司会が綴る宮古島「第14回なりやまあやぐまつり」だより

ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただきまことにありがとうございます。
那覇から七海(ななみ)ことミカです。

発生当初は思いっきり沖縄に向かう予想だった台風19号。
みんなの念力で東に曲げて、沖縄はなんとか暴風圏に入らなさそうです。
ただ、このままもっともっと東にそれて、内地にも行かないように願います。
沖縄は台風に慣れていますし、建物も台風襲来を考えてつくられています。
が、千葉県の大変な被害状況からすると、内地は強烈な台風を想定していない造りになっているのかなぁと、心配です。
ほんとうに被害が出ないよう祈るばかりです。

昨年2018年、御願山から見下ろすのなりやまあやぐまつり会場のようすです。御願山からの眺め(この写真と反対側)は絶景です。ぜひ明るい時間に登ってみてください。

今週日曜に迫りました「第14回なりやまあやぐまつり」。
先程、宮古島と電話で話しました。海に浸かり、重機を使って造られる海上特設ステージは、明日から設営に入るそうです。

※昨年2018年「第13回なりやまあやぐまつり」のようす

2019年10月13日(日)開催の「第14回なりやまあやぐまつり」プログラムの一部です。

今年は予選会が午前10時からです。
また16時からは、これまで審査員を務めていらした先生方の研究所による民謡コーナーもお目見えです。
上記プログラムでは17:30から司会バトンタッチと読み取れますが、今年も17時から黒澤さんとミカのふたりで司会を務めさせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。o(^-^)o

昨夜、「公民館で飲んでます笑笑 今回のデザインです!」と言って青年会が写メを送ってくれました。なりやまあやぐまつりのTシャツです。黄色のTシャツは参加者の方に手渡されるそうです。
「なりやまあやぐまつり」のためだけに、毎年年に一度だけ現れる海上特設ステージ。背後から御願山が見守るこの特別なステージに憧れる方は多く、過去に唄ったことがある方も、「またあのステージで唄いたい」と思うそうですよ。

七海は前日の土曜から宮古島入りします。
今年も無事に開催できますように。内地からご参加の方も無事にご参加いただけますように。


今年も花火が上がります。
御願山に反響する大きな音、間近で美しく夜空を彩る光。
会場のみなさまと「なりやまあやぐまつり」を締めくくる花火を眺めるたび、「今年も無事に開催できたなぁ」と安堵感に胸を撫で下ろし、感無量となっています。
それでは日曜日、宮古島友利インギャーでお会いいたしましょう。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

宮古島「第14回なりやまあやぐまつり」2019年10月13日(日)予定通り開催

いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただきまことにありがとうございます。
今週末に迫りました宮古島友利で開催される「第14回なりやまあやぐまつり」。
今年も17時から黒澤氏とふたりで司会を務めさせて頂きます。

台風19号発生でどうなるかとハラハラ。
本日お昼過ぎに、なりやまあやぐまつり実行委員会会長にお電話で確認したところ、
「宮古は影響なさそうなので予定通り10月13日(日)に開催します」
とのこと。

ひとまずほっとしていますが、今後も注視していかなければ。
前日の土曜(10/12)に那覇から宮古入しますが、場合によっては少し早めに入った方が無難かな?と悩みます。

第14回なりやまあやぐまつり
2019年10月13日(日)17時~ 宮古島友利インギャーにて開催(ご来場無料)
※予選は同日午前10時から開始です。
※16時頃から2グループの民謡余興もあるそうです。

今年は子ども5名、一般の部が約70名の参加申込みがあったそうです。
内地からご参加の方も多いので、無事にご来島できるよう祈るばかり。

宮古島にいらっしゃる方は、ぜひ宮古島友利インギャー「なりやまあやぐまつり」に遊びにいらしてくださいね。


台風19号は、ちょっとヤバそうな台風になりそう。
このまま思いっきり東にそれて日本に上陸しないよう祈ります。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

お客様のご要望から新たな商品誕生☆ 一番人気の「バラ」だけで「あぐーしゃぶしゃぶ」♪ の贅沢

いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただきまことにありがとうございます。
お客様のご要望から、新しい商品がラインナップに並ぶことができましたのでご案内いたします。

おかげさまでご好評をいただいておりおますロース・バラ・モモの3部位セットの「あぐーしゃぶしゃぶセット」。

こちらをご注文いただきましたお客様から、
「あぐー豚はとても甘く美味しかったので、またお願いしたいと思います。個人的にはバラが好きなので、バラのみとかあれば嬉しいです。」
というご要望をいただきました。
あぐーは脂身もおいしく、バラが一番人気の高い部位です。沖縄ジョートー市場店主もバラが一番好きです。

しかし、加工業者さんは全体的なバランスを考え、「人気の高いバラばかり売れてしまっては他の部位とのバランスが取れない」という事情があり、バラのみの販売は個人客様向けには控えられていました。
ですが、思い切って再度、加工業者さんにお客様のご要望をお伝えして、相談してみました。

そして、なんと特別に「1パック1キロ」の業務用スタイルで、「あぐーしゃぶしゃぶ用スライス・バラ1キロ」のお届けが可能になりました。
もっとも人気の高い、おいしい部位「バラ」だけ!という贅沢な商品です。
業務用1パック1キロは、一般的には約5人分(おひとり様200グラム)にあたります。おなかいっぱいにお召し上がりたい場合は約4人分(おひとり様250グラム)です。
ご家族で、お友だちと、沖縄を懐かしんで、あぐーしゃぶしゃぶの「あぐーバラしゃぶ」パーティーにぜひどうぞ。

ご注文はこちら → JAおきなわ「沖縄あぐー」贅沢に人気のバラだけ1キロ!(業務用スタイルしゃぶしゃぶ)

※業務用スタイル1キロ1パックでお届け致します。小分けパックには致しかねますので、何卒ご理解ご了承ねがいます。
※一度解凍された食材を再び冷凍されますと品質が落ちてしまうため、一度に1パックを食べきっていただくことをおすすめいたします。

※12月はお歳暮やお正月準備のため、ご注文が大変混み合い、お届けまでに通常以上にお日にちをいただいております。
商品到着ご希望日がございます場合は、2週間以上の余裕をもって、事前にご注文くださいますようお願い申し上げます。

みなさまからのご注文こころよりお待ちしております。

→ JAおきなわ「沖縄あぐー」贅沢に人気のバラだけ1キロ!(業務用スタイルしゃぶしゃぶ)

いつもいっぺーにふぇーでーびる。

沖縄ジョートー市場 安積美加

沖縄の農家さん ー 台風で全滅(※島らっきょうのみ出荷可能です。)

いつも沖縄ジョートー市場をご愛顧いただきまことにありがとうございます。
台風17号、思ったより風がありました。

以下、Twitterでつぶやこうかと思いましたが、沖縄でがんばっている農家さんの想いをぜひ知っていただきたく、こちらでお伝えしたいたいと思います。

農家さんたちは台風前は台風対策、台風後は後片付け、と台風の前後はとても忙しくされています。
なので、台風の前後はこちらからの連絡は控えるようにしています。

台風17号が去って、「少しは落ち着かれたかな」と思い、沖縄ジョートー市場でお世話になっているある農家さんにようやくお電話をしてみました。

「台風だいじょうぶでした?」

「ダメ。台風でぜんぶ、全滅しました。
ゴーヤーも、いんげんも、きゅうりも、パッションも、ドラゴンも何もかもすべてダメになった。
これから出荷っていうのも、ぜんぶね。
ショックで一日は動けなくて何もできなくなったよ」

「話きいてるだけで泣けてきます…」

「ほんとうに泣いてたよ」

「そうですよね…」

「でもね、仕方ないね。台風だから。
自然あいてだからね。
いまは新しい苗をつくりはじめてますよ」

沖縄だから台風は覚悟の上。

泣いても、落ち込んで、またやるしかない。

すべての農家さんがそうではありますが、沖縄の農家さんたちも、本当にがんばっています。

現在、泥付き生・島らっきょうのみ出荷可能だそうです。

沖縄の農家さんへの応援、どうぞよろしくお願い致します。

みなさまのご注文こころよりお待ちしております。

沖縄ジョートー市場
安積美加

沖縄らしさを感じる暮らし ~ 御拝(うがみ)が身近な暮らし

ちゅううがなびら(こんにちは)。
本日も沖縄ジョートー市場ブログへお越しいただきまことにありがとうございます。
七海(ななみ)こと沖縄ジョートー市場店主・ミカです。

ひさびさに快晴の那覇です。
台風17号が去って、ちょっぴり暑さがやわらいできました。太陽のもとは暑くとも、今日は湿度も低くて風が気持ち良いです。
沖縄ジョートー市場でお世話になっている農家さんたちの畑や農作物が心配ですが、台風の前後は農家さんたちはとてもお忙しいので、明日あたり連絡してみようと思います。

那覇市銘苅にある「シグルクガー(スグルクガー)」へ向かう小路。クルマは通れず、ときおり歩行者と自転車が往来します。

伝説とは面白いもので、ときには“あるひとつの伝説”が姿形を変えて、私たちの目の前に現れることがあります。
日本各地、ともすると世界各地で、「これと似たような話をどこかで聞いたような」と思うことはありませんか?

誰もがよく知る「羽衣伝説」が沖縄にも残っています。
以前、宜野湾市真志喜「森の川」に伝わる羽衣伝説を沖縄観光情報『沖縄CLIP』でご紹介いたしまた。

今度は、同じく沖縄CLIPにて、那覇市に伝わる羽衣伝説をご紹介したいと思います。
組踊の創始者・玉城朝薫の五番の一つ組踊「銘苅子」。そのモチーフとされるのが那覇市銘苅の羽衣伝説です。
那覇の羽衣伝説の舞台となっているのは、湧泉「シグルクガー(スグルクガー)」。拝所でもあるシグルクガーは、那覇市銘苅にある新都心公園の一角にあります。

青空でしたので午前中、シグルクガーへ行ってみたのですが、なんと工事中で入れませんでした。

あきさみよー。
どうしようかねーと思いつつ、念のため工事状況等を確認いたしたく、案内板に記されている連絡先へお電話してみました。

「シグルクガーは、11月1日まで入れないんですよね?」とお尋ねすると、
「御拝(うがみ)ですか?」と返ってきました。
とくに何も言っていないのですが、自然とそういう会話になるのがなんとも沖縄らしい。
「必ず入れないということはなく、御拝の場合は日時と人数を現場責任者に事前に連絡しておけば入れます」
と教えてくださいました。

那覇市銘苅、新都心に残る豊かな杜。こちらに拝所シグルクガーがあります。

拝所のことを尋ねると、「御拝ですか?」と会話がすっとそういう流れになるのは、御拝、祈りがいかに暮らしのなかに根付いているのかを、沖縄らしさを、改めて感じた瞬間でした。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

沖縄で便利&お得にタクシーに乗る方法

本日、台風17号が発生。
この三連休はあいにくのお天気になるなぁの那覇からこんばんは☆
本日も沖縄ジョートー市場ブログへお越しいただきまことにありがとうございます。
七海(ななみ)こと沖縄ジョートー市場店主・ミカです。

タクシーを利用する機会がとっても多い那覇。
タクシー会社に電話するも、雨だったり、夕方だったり、時間帯によっては1時間以上話し中でつながらなかったり、いっぱいで配車できなかったり。
そんななか、でーじ便利なタクシーアプリが沖縄にやってきました!
タクシーAI配車アプリ「DiDi」です。

先月8月20日から沖縄でスタートしたタクシー配車アプリ「DiDi」は、沖縄県内のタクシー20事業者が加盟しています。
スマホから「DiDi」にアクセスして登録情報を入力すればすぐに使えます

使い方は簡単で、直感的にわかります。
各タクシー会社のアプリはその会社の台数しかありませんが、20事業者参加しているのでヒット率もかなりのもの。
どこにタクシーがいるかの現在地情報はもちろん、どこのタクシー会社の何号車、運転手さんのフルネームなどの情報に加えて、タクシーの運転手さんと直接電話で話せるんですよ!
だから、お迎えの場所がわからなかったりしても運転手さんと電話ですぐにコンタクトが取れるのででーじ便利です。
万が一、忘れ物をしても履歴情報もあるので問合せしやすいですよ。

スタート時はなんと3,000円分の乗車クーポンがついていました~!
「ちょっと怪しいかな、大丈夫かな?!」と思いつつ使ってみたら、ほんと便利♪
いまはタクシーに乗るときは「DiDi」ばかり(というか、のみ)利用しています。

とくにイマ現在、沖縄限定で20時~1時までは一日2回まで初乗り(550円分)無料なんですよ!!
なんという太っ腹!!

実際に使った友人からも喜びの声が届きました~o(^-^)o

【友達紹介クーポン】もとってもお得。
紹介した人もされた人も、1,000円分無料のクーポンがもらえます!!

七海からの【友達紹介クーポン】です。
上記からご登録&ご乗車していただくと、あなたも1,000円OFF、七海も1,000円OFFです!

ほんとに便利でお得ですので、地元ウチナーンチュはもちろん、出張&観光でいらした方もぜひ使ってみてくださいね! o(^-^)o

明日の夜は、第二のふるさと・宮古島友利の出身者が集う「在沖友利郷友会」役員会(という名で定例飲み会も兼ねています)ですが、、、
台風だからおとなしくしておくつもり。の七海でした。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

台風15号 お見舞い申し上げます

台風15号で被害に遭われたお客様

こころよりお見舞い申し上げます

 

そして、いま現在も停電・断水の過酷な状況にいらっしゃるお客様

体調管理をはじめ、本当に大変かと思いますが、なにとぞご自愛くださいませ。

 

一刻も早いライフラインの復旧と、穏やかな日常生活を取り戻されるよう、沖縄からこころよりお祈り申し上げます

 

本日、台風17号が沖縄の南で発生しました。
沖縄は台風に慣れていることもあり、農作物の心配はあっても、大変という感覚は正直それほどありません。

凄まじい爪痕を残した令和元年の台風15号。
ニュースを見るたび、10日も経過したいま現在も過酷な状況にある方々の辛さを想うと、こころ苦しく、胸を痛めています。

お客様のなかには、いまだに停電されている地域にお住まいの方もいらっしゃることを承知しております。
いま、お客様へ個別にお見舞いのメールを差し上げることは、大切な電気を消費してしまうことになりますので、こうして弊社ホームページにてお見舞い申し上げます。

本当に、一刻も早く、穏やかな日常に戻りますように。

 

沖縄から祈りをこめて

沖縄ジョートー市場
安積美加

久米島のイーフビーチ

那覇からこんにちは☆
本日も沖縄ジョートー市場ブログへお越しいただきまことにありがとうございます。
七海(ななみ)こと沖縄ジョートー市場店主・ミカです。

令和元年、予定通り、久米島「兼城十五夜」に行ってきました。
1日目は神事「拝所まわり」、2日目は3年ぶりの「村あしび」、どちらもサイコーでした!!
2泊3日のあいだ、兼城のみなさま&久米島のみなさまとどっぷり飲み語らうことができました☆o(^-^)o

心配だったお天気ですが、ご覧の通り♪

写真は久米島のイーフビーチです。(2019年9月15日撮影)
イーフビーチは、日本の渚100選にも選ばれた久米島で人気のビーチ。真っ白なサラサラの砂浜が2キロも続いています。

久米島はいつもレンタカーで動くのですが、今回はイーフビーチまで町営バスで行ってみました。
すると、途中で乗客を乗せたままの状態でガソリンスタンドに立ち寄り、給油が始まりました。
う~ん、予想外の斬新さです。こんなのんびりバス旅は、離島ならではでしょうね。
久米島ののどかさにすっかり癒やされました。

兼城公民館の広場で開催された「村あしび」。
すべての上演を終え、みんなで後片付けをして、全員が公民館へ入った瞬間、雨が降り始めました。
やっぱり神様はみてるなー。神様はまもってくれているなぁと思った瞬間でした。o(^-^)o
今回の十五夜は『沖縄CLIP』にてご紹介予定です。おたのしみに☆

みなさまも久米島へめんそーりよ~♪


今宵も那覇市辻の「Mr.マイク」で民謡ライブ担当させていただきます。
七海は20時~21時半までマイクにいまーす♪
うまちさびら☆

ステーキハウス Mr.マイク
住所/沖縄県那覇市辻2-4-1
電話/098-863-1838
営業時間/11:00~23:00(L.O.22:30)
定休日/年中無休(旧盆ウークイのみお休み) ※ライブのみ木曜休み
駐車場/近隣コインパーキング(1時間半のサービス券有り)
民謡ライブ/1日2ステージ(20時&21時) ※無料です

<ミカより>
店名はアメリカンだけれども、バリバリうちなー(沖縄)のまったりゆっくりしていただけるステーキハウスです。(お酒のみもOKです)
ミカは基本的に月曜・火曜(20時~21時30分)マイクにいます。
お気軽に遊びにいらしてくださいね。お待ちしております。o(^-^)o

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

久米島・兼城の十五夜へ

那覇からこんばんは☆
本日も沖縄ジョートー市場ブログへお越しいただきまことにありがとうございます。
七海(ななみ)こと沖縄ジョートー市場店主・ミカです。

明日9月13日(金)は令和に入ってはじめての十五夜(旧暦8月15日)です。
十五夜やその前後には沖縄県内各地で、獅子舞の奉納や、「村あしび」「八月あしび」「八月踊り」といったまつりが開催されます。

那覇からフェリーで約3時間半の久米島(くめじま)では兼城地区の十五夜が有名です。
いつか行ってみたいなぁと思っていたところ、兼城の方から「是非、十五夜遊びに来てください!!」とメッセージをいただきました。

大きなクファディサが目印の兼城港近くにある兼城公民館。 この立派なクファディサは、平成24年5月に久米島町の天然記念物(樹木)「兼城コバデイシ」に指定されました。 樹高約10m、推定樹齢約250年という大きなクファディサが涼み処となるよう木陰を作っています。そばには「くはでさ節」の歌碑が建立されています。

兼城地区は、2014年に久米島で開催した『全島しまうた交流会』で大変お世話になったところです。
全島しまうた交流会は、沖縄県内各島各地のしまうたをご紹介する連載『恋ししまうたの風』の取材を通じて知り合った唄者さんたちの集いです。流派の垣根を超えて、沖縄県内12の島で暮らしている唄者さんたちが2014年、はじめて久米島に集い、親睦を深めました。
その後、島々の唄者さんたちの想いによって、宮古島、与那国島と交流会は続いています。
が、兼城のみなさまとはタイミングが合わず、2014年以来お会いできていませんでした。
今回、兼城の方からメッセージをいただきましたので、さらに「ぜひ行きたい!!」という想いが強くなり、なんとか無事に調整ができました。

2019年 久米島兼城 十五夜(兼城公民館)
9月13日(金)拝所まわり 18時半頃~
9月14日(土)村あしび  18:30~21:00

七海は両日夕方6時頃を目安に兼城公民館へ行くつもりです。
明日金曜の拝所廻りは公民館をスタートして獅子舞とともに何ヶ所か拝所をまわるそうです。

土曜の村あしびは、エイサーや民謡ショーなどの余興が盛りだくさん。屋台も出るそうです。
とくに気になるのは、獅子舞(18:55/20:25の2回登壇予定)、「白瀬走川」(19:35登壇予定)、「しゅんどう」(19:55登壇予定)です。

「獅子舞」は、疫病が蔓延した二百数十年前に厄払い、五穀豊穣祈願で始められたという歴史があります。

「白瀬早川節」は「字兼城の家号クシウフタの上江洲教善(俗にヒャークタンメー)から伝えられ、二百年前後の伝統的舞踊として伝承されている。」と解説があります。

「しゅんどう」は、琉球古典舞踊中の唯一の仮面踊り。美女と醜女の心情を表現したユーモラスな演目。冊封使を歓待する御冠船踊りのひとつで、番組の最後に組まれた打組み踊りです。
2013年のしまうた取材時に兼城公民館で特別にご披露いただいた「しゅんどう」

美ら島物語 島唄連載『恋ししまうたの風』久米島関連の記事

第8回「黒石森城節」久米島(2011.10.26. up)

第26回「くはでさ節」久米島(2013.8.22. up)

特別編 「サイコー!」のひとことに尽きます。全島しまうた交流会in久米島2014~前編~(2014.6.10. up)

特別編 大大成功でした!!全島しまうた交流会in久米島2014~後編~(2014.6.30. up)

美ら島物語 あてのない旅 島旅散歩 久米島

2013年、ホーミー漁りに連れて行っていただいたときの久米島「はてのはま」

7月に約8年ぶりに訪れた徳之島もそうでしたが、久米島も公私ともに何度も訪れていますので、改めて観光というより、「お世話になった島のみなさまに会いに行く(飲みに行く)」という感じです。

お天気であれば、はての浜に行きたいなぁとは思いますが、日中の予定は未定。
今回はフェリーで行って、公民館も宿も港から徒歩圏内ですので、レンタカーを借りずにのんびりするのもありかなと思い、三線を持って行こうかなと思っています。

2泊3日の久米島旅、嬉しい再会がたくさんあることにワクワク♪
台風16号が気になりますが、明日からフェリーで久米島へ行ってきます。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

今宵は空を見上げて ~ 十三夜「月ぬ美しゃ」

ぐすーよー、ちゅううがなびら(みなさま、こんにちは)。
本日も沖縄ジョートー市場ブログへお越しいただきまことにありがとうございます。
青空の広がる那覇から七海(ななみ)こと沖縄ジョートー市場店主・ミカです。

今宵は十三夜。
八重山に「月ぬ美しゃ」という子守唄があります。※詳細はリンク先をどうぞ。

「月ぬ美しゃ」
月ぬかいしゃ 十日 三日
女童かいしゃ 十七つぃ
ホーイーチョーガー

(大意)
月の美しいのは十三夜
娘さんが美しいのは十七歳の頃
ホーイーチョーガー

「例えば満開の桜や満月は誰もが美しいと思うでしょう。
でも、まだ完成じゃない、完成に限りなく近い未完成に、“想い”を託すんだと思います」
と、八重山を代表する唄者のおひとり、金城弘美さん。

満月ではなく、あえて十三夜の月が美しいと唄っている「月ぬかいしゃ」。
十三夜になるとこのついウタに思いを馳せます。

今宵は十三夜、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか?

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆