ちゅううがなびら(こんにちは)。
本日も沖縄ジョートー市場ブログへお越しいただきまことにありがとうございます。
七海(ななみ)こと沖縄ジョートー市場店主・ミカです。
ひさびさに快晴の那覇です。
台風17号が去って、ちょっぴり暑さがやわらいできました。太陽のもとは暑くとも、今日は湿度も低くて風が気持ち良いです。
沖縄ジョートー市場でお世話になっている農家さんたちの畑や農作物が心配ですが、台風の前後は農家さんたちはとてもお忙しいので、明日あたり連絡してみようと思います。
伝説とは面白いもので、ときには“あるひとつの伝説”が姿形を変えて、私たちの目の前に現れることがあります。
日本各地、ともすると世界各地で、「これと似たような話をどこかで聞いたような」と思うことはありませんか?
誰もがよく知る「羽衣伝説」が沖縄にも残っています。
以前、宜野湾市真志喜「森の川」に伝わる羽衣伝説を沖縄観光情報『沖縄CLIP』でご紹介いたしまた。
今度は、同じく沖縄CLIPにて、那覇市に伝わる羽衣伝説をご紹介したいと思います。
組踊の創始者・玉城朝薫の五番の一つ組踊「銘苅子」。そのモチーフとされるのが那覇市銘苅の羽衣伝説です。
那覇の羽衣伝説の舞台となっているのは、湧泉「シグルクガー(スグルクガー)」。拝所でもあるシグルクガーは、那覇市銘苅にある新都心公園の一角にあります。
青空でしたので午前中、シグルクガーへ行ってみたのですが、なんと工事中で入れませんでした。
あきさみよー。
どうしようかねーと思いつつ、念のため工事状況等を確認いたしたく、案内板に記されている連絡先へお電話してみました。
「シグルクガーは、11月1日まで入れないんですよね?」とお尋ねすると、
「御拝(うがみ)ですか?」と返ってきました。
とくに何も言っていないのですが、自然とそういう会話になるのがなんとも沖縄らしい。
「必ず入れないということはなく、御拝の場合は日時と人数を現場責任者に事前に連絡しておけば入れます」
と教えてくださいました。
拝所のことを尋ねると、「御拝ですか?」と会話がすっとそういう流れになるのは、御拝、祈りがいかに暮らしのなかに根付いているのかを、沖縄らしさを、改めて感じた瞬間でした。
今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆