むかしの島の「あんだんすー」

こんばんは☆  (^-^)/
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七海(ななみ)こと「ねこ」こと店主・ミカ from 那覇です。

阿嘉島でとれるティラジャー

先月4月6日から自粛やーぐまい(巣ごもり)を続けていますが、昨夜、自粛以来はじめて飲みに出掛けました。
最後に外で飲んだのは4月4日の大宜味村喜如嘉&国頭村辺土名でしたから、外で飲むのは約2ヶ月振りです。

阿嘉島(あかじま)のサバニ・チーム2代目リーダーである弟分が、用事で那覇に出るとのことで、サバニ・メンバー4人で、那覇市内の小料理屋さんの個室で会食をしました。

やーぐまいで2ヶ月間、旦那とふたりだけの暮らし。友人たちと会うのも同様に約2ヵ月振り。なかには12月の忘年会以来のメンバーもいます。

「痩せた」

「太った」

「髪を染めた」

「髪を切った」

「コロナ禍でいろいろと考える時間ができた」

云々。

阿嘉島で民宿を営んでいる弟分は、このコロナ禍で大変な大打撃。GWの予約はすべてキャンセルされ、お客様はゼロ。
「やることがないから」と、自分のところの山の土地をたったひとりで切り開いて、畑をつくってしまったそう!
写真を見せてもらいましたが、ふつーに山の状態から、とても立派な畑へと変わっていました。うーん。すごいな。よくひとりでここまで開墾したものだ、とみんな感心しきり。
「島で取れた青果を沖縄ジョートー市場で販売したらいいよー」と言ってくれました♪ o(^-^)o

弟は漁業権も持っており、大潮はひとりで海に行って、トコブシやティラジャーなど、海の幸をたくさんゲットしてきたそう。
で、昨夜はお土産に、とても立派な阿嘉島産の「ティラジャー」をすぐ食べられる状態にして持ってきてくれました♪(あ、写真は撮ってないです)

沖縄名「ティラジャー」は、「マガキガイ」のことです。
場所によって言い方が少し違って、「ティジャラ」「ティザラ」とも言ったりします。

「いまは『あんだんすー(油味噌)』といえば、豚肉が定番になっているけど、自分が子どもの頃は、島では『あんだんすー』は貝だったね。運動会のときに、ティジャラのあんだんすーの入ったおにぎりを食べたなぁ」
「へー! さすがは海に囲まれた島のことだけあるね! 貝のあんだんすーは食べたことないなぁ。こんな立派なティラジャーだったらいいね♪」
「ティジャラをいろいろと試してみたけど、あんだんすーが一番いいように思うなぁ。今度、ティジャラのあんだんすーを作るから味してみてね(食べてみてね)」と弟。
「食べてみたい! 楽しみー♪ あ、それ販売できたらいいんじゃない?!」。
と、まだ食べたこともない「ティラジャーのあんだんすー」が商品化できたらいいねーと話が盛り上がりました(笑)

ほんと、楽しい宴でした。(*^^*)

昨夜いただいた阿嘉島産の「自家製パパイヤジャム」。クラッカーにペコリーノ(チーズ)、パパイヤジャム、ベランダで育てているイタリアン・パセリをのせて♪ ペコリーノのしょっぱさとパパイヤジャムの甘さ、イタリアン・パセリのほろ苦さがいい感じにマッチ。

ほんとは、フーチバー(よもぎ)のコトを綴ろうと思っていたのですが、枕(のつもりだった部分)が長くなりすぎたので、タイトル変更です(笑)
フーチバーはまたあちゃーやーたい(明日ですね)!

本日もご愛読にふぇーでーびたん☆
うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

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