挨拶・上原邦男氏

主催者あいさつの次は、来賓ごあいさつ。

沖縄空手案内センター所長の上原邦男(沖縄伝統空手道振興会事務局長)氏の来賓挨拶は、沖縄語と英語と日本語を交えたとても楽しいスピーチ。
あまりにも話上手で、「上原邦男氏のトークショーがあっても良いかも」と思うほどでした(笑)

◇ 上原邦男氏のスピーチでとくに印象に残ったコト

・世界の空手人口は日本の人口を上回るそう。← まじか?! あぎじゃびよー。

・伝統空手は自分との対話。それがやがて祈りにつながっていく。

・沖縄にはさまざまな伝統文化があるが、それらには共通するものがある。それは“祈り”。

上原氏のご提言

沖縄の伝統文化の共通点は、“祈り”。

胸に刺さりました。

沖縄だけでなく、日本各地、世界各地の伝統文化の共通点は、それぞれの“祈り”なのかもしれません。

鮮烈なインパクトを残した上原氏の次に、若狭公民館長の宮城潤氏がご挨拶。

 

「・・・。非常にやりづらいですね」

との宮城氏の第一声に会場が笑いに包まれました。

掴みバッチリ! 宮城氏もさすがです。

役職に長がつく方は本当にスピーチが上手だなぁと感心いたしました。

宮城館長はとても穏やかでやわらかな物腰の方。館長にも若狭公民館職員の方にも、「じゅり馬まつり」で大変お世話になりました。いっぺーにふぇーでーびたん。

 

ペンキ画家 SHOGENトークショー@沖縄2024年7月8日(月)

SHOGENさんは、アフリカはタンザニアのブンジュ村で「ティンガティンガ」を学ばれたペンキ画家。

はて、ティンガティンガってなんだろう?
と思われる方も多いかと思いますので、以下SHOGENさんの公式サイトから抜粋いたします。

//
「ティンガティンガ(Tingatinga)とは、アフリカのタンザニア発祥の伝統的な絵画スタイルであり、ポップアート(ハッピーアート)」

ティンガティンガは、1960年代にタンザニアのダルエスサラームで生まれた伝統的な絵画スタイルで、このスタイルは、主にアフリカの動物や植物、自然を描いた作品が特徴的なアートです。
6色のエナメルペンキ(黒・白・赤・青・黄色・緑色)を使い、下書きなしで自分を信じて描き切るという、描き方にも特徴があります。

【出典】SHOGEN公式サイト//

SHOGENさんのトークショーは90分。

SHOGENさんの生い立ちから話しはじめられ、学生時代のこと、画家になる前のお仕事のこと、ティンガティンガとの出会い、単身アフリカへ渡り、ブンジュ村で得た経験と人生観をやわらかな関西弁で丁寧に語られました。

幼少から社会人までの軌跡もユーモアたっぷりにご紹介されて、会場の笑いを誘っていました。

学校にもトークショーで赴かれるだけあって、日本各地の子どもたちのこともよくご存知でした。
し、一度も水分補給をせず話し続けられたのも何気にすごい!

 

ペンキ画家 SHOGENトークショーで印象に残った3つのこと

いろいろと頷けることがありましたが、とくに七海が印象に残った3つのことを挙げたいと思います。
(詳細はいつかどこかで、SHOGENさん御本人のことばでどうぞ。)

 

◇ ペンキ画家SHOGENさんのトークショー@沖縄で印象に残った3つのこと

1.人間の役割
人間の役割はありとあらゆるもの、すべてのものを祝福すること。

2.日本人は独りぼっちになれなかった人たち
日本人は虫の声が聞こえる存在。(外国のひとは虫の声は聞こえないらしいです。)
自分ひとりになったとしても、絶えず草木や虫が話しかけてくるので、日本人は独りぼっちにならなかった人たちだった。

3.ことばはお守り
こころに余裕をもってことばを発すれば、ことばは“お守り”になります。

—–

人間の役割は、ありとあらゆるものを祝福すること。
とっても素敵だなと思いました。

虫の声、大好きです。
日本人にしか聞こえないなんて知りませんでした。
「日本人は独りぼっちになれなかった人たち」というのも素敵だなぁ。

ことばはお守り。
コトバの暴力、コトバには殺傷能力がありますが、コトバは癒やしや元気、しあわせをくれたりもしますよね。

「おかえり」「ありがとう」「おめでとう」「うれしい」「よかった」「しあわせ」
周囲のひとたちにも、自分自身にも、こころに癒やしや元気をくれることばを紡いでいけたらいいな。

ペンキ画家 SHOGENトークショー@沖縄 SHOGENさんへの質問コーナー

トークショーの最後にはSHOGENさんへの質問コーナーが設けられ、ふたりの方がご質問されていました。
おふたりの質問内容も、SHOGENさんのご回答も、どちらも伺えて良かったです。

—–
Q1:不登校の子どもになんと声を掛けたらよいかわかりません。SHOGENさんでしたらどのようにされますか?

A1:ブンジュ村の村長だったらきっとこう言うと思います。
学校に行っているあなたも、学校に行っていないあなたも、どちらのあなたも愛しているよ。
とにかく、どんなときも、どんなあなたも愛している、大切に想っていると伝えてください。

 

—–
Q2:学校教諭です。余裕がないときは子どもたちへの対応が厳しいものになりがちです。何か良い方法はありますか?

A2:ブンジュ村では、「これはできるけど、あれは苦手だから手伝ってね、と伝えることが大切」だとされています。
ですから、ブンジュ村の先生は、自分の苦手なことや弱みも生徒にさらけ出します。そうすることで不思議と生徒たちが先生をカバーするような行動を取るようになるんですよね。
先生も思い切って素直に、◯◯は得意だけど□□は苦手だからそんなときは手伝ってね、と生徒たちに言ってみてはいかがでしょうか?
そうすれば、子どもたちは率先して先生を手伝ってくれるようになると思います。

 

【後半】七海が感じた「SHOGENさんとは」

SHOGENさんに関する知識はほとんどなく拝聴させていただくトークショーですが、SHOGENさんは他にもたくさんの素敵なことばを語られていました。

 

SHOGENさんのブンジュ村でのお話に耳を傾けながら、自分がアフリカを旅したことを思い出していました。

ちょうど30年前のことです。
当時のケニア・タンザニアは黄色人種、アジア人そのものがとても珍しく、日本人はほとんどいませんでした。
治安もなかなかなもので、白昼堂々の路上強盗、空き巣、ひったくり、武装集団、高山病、とにかく周囲はトラブルだらけ。
なので、日本人らしき人をみると、「日本人ですか?!」と話しかけ、互いに日本人だとわかると駆け寄り抱き合ったほどでした。

旅先の成り行きでたまたま、観光地ではない、電気もガスも水道もない小さな村を訪れたこともありました。
その村の家は、泥で固めたようなもので作られており、入口はムシロで、窓は枠だけ。
電気もガスも水道もないから、ごはんを作るのに4時間かかると言っていたっけ。
トイレに行きたいというと、「big or small?」と尋ねられ、「small」と答えると、家の裏の茂みを指さして「あそこでしろ」と言われたな。
「のどが渇いたか?」と聞かれて、「乾いた」と答えれば、ヤシの木に少しよじ登って、ヤシの実を取ってくれた。

電気はないから、夜は焚き火を囲んだ。
星空がキレイだった。

おぼろげな記憶を思い出しつつ、SHOGENさんのお話を拝聴していて、思ったのは

SHOGENさんとは、“ブンジュ村のやさしく生きる術” を伝えるメッセンジャー

なんだな。ということ。

 

アフリカを旅したひとは、七海だけでなく、たくさんいるだろう。
いまや世界が近くなって、便利になって、むかしよりもっともっと多くの人がアフリカを旅しているだろう。

でも、誰もがSHOGENさんのように、気付きを得られるわけではないだろうし、あんなふうに大切なことを上手く伝えることはできないだろう。

だから、ひとにはそれぞれ役割があって、SHOGENさんは画家であるけど、ブンジュ村のメッセンジャーだなと思ったわけさ。

メッセンジャーSHOGENさんによる、ブンジュ村からのやさしいメッセージであふれた会場。

会場に集まった人たちは、何かしらの救いを求めているひとだったり、悩み苦しみながらも、ひとにやさしくありたいって思うような、きっと心優しい人たちでしょう。

夜の空手会館からの夜景。@okinawa-karate-kaikan

トークショーのあとは、中庭に移動。空手やエイサー、旗頭の演舞が披露されていたようです。

七海はというと、トークショーあとは会場の後片付けを手伝っておりました。
片付けが一段落したのち、空手会館を後にしました。
夜の空手会館周辺は思った以上に暗くて(駐車場は真っ暗)、那覇なのかな、夜景がキレイに眩しく見えました。

 

主催の「レインボースイッチーズ」上原夫妻&ファミリー、準備からたいへんだったかと思います。たいへんお疲れさまでした☆
&ボランティアスタッフの皆様もたいへんお疲れさまでした☆
みなさま、いっぺーにふぇーでーびたん。

 

 

今日もご愛読にふぇーでーびる☆

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
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【レース結果】「第25回サバニ帆漕レース」完漕!

ちゅううがなびら☆
沖縄は那覇から、七海(ななみ)こと “ねこ” ことミカ(安積美加)です。(^-^)/

阿嘉島が拠点の帆掛サバニチーム「阿慶座美陽(あぎじゃびよー)」。
「第25回サバニ帆漕レース」完漕できました!!
ひさびさに面白い楽しいレースでした♪

年に1回なので、イロイロと忘れていることが多く・・・
記録・備忘録を兼ねて綴ります。

2024年6月28日(金)レース2日前 準備作業

那覇の泊港10時発のフェリーざまみで、みす(美鈴)、和浩、ミカの3名阿嘉島入り。
阿嘉島でレースの準備作業を行いました。
サバニの船底のザラザラをサンダーかけて塗ったり、椅子と背もたれにクッション材をセッティングしたりetc…、イロイロとやることがあって意外と疲れました(苦笑)

夜はみすが作って持ってきてくれた大好物の「イカスミ汁」と「軟骨ソーキ汁」がいっぺーまーさん! 食べすぎました。
あ、写真はありませんが、とにかく、みすが作る「イカスミ汁」は絶品。いままで食べたイカスミ汁のなかで一番あじくーたーで美味しいです。まじお店やってほしい(笑)

2024年6月29日(土)レース前日 サバニを古座間味へ

泊10時発のフェリーで、ヒロフミさん、ふーちゃん、萩野さん3名が阿嘉島入り。
今年のチーム「阿慶座美陽(あぎじゃびよー)」は参加メンバー全部で8名。前日に全員が揃いました。

レース前日はスタート地点となる座間味島の古座間味ビーチで船検があり、16時からは座間味港近くで艇長会議があります。
なので、阿嘉島から座間味島へサバニを持っていかなければなりません。

萩野さんは土曜に日帰りで練習に数回参加されましたが、ヒロフミさんは今年は一度も練習に参加できず。
ヒロフミさんと萩野さんはウォーミングアップをした方が良いし、みすも本番で乗れるかわからないから、「うちは伴走船に乗るねー」とふーちゃん運転の伴走船にミカは乗船。

スタート地点の古座間味ビーチへは、阿嘉島からひーとー、ヒロフミさん、萩野さん、みす、和浩、金城さん(スキッパー)の6名で持っていきました。

いっつも思うんだけど、「シル」と呼ばれる安室島と座間味島のあいなからへんが浅くて海がめっちゃキレイに見えるんですよね。伴走船はシルには行かず、サバニだけがシルを通って古座間味ビーチへ向かいます。なので離れる前(シルの手前)安室島の西側で伴走船からパチリ。写真ではわかりにくいかもですが、海面下にはサンゴが広がっています。

古座間味ビーチへ向かうサバニをシル付近まで見送り、伴走船は座間味港へ。

古座間味ビーチへの山越えがナンギーなので、今回はふーちゃんとふたりで座間味港で待機。
待っている間、5月に3週間かけてタイ、バングラデシュ、カンボジア、ベトナムの4カ国を旅してきたというふーちゃんの旅の話に。
コロナ禍以降一度も海外に行ってないので、ワクワクしながらふーちゃんの旅話&旅写真を楽しみました。
「どこが一番良かった?」と尋ねると「バングラデシュが一番おもしろかった」とふーちゃん。うんうん。めっちゃわかるわ~。

艇長会議の会場までは行ったのだけど(ちょっと遠くてナンギー)、ひーとーと和浩のふたりが出席していたので、みす・萩野さん・ミカは外で待機→港へ。

前日の艇長会議では1チームにつきゼッケンが3つ配られます。
サバニに立てるゼッケン、スキッパーがつけるゼッケン、伴走船がつけるゼッケンです。ちゃんと棒がついているので、タイラップやテープで留めればOK。

今年も前夜祭には参加せず、全員伴走船で阿嘉島に戻りました。

 

2024年6月30日(日)「第25回サバニ帆漕レース」

いつも通り寝不足(苦笑)。朝6時前に朝ごはん。全員伴走船に乗って7時に阿嘉港を出港。

バス乗り場の変更、艇長会議の会場変更と、ここ数年イロイロと変更がありました。

昨年までは阿嘉島で氷を買っていたのですが、いつの間にかプリペイドカード?方式に変わったと直前にわかり、座間味の「105ストアー」で氷を調達することに。
(105ストアー、PayPayが使えて便利だった記憶だったのですが、現在は現金のみに戻っていました)

座間味港からスタート地点の古座間味ビーチまでの山越えは、かなり体力を奪われます!(>_<)
今年はバスを出してもらえることになったので8時のバスに乗りました。

古座間味ビーチに、31艇の帆掛けサバニが並びます。

トラッキング用のビーコンを受け取り、前日に配られたゼッケンとビーコンをサバニに取り付けます。

第25回サバニ帆漕レース(計31艇参加)
チーム:「阿慶座美陽(あぎじゃびよー)」@阿嘉島拠点チーム
スターティングポジション:15番

サバニ乗船メンバー(5名)
1.最前列右:ひーとー(ホーアギヤー&漕ぎ)
2.2列目右:ミカ ⇨ 前島手前で萩野さんと交代
3.2列目左:ヒロフミさん
4.3列目左:和浩
5.最後尾:金城さん(スキッパー)

伴走船(3名)
1.船長:ふーちゃん
2.みす
3.萩野さん ⇨ ミカ

今年は南風。東が入らないだけいいさー。(本当は西風がちょっとでも入ってくれると嬉しい)
あぎじゃびよーは名前の通り?いつも「牛ノ島」に行くまでに、先頭集団とは離され(もう見えない)、最後尾か最後尾に近いところでがんばってます。
今年はマストが折れてしまったチームが何チームかありました。
レース開始から15分もしないところでマストが折れてしまったチームがあったので、珍しく最下位ではありませんでした。とはいえ限りなく最後尾に近いところです。

今回のサバニの座席、練習では一度も乗っていなかった場所でした。
レースで初めて乗ってみて、「狭っ!!! 姿勢体勢が辛い。漕げないー (>_<)」と焦り驚きました。
しかし、イマ言っても仕方ないので、黙ってガマンして出来る限り工夫してがんばるしかありません。我ながら辛い体勢でがんばりました。

ちなみに、ペースが良いとき(確か黒島~前島あたりかな?)は2000回転で走っていたみたい。

10時半頃、前島(ハテ島)手前で萩野さんと交代。ミカは伴走船から応援しました。
交代した萩野さんは、ウチより背も高くガタイが良いのでもっともっと辛かったはずー。よくがんばりました。

わったーにとって、いつもチービシ(※1)から那覇までが大変。
スタートは周りにサバニもいて、慶良間諸島の島々のあいだを縫うように走るので、風景もどんどん変わって進んでいることが実感できるし楽しい。
のですが、チービシを過ぎると、見えるのは沖縄本島と海だけ。
疲れもあるし、見えているのになかなか近づかないゴールに精神的に疲れます。
(最後尾の方にいるので)たまーに見えるサバニに励まされる。って感じです。(苦笑)

今年はチービシの一番東、那覇よりの神山(かみやま)島を12時に通過。
この調子でいけば、13時までにゴールできればいいな! と伴走船から応援。

※1:チービシ ・・・ 沖縄県島尻郡渡嘉敷村。ナガンヌ島、クエフ島、神山(かみやま)島の3島と周辺海域の呼称。

今回は南風。風が南から北へ吹くので、気を抜くとどんどん北に持っていかれます。
目的地(那覇港沖)までの風向きと海流をどれだけ読めるか、うまく超えていけるかもスキッパーの腕にかかっています。

チービシを超えたところで、セールを広げようと作業している間に北に流されました。

最後はゴールが分かりづらくちょっと迷ってたかも??
ゴールがすぐそこに見えているのに、なかなかたどり着けないのが大変でした。

ゴール付近では、那覇空港へ降りる飛行機がバンバン頭上を通過。飛行機と帆掛サバニの組み合わせが撮れました。

2024年6月30日(日)「第25回サバニ帆漕レース」レース結果

今年はコースレコードが誕生しました!!
なんと! 3時間を切っています!!
しかも、上位5位まですべて2時間台。あぎじゃびよー。
ほんとすごいさー!!!

わったー「阿慶座美陽(あぎじゃびよー)」は、4時間9分、19位でゴールしました。
ともかく、怪我なく事故なく無事に完漕できて良かったです。

那覇港一文字沖でゴールしたあとは、とまりんへ。
サバニをクレーンで吊り上げてフェリーで阿嘉島へ送ってもらいます。

阿嘉島17時発の泊港行きの高速船クイーンに間に合うように、泊港から金城親子は伴走船で阿嘉島へUターン!
なのでレース直後もいつもバタバタ。レースで疲れているところ、本当にお疲れさまです。

とまりんにいるメンバーで後片付け。を終えてパチリ。あ、8名全員揃った写真がないなー。(汗)
昨年はリタイア。今年は完漕! 昨年サバニに乗れなかった萩野さんも今回は漕げてゴール!
日焼けして真っ赤ですが、完漕できてみんな満足。だと思います。

 

反省の備忘録

いろいろとありますが、特に、を備忘録。

■ チーム
◇ サバニの座席 → 2列目がめっちゃ狭い。練習時にすべての席に座って漕いだ方がよいかも。
◇ ふーちゃんアドバイス
・ティンナー → いまの場所よりセール寄りに1ヶ所ティンナーを下ろすようサバニに通す。(U字でもなんでもよい)
・5名は重い。このサバニは4名が良いと思う。

■ 食材調達係として
たまご1パック、ポーク缶2缶は買ってきて良かった。
お肉はすべて消費したけど野菜は余ったかも。&素麺2袋+めんつゆ+チューブ生姜は使用せず。島で使ってください。

■ 事務局にお願いしたいこと。(前々から思ってるのにいつも忘れるさー)
◇ ゴールが見えない。でーじ分かりづらい。ものすごーく近くまで行かないとわからないので、高さ2~3メートルで良いのでバルーン2ヶ所を設置してゴールをわかりやすくして欲しい。
◇ チラシはポスターばかりでなく、ポストカードや団扇、A4サイズがあるといいなぁ。

 

備忘録として、簡単に綴るつもりが、結構長くなっちゃった。
読んでいて分かりづらいところがあるかもしれません。ごめんなさい。
どうしても気になったら尋ねてくださいね。(*^-^*)

 

今日もご愛読にふぇーでーびる☆

7月。夏だ。
今年の「奇跡のマンゴー」については2~3日中に決まると思います。
お待たせしておりごめんなさい。m(_ _)m
決まり次第、ご案内いたします。

 

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

「第25回サバニ帆漕レース」間近! 初夏の那覇の朝焼け

初夏の那覇の朝焼け

梅雨が明けた初夏の那覇。
2024年6月27日(木)05:21 撮影。今朝の朝焼けです。
とても美しく神々しい朝焼けに、思わずスマホでパシャリ。広角でも撮っておけばよかったな。

 

第25回サバニ帆漕レース

2024年6月30日(日)本レース

エントリー数:計31挺

スタート地点:沖縄県島尻郡座間味村 座間味島の古座間味ビーチ

ゴール地点:沖縄県那覇市 那覇港 一文字沖

08:30  航海安全の拝神  スターティングセレモニー
09:00 レーススタート 座間味島古座間味ビーチ
13:00 順次フィニッシュ( フィニッシュ後、三重城港内へ曳航)
16:00 (予定) レース終了(タイムリミット)
18:00 表彰式/とまりん前広場

 

今日は気温32℃ですが、湿度がギリ70%を切っているので、汗だくでもエコンなしでがんばれます。
気温よりやはり湿度なんですよね。
気温が高くても、湿度が低ければ、木陰や風が通れば耐えられるんですよね。
湿度が50~60%くらいだとかなり楽です。

 

サバニ帆漕レースの準備で明日から阿嘉島入りします。

先ほどメンバーの食材を買い出しに行ってきました。
ただでさえいっぱいのウチの冷蔵庫。(ほんともうひとつ欲しいくらい)
冷蔵庫に入り切らず、クーラーボックスに保冷剤をありたけ突っ込んで、メンバー用のお肉やもやしなど要冷蔵食品を入れて保管しています。

 

さて、、、
今年もほとんど練習できませんでした(>_<)
アウトリガーをつけたニーサギクラスで参加です。

第25回サバニ帆漕レースには、31挺がエントリー。
阿嘉島拠点のチーム「阿慶座美陽(あぎじゃびよー)」は、スターティングポジションは15番です。

ココ数年は向かい風ばかりの苦しい厳しいレースばかりで、数年完漕できていません。
今年こそは追い風で、楽しい気持ち良いレースになってくれますように!!

完漕目指してがんばります。o(^-^)o

無事故で皆が完漕できますように。

 

皆様、ステキな週末をお過ごしください。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

 

令和6年「なんみん祭」日程

令和6年「なんみん祭」日程&司会

 

令和6年の「なんみん祭」が明後日からはじまります。

神社神道において、「例大祭」はその神社にとって最大の祭事かと思います。
沖縄「波上宮」の例大祭は、新暦5月17日です。
今年も5月17日の「例大祭」に参列させていただきます。

例大祭を挟んで、前後の週末に開催される「なんみん祭」。
今年はちょうど5月17日金曜が例大祭ですので続けて18日19日と、ちびっこ相撲、演舞大会、神幸祭(御神輿パレード)、沖縄角力、ビーチ綱引大会、のど自慢大会など、さまざまなイベントが開催されます。

昨年2023年は、「演舞大会(第27回)」の司会、および演舞大会の「じゅり馬」の地謡を務めさせていただきました。

今年2024年は、5月19日(日)18時開演「のど自慢大会(第27回)」の司会を仰せつかりました。
今年も楽しみながらがんばりたいと思います。

今日もご愛読にふぇーでーびる。

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

甲辰「じゅり馬スネー」参加女性募集中!

今年3月17日(日)、
5年振りに
「じゅり馬まつり」(沖縄県那覇市辻)
を開催いたします。

 

「じゅり馬まつり」は昭和63年まで、
那覇ハーリー、那覇大綱挽と並び
「那覇市三大祭」のひとつに数えられていました。

 

1672年創建の花街・辻。
昨年のみーかー(安積美加)は、辻にはじまり、辻のために奔走した一年でした。
全身全霊、自分の持てるすべてを辻に注ぎました。

 

おかげさまで、
地域の皆々様、じゅりたちと神々の応援もあって、
今年は、36年振り(!)に地域のみなさんと一緒に作り上げる
「じゅり馬まつり」です。

 

令和6年の「じゅり馬まつり」は、
長い歴史を有する「地域の伝統行事」にふさわしい祭祀となります。

ただいま、「じゅり馬スネー」参加女性募集中です。
眺めている「じゅり馬まつり」ではなく、
そこの貴女、ぜひ参加してみませんか?

詳細は下記リンク先をどうぞ。

「じゅり馬スネー」は、来週1月10日頃まで応募可能です。
お気軽にお問合せくださいね。

 

令和6年「じゅり馬まつり」
第1部:地域パレード出演団体(順不同・敬称略)

◎辻の守護神二柱(弥勒様、御獅子)
・旗頭:那覇大綱挽辻実行委員会(20名)
・旗頭:若狭松山旗頭実行委員会(20名)
・旗頭:久米旗頭実行委員会(15名)
・エイサー:若狭ちむどんどん太鼓(15名)
・ダンス(ヒップホップ):上山中ダンス同好会Buzz&MY(7名)
◎じゅり馬スネー(参加女性募集中)
(2023年12月28日時点)

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うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

令和6(2024)年の「じゅり馬まつり」はすごいことになるはず!!

令和6年「じゅり馬まつり」

2024年3月17日(日)正午12時~16時
メイン会場 花城御嶽・ムラヤー前(沖縄県那覇市辻2丁目8番7号)

第1部 地域パレード(正午~) 辻の守護神(弥勒・獅子)、じゅり馬スネー、旗頭 等
第2部 奉納演舞(14時頃~) 琉球舞踊家たちによる琉球舞踊、じゅり馬スネー 等

主催:一般財団法人辻新思会(TEL:098-894-2297)公式サイト https://tsuji.okinawa/
共催:じゅり馬まつりパレード実行委員会、料亭那覇
後援:辻自治会、若狭一丁目自治会

「じゅり馬まつり(旧廿日正月)」は、琉球國時代の1672年に創建された花街・辻が誇る歴史ある地域の伝統行事です。

☆ 第1部 地域パレード ☆
地域のみなさんとパレードします♪
地元の旗頭(辻&若狭松山)も一緒です☆

じゅり馬を一緒に踊ってくれる女性

女性唄者募集中!

2023年12月20日(水)「じゅり馬まつりパレード実行委員会」結成および「辻新思会」との懇親会@沖縄県那覇市辻「料亭那覇」

 

備忘録 どぅーちゅいむにー

以下ねこのどぅーちゅいむにーと記憶の記録です。

以下は、ねこにご興味のある方、お暇な方はどうぞ。(笑)

※ねこ=美加=七海(ななみ)です。

 

ようやく大きな大きな一山を超えました。

仕事そっちのけで(マジでヤバいくらい)
ずっとずっと必死に走り回ってきました。

めちゃめちゃ気を遣って

めちゃめちゃアタマを使って

時間
労力
気力
体力

自分の持てる限りのすべてを総動員してがんばり続けました。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、
このことを成し遂げるために沖縄に来たのかもしれない
沖縄に居続けたのかもしれない
って思うくらい・・・。

 

なぜ自分がこんなこと(こんなに大変なこと)をしているのか??

って思う瞬間もありましたが、
もしもいま、宝くじが10億当たったとしても、
いまやっていることをやり続ける!
って思ったから、間違ってなかったと思います。

 

5年振りに開催されます来年の「じゅり馬まつり」
昨日(2023年12月20日)、冷たい雨が降るなかで、
・5つの団体(辻新思会、辻自治会、若狭一丁目自治会、じゅり馬まつりパレード実行委員会、料亭那覇)の印が揃った趣意書
・じゅり馬まつりパレード実行委員会の結成
・満場一致での実行委員長決定
がついに、実現しました!!!

 

すごくすごく大変だったけど、
思った以上のスピードで物事が進みました。

2021年に思っていたこと
「地域の人たちも一緒に、じゅり馬を地域の伝統行事として継承したい」
が、形になりました。

ひとえに、
地域のみなさんの想いがあったから。

そして、
辻・花城の神様たち、じゅりたちが望んでいるから。

だから、ここまでできた!!! と思います。

やっと、やっと大きな大きな重い肩の荷が下りました。

ほんとーに、自分で自分を褒めたいっ!!

 

 

昭和時代まで、那覇市三大祭のひとつだった「じゅり馬まつり」

三〇〇年あまりの歴史を有するじゅり馬は
紛れもなく地域の伝統行事であり伝統芸能。

にも関わらず、

複雑な事情、歴史・背景を背負っているがため、
昭和63年のまつりを最後に、ある団体の圧力によって、
「じゅり馬まつり」は途絶えました。

 

じゅり馬は、信仰と民俗と歌舞が融合した
琉球文化の結晶のひと粒です

途絶えた「じゅり馬まつり」を2000年に辻新思会が復活させます。
が、2019年までは辻新思会単独での開催でした。

以下、ざっくりとねこと辻の関わりを振り返り。です。

平成31年(2019年)1月
突然降ってきた、辻旧廿日正月神事と「じゅり馬まつり」司会。

「神事も司会もやるから、辻新思会に入った方がいい」とシージャからお誘いを受けるも、自分のような若輩者が恐れ多いと辞退させていただく。
も、二度、三度とお誘いいただき、これ以上お断りするのは失礼かも。と思い、

令和1年(2019年)7月 一般財団法人辻新思会 理事就任

令和3年(2021年)2月 ビンシーに文字をみつけ、自分はもっともっと辻に関わるという予感&やらないといけないはずと思う。

と、
ともに

「地域の人たちも一緒に、じゅり馬を地域の伝統行事として継承したい」
との想いが次第に強くなる。

令和3年(2021年)3月のブログのなかで、

「ねこ的には昭和のように、地域の方々の参加と応援、那覇市・観光協会等の後援があった頃の「じゅり馬まつり」に復興できたらなぁ、と個人的に願っています。」

と綴っています。

コロナ禍
辻旧廿日正月神事のみ毎年斎行。
じゅり馬まつりは中止が続く。
人に会えない、活動できない状態がコロナ禍で数年続く。

令和4年(2022年)9月14日 ライター業を通じて、波上宮 禰宜・大山晋吾様とのご縁をいただく。

ますます、じゅり馬まつりを地域の伝統行事として、地域のみなさんと継承していきたい。そうするべき。
との想いは募っていく。
記憶にあるのは、確か2022年の秋だか冬の辻新思会理事会で、その旨を理事のみなさんにご提案して、ご了承をいただきました。
少しずつ、動きます。ということにも了解をいただきました。

令和5年(2023年)2月 一般財団法人辻新思会 公式サイト公開

令和5年(2023年)2月10日 辻旧廿日正月神事 波上宮参拝復活(禰宜・大山様のおかげです)

令和5年(2023年)2月11日 なはーと「継承のつらなり」シンポジウム登壇
シンポジウム前に、辻新思会理事会と辻自治会長・若狭一丁目自治会長に想いを伝える。
シンポジウム登壇の際に、
「じゅり馬まつりを地域の伝統行事として、地域のみなさんと継承していきたい」
を一般財団法人辻新思会として公言。
若狭一丁目自治会長・岸本麗子様の大変心強い援護発言を受ける。

令和5年(2023年)5月 なんみん祭 演舞大会に辻新思会「じゅり馬」出演

 

昨年あたりから、

ずっと、

ずっと走ってきた。。。

辻自治会長・玻座真マサ子様はじめ、たくさんの方が良き方とのご縁を繋いでいただいた。

いっぱい気を遣って、いっぱいアタマ使って、時間つかって、
文書や企画書をいっぱい書いて、
いろんな集まりに顔をだし、ボランティアに行き、
ねこは裏方で、黒子になって必死に走り回った。

そして、

ついに昨日、

じゅり馬まつりパレード実行委員会が結成できたこと。

辻新思会、辻自治会、若狭一丁目自治会、じゅり馬まつりパレード実行委員会、料亭那覇
5つの団体の印が揃った趣意書ができたこと。

もうこれだけで、やりきった感がハンパない。です。

 

これまで、地獄もいっぱいありました。
いろんなことが人生でありましたが、
こんなにがんばったし、やった感があったのは、
2014年開催の「全島しまうた交流会」以来かも。

して、
サイコーの気分です。

人生で3本の指に入るくらい嬉しいさー。

いままでで自分を褒めたいと思ったのは二度目かも。
(初めて褒めたいと思ったのは、19歳のときのアフリカ一人旅でキリマンジャロを登頂したとき)

 

今日もいっぱい、いろんなご意見をたくさん賜りましたが、
少し休みたいです。(苦笑)

仕事ライター業のご依頼もお断りしてきました。
し、原稿も溜まってるさー。

少し休んだら、
たまっている原稿に集中します。

やっと、本来の仕事ができるさ(笑)
よかったよかった。

 

 

感謝

みなさまに感謝。

良きご縁に感謝。

神さまもありがとう。

神さまが応援してくれてるってわかってたから、
ぜったいうまくいく。って確信あったよ。

(なにせねこのオーラは紫だけだったのに、
ベースの紫に、赤と金のオーラが加わったからね)← ふだんなら書かないコトだけど。今日は特別。

 

そして、
陰でねこを支えてくれた
最大の理解者で、最高の支援者である旦那様。ありがとう。
ほんとに、ダンナがいなかったらこんなすごいこと、できてない。できないよ。

ありがとね。

 

今日もご愛読にふぇーでーびる。

ねこはずうっとみんなのために、祈る人であり続けるよ。

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

おすすめイベント☆沖縄各地の民俗芸能が堪能できます♪「しまじま芸能祭」(無料・要事前申込)

八重山のパナリ(新城島)出身のにーにーから、

「年明け、みんなで那覇に行くから観に来てください」

とご連絡いただいたのが、コチラ!

素敵なイベント!!

でーじ行きたい!!

と思ったら、タイミングが合わない。
ちょうど大阪におりますわ。(T_T)

「◯◯と〇〇と〇〇も行くのになぁ」とにーにーもとても残念がってたさー。

 

要事前予約ですが、無料です!

行ける方、ぜひどうぞ!!!

 

 

今日もご愛読にふぇーでーびる。

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

おすすめイベント☆沖縄の歴史・文化を知る「朗読劇ジュリ」2023年12月14日(木)公演@沖縄県那覇市

こんばんは☆
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
小雨の那覇から七海(ななみ)こと“ねこ”こと美加です。

早いもので12月。
師走です。
とにかく忙しくて、なんだか目の前のコトをこなすことにいっぱいいっぱいです。
自分の仕事を少し抑えつつ、来年2024年3月17日(日)開催予定の「じゅり馬まつり」に向けて準備に奔走しております。

展開がすごくて、
「これ何かのドラマ?!」
と思うくらい。

とにかく、イロイロと大変です(苦笑)
が、
とってもとっても心強い味方もいますし、
地域のみなさんと盛り上がっていけたらなーとがんばっております。o(^-^)o

 

さて、表題。
沖縄の伝統芸能や文化を知ることができる素敵なイベントをご紹介いたします♪

2023年12月14日(木)「ジュリ〜初髪結い(ハチカラジユイ)」

12月のお薦めはこちら!

沖縄最大の花街であった「辻」。
創建は1672年。琉球國時代です。
花街・辻は独特で、貸座敷組合(大正9年頃)ができるまでは、辻は女性だけで構成・運営されていた礼節を重んじる秩序ある花街でした。
そして、辻で暮らす女性は「じゅり」と呼ばれていました。
沖縄各地から辻にやってきた少女・じゅりたちは、礼儀作法、料理、髪結い、琉球舞踊、唄三線、さまざまな技能を身につけ、薩摩や中国の賓客をもてなしていました。
男女の仲になる際の選択権はじゅりにあるなど、挙げるとキリがないほど、辻は特異な花街でした。

辻がどんなところであったのかを窺い知ることができる朗読劇です。
じゅりたちはどんな暮らしをしていたのか。
彼女たちは何を大切にしていたのか。
ぜひ知ってください。


【木曜芸能公演】ジュリ〜初髪結い(ハチカラジユイ)〜
日時:2023年12月14日(木)開演 19:00(開場 18:30)
開場:那覇市ぶんかテンブス館4F テンブスホール
料金:一般 ¥1,500 / 高校生 ¥1,130 / 小中学生・シニア※ ¥750
※【那覇市在住 65歳以上の方対象】チケット購入の際に身分証明書の提示をお願いします。

 

七海も観に行きます。
会場でお会いしましょう。(^-^)/

今日もご愛読にふぇーでーびる。

うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

 

追伸 ~ 「じゅり馬まつり」に向けて奮闘中!!

明日は辻で地域の方たちと「じゅり馬まつり」決起会です。
昭和時代までは、「那覇の三大祭」のひとつだった「じゅり馬まつり」。
地域の伝統行事として大人気でした。

しかし、
辻の歴史・文化をよく知らない方たちからの激しい反対運動に遭い、
1988年(昭和63年)を最後に、「じゅり馬まつり」は途絶えました。

2000年(平成12年) 2月27日「旧二十日正月お披露目行列」として、
12年振りに辻新思会が「じゅり馬まつり」を復活させ、今日に至ります。

「じゅり馬まつり」はコロナ禍でずっと中止しており、来年2024年は5年振りの「じゅり馬まつり」開催です。

2024年は、昭和時代の形態を目指して、歴史ある地域の伝統行事「じゅり馬まつり」を地域の皆さんたちと一緒に作り上げていけるよう、いまがんばって動いています。

「じゅり馬まつり」にご興味のある方、お手伝いいただけるボランティアの方、お声掛けいただけると嬉しいです。(^-^)/