旧盆エイサー2018@コザの道ジュネー ~ 園田青年会 & 中の町青年会

ちゅううがなびら。
本日も沖縄ジョートー市場店主ブログへお越しいただきありがとうございます。ミカ@那覇です。

昨日から沖縄は旧盆です。
スーパーには旧盆の商材が並び、エイサーの太鼓にチムドンドン。なんだかソワソワ~しちゃいます。
ちなみに、沖縄は旧盆の3日間をこんな風に呼びます。

旧盆1日目 →「ウンケー」(お迎え)
旧盆2日目 →「ナカビ」(中日)
旧盆3日目 →「ウークイ」(お送り)

ウンケーの昨夜、沖縄市(コザ)でエイサーを見てきました。ひとりで(笑)
今日はその雰囲気をお届けしたいと思います。

コザの道ジュネー(芸能や祭事で集落の路地を練り歩く行列のこと)を見に行くのはかなりひさびさで、10年振りくらいです。
わざわざひとりで出掛けるのは初めてのことで、”果たしてひとりで行って愉しいのだろうか…”、なんて少々の疑問と不安(?)を押し殺し、「撮影だぁ!」と自らを鼓舞していざコザへ。

とくにアテはなく、”コザへ行けばなんとかなるだろう”と、夕飯を済ませ、20時前に自宅を出発。
愛車Ginoクンに乗って高速でビューンと沖縄市へ向かいました。
沖縄南インターで下りて、とりあえずまっすぐ国道330方面へ向かいました。
どこかから、きっとエイサーの太鼓の音が聞こえるはず。と思い、クルマの窓を開けて、耳をダンボにしてクルマを歩かせていると、、、
ドンピシャ! 真正面に、園田青年会のエイサーが路地から出てきたところが見えました。← 高速を下りてまっすぐ来ると、ちょど園田なんですよね。
時刻は20時30分。ほかの青年会を探すよりも、最初に出会った園田青年会の道ジュネーを追いかけることにして、クルマをパーキングに停めました。

お店の前で、エイサー。

ホテルの前でエイサー。

細い歩道から、少し暗い路地、ありとあらゆる処で唄い踊りながら練り歩きます。

仕事を終えたメンバーが加わり、徐々に道ジュネーの踊り手が増えていきます。呼応するかのように、観客も増えていきます。

「ヒィーヤ!!」

「ハーイーヤ!!」

「ナーティーチェ!!」

「ハーイーヤ!!」

威勢のよい掛け声、大きな太鼓の音、弾ける汗、輝く笑顔。

彼らをサポートする島人、応援する沿道の人たち、ついて回る観客。

退屈どころか、淋しいどころか、チムドンドン! どんどんエイサーに引き込まれていきました。

“ひとりで道ジュネーを見て楽しいんだろうか・・・”という当初のギモンはあっさり吹き飛び、エイサーを踊る若者たちの熱気と情熱に誘われて、気付けば3時間ほど道ジュネーを追い駆けていました。

さすが「エイサーのまち宣言」をするだけのことはあります。
最初に遭遇した園田青年会について歩いていると、中の町青年会のエイサーに出会いました。

中の町青年会のエイサーにも少しついて歩きました。中の町もカッコいいです。

いろんな青年会のエイサーを追い駆ける人の気持がわかるな~。

中の町について歩いていると、ふたたび園田と遭遇。

右手の黄緑色のハッピは中の町青年会。左奥のの水色のハッピは園田青年会です。双方の追っかけギャラリーも重なって、雰囲気は最高潮!

ガチのガーエーにはなりませんでしたが、ギャラリーも倍になり、雰囲気は最高潮でした。

 

エイサーは、唄や踊り、構成は各青年隊によって違うのですが、どの青年会も誇りを持って唄い、踊る勇姿は本当にカッコいい。

そして、みんな、とても輝いていました。

この弾けるような笑顔の虜になりました! 本当にサイコーの笑顔です。青春だなぁ。

ご参考までに。

【沖縄市の各青年会のエイサー】
沖縄市の青年会のエイサーについて詳細は下記をどうぞ。
沖縄市観光ポータルサイト KOZA WEB 各青年会についての紹介 https://kozaweb.jp/eisa/seinenkai/

沖縄では、明日8月25日のウークイ(お送り)まで各地でエイサーの太鼓と唄三線が響き渡ります。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

しーぶん(おまけ)
【園田青年会のエイサー】
園田は旧盆3日間、夜8時に園田公民館に集合して、道ジュネーをスタート。深夜12時には公民館に戻ってくるようです。
ウークイの日は、園田部落内だけをまわるそうです。

いまの現役世代はわかりませんが、実は、園田とはとてもご縁があります。
過去のブログすべては拾いきれませんでしたが、一部ご紹介いたします。

◆ 2007年 沖縄市園田敬老会  http://jyotoblog.ti-da.net/e1832459.html

◆ 2008年 沖縄市園田敬老会  http://jyotoblog.ti-da.net/e2439872.html

◆ 2008年 沖縄市園田青年会50周年記念 http://jyotoblog.ti-da.net/e2344051.html

◆ 2010年 沖縄市園田敬老会 http://jyotoblog.ti-da.net/e2941828.html

ご縁あって、ん十年前、初期の頃の園田青年会の地謡の先生と民謡ライブをご一緒させていただいていました。
なので、園田の敬老会やお祝いの余興に太鼓で何度か参加させていました。o(^-^)o

【慶良間諸島・阿嘉島(あかじま)】スナップ写真&阿嘉島の旧盆

ちゅううがなびら。
本日も沖縄ジョートー市場店主ブログへお越しいただきありがとうございます。ミカ@那覇です。

今朝、阿嘉島(あかじま)で民宿を営んでいる弟分から、「ひさびさに今日は那覇に出ようかなと思ってる。ほんとは昨日から出るつもりだったけど、昨日は台風の影響で全便欠航してたから」と電話がありました。

阿嘉島の港へ入港する際にみえる「阿嘉大橋」。阿嘉島と慶留間島をつなぐ橋です。橋の上からの眺めはサイコーです。日中は青い海が、夜は星のようにきらめきながら海中を流れる夜光虫が見えます。

阿嘉島は那覇から高速船で1時間ちょっとの慶良間(ケラマ)諸島にある小さな島。信号も交番もコンビニもない島です。

この夏は島へ遊びに行こうと思っていたのですが、台風やら何やらで、けっきょくまだ行けていません。(夏なのに海にも一度も行ってない!!)
ので、5月~6月にサバニの練習で阿嘉島へ行ったときのスナップを少しUPします。

阿嘉島の前浜

明日から沖縄は旧盆です。
朝っぱらから阿嘉島の旧盆事情を聞いたのでご紹介します。
以下の会話は、ミカは“ミ”、阿嘉島の弟分は“弟”で。

ミ「旧盆はどうするの?」

弟「そうなんだよね。その準備があるから、今日那覇へ出ても、明日の朝イチ便で島に帰らないといけない」

ミ「それは大変だね。阿嘉島の旧盆はどんな??」

弟「そっちと同じだよ。灯籠を下げて、果物やご馳走をつくってお供えしたり。あ、島はサトウキビが取れなかったからか、サトウキビは供えないね。あと、那覇はパイナップルを供えるんだろうけど、島はむかしパイナップルが手に入らなかったからなのか、アダンを供えてるね」

ミ「島にはエイサーはない??」

弟「ないよ。獅子舞はあるけど」

ミ「獅子舞やるんだ。各家に廻ってくるの?」

弟「いや。裏のお宮でやるだけだよ」

といった感じで、那覇界隈と阿嘉島では少し事情が違うようです。

阿嘉島のハイビスカス。右上の黄色いのがアダンの実です。アダンをパイナップルと間違える観光客の方もしばしば。ひと気のない海辺のアダンの実にはヤドカリがよく集まっています。

 

※サトウキビ

沖縄の旧盆のお仏壇には、サトウキビもお供えします。
このサトウキビは、「グーサンウージ」と言って、ご先祖様が帰るときの杖の代わりです。スーパーなどでふつうに売っています。

そのほか、ソーローメーシやガンシナーなどなど、旧盆ならではの品が沖縄のスーパーには並びますので、覗いてみてくださいね。

天然記念物のケラマジカとシマネコ。右上の黄色い実はアダンです。鹿が入ってこないようにするためにネットを張っています。

阿嘉島には、天然記念物のケラマジカが闊歩しています。島に泊まれば、90%の確率でケラマジカに出会えます。たぶん、泊まらなくても見れます(笑)

阿嘉島の旧港にて。すぐそばでウミガメに遭遇です。

阿嘉島でもウミガメはよく出会います。旧港にも2匹のウミガメが住み着いているようです。

甲羅のようすから、かなり年長のウミガメのようです。

 

那覇から高速船で1時間ちょっとで、阿嘉島はまるきり別世界です。

海の色も透明度も素晴らしく、のんびりとした島時間を過ごせます。

ぜひ島に泊まって、天の川を眺めながら、のんびり過ごされてみては??

今宵もマイクで唄っています☆
ステーキハウス Mr.マイク
TEL:098-863-1838  〒900-0037 沖縄県那覇市辻2-4-1
営業時間 AM11:00~PM11:00(ラスト・オーダー PM10:30)
民謡ライブ 1部 PM08:00~ /2部 PM09:00~
※店主は火曜・水曜のライブ担当です。(イレギュラーあります)

旧盆ウークイ(2018年8月25日)はお休みする飲食店もあります。ご来店前にぜひご確認くださいね。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

旧盆ウークイ(最終日の送り日)沖縄市園田エイサー

ちゅううがなびら。
本日も沖縄ジョートー市場店主ブログへお越しいただきありがとうございます。ミカ@那覇です。

内地の方から、
「(2018年)8月25日に沖縄に行きます。園田のエイサーを見たいのですが、どこへ行ったらいいですか? 道順とか時間わかりますか? 初めてなのでわかりません。教えてください」
とご質問がありました。
せっかくですので、当ブログでみなさまと共有できればと思いご紹介致します。

沖縄本島中部・沖縄市はエイサーの盛んな地域です。
なかでも園田(そんだ)青年会のエイサーは人気があり有名です。

園田の元地謡(じかた)の方に確認して頂きました内容を以下まとめます。

旧盆ウークイ(最終日の送り日)沖縄市園田エイサー

  • 20時頃、園田公民館に集合。揃い次第、出発します。
  • ウークイの日は、園田区内だけを回ります。
  • 1班から順番に回っていくそう。(18班くらいあるらしいです)
  • 「自分たちがやっていた頃は朝5時くらいまでやっていたけど、いまは夜1時か2時くらいで終わるはずよ」と、ん十年前、初期の園田青年会の地謡をされていたシージャ(目上の方)のお話。
  • 「ウークイの日は園田区内だけをまわっているので、太鼓の音が聞こえる方へ行ったらいいよ。とにかく、園田に来たらわかるよ。園田に来たらいいさー」とのことです。
  • お車の方は駐車場に停めて、歩いて探した方が良いかと思います。ちなみに、公民館付近は道が狭いので、どこか駐車場に停めて歩かれることをおすすめします。
  • 園田青年会HP https://www.facebook.com/SondaSeinenkai/

 

最近行っていないので詳しくは覚えていませんが、おそらくウンケー(旧盆初日)かナカビ(旧盆中日)は、園田区外もまわっていたと思います。
運が良ければ、迫力あるガーエーに出会えることもありますよ。
※ガーエー…道ジュネーで鉢合わせた青年団同士で、相手のペースやリズムを崩すた方が勝ちという勝負。(沖縄大百科より

 

今夜も那覇市辻のステーキハウス「Mr.マイク」で、民謡ライブやります♪ ←私は火曜・水曜担当です。
ライブは20時と21時からです。
ごはんは他所で食べちゃったという方、ビールや泡盛のみでもOKです。
ぜひ遊びにいらしてくださいね。うまちさびら♪(お待ちしております)

ステーキハウス Mr.マイク
TEL:098-863-1838  〒900-0037 沖縄県那覇市辻2-4-1
営業時間 AM11:00~PM11:00(ラスト・オーダー PM10:30)
民謡ライブ 1部 PM08:00~ /2部 PM09:00~
※店主は火曜・水曜のライブ担当です。(イレギュラーあります)

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

<追伸>
実はむかし(2010年)、年甲斐もなく(30代)、少しだけ園田青年会のエイサー練習に参加させていただいたことがあります。
https://jyotoblog.ti-da.net/e3120742.html
あまりにもハードで、やっぱり若くないとできないなぁと身に沁みてわかりました。(笑)

沖縄の夏の風物詩 ~ ゴールデンシャワーが見頃です♪

ちゅううがなびら(こんにちは)。
本日も沖縄ジョートー市場店主ブログへお越しいただきありがとうございます。ミカ@那覇です。

2018年の奇跡のマンゴー&ケンちゃんマンゴー、無農薬パッションフルーツ、無農薬ドラゴンフルーツなどなど、夏のフルーツのご注文まことにありがとうございます。
奇跡のマンゴー&ケンちゃんマンゴーは、そろそろ今年の収穫が終わりそうです。
「これからマンゴーを注文しようと思ってた」というお客様は、イマすぐご注文くださいませ。
お届けまでにお日にちを要しますが、パッションフルーツとドラゴンフルーツはまだご注文可能です。
みなさまのご注文、こころよりお待ちしております。


戦後、ハワイから多量に種子が導入され、県内各地で栽培されている樹木「ゴールデンシャワー」は、7月~8月に満開を迎えます。
沖縄ジョートー市場の事務所のすぐそばに植えられているゴールデンシャワーはいままさに満開。
軽やかに風に揺れる黄花房は、沖縄の夏に涼風(シダカジ)を運んでくれます。
東南アジア・タイの国花でもあるそうで、タイで見事なゴールデンシャワーをよく見掛けました。
個人的には、黄色い花のなかではゴールデンシャワーはトップクラスに入るくらい好きかも♪
あ~、またタイにも行きタイ♪

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

民謡ライブはじめました☆ステーキハウスMr.マイク

ちゅううがなびら。みーかー@蒸し暑い那覇です。
早いものでもう6月。2018年の半分近くが過ぎようとしています。へーさん!!(はやいっ!!)

6月は「奇跡のマンゴー」&「ケンちゃんマンゴー」をはじめとする美味しい夏季フルーツのご予約受付もスタートするし、6月24日(日)には「第19回サバニ帆漕レース」もあるし、と、6月は何かと気忙しくなります。

そんなバタバタの6月、去った3日(日)から、那覇市辻にある「ステーキハウスMr.マイク」で民謡ライブがはじまりました!!
ステーキ屋さんに、カラオケがあって、民謡ステージがあるなんて。。。おそらく他にはないのでは??(笑)

閉店後の店内のようす(スマホで2018年6月5日撮影)「ドゥマンギタンステーキ」というネーミングが沖縄らしいです。

ステーキハウス Mr.マイク 民謡ライブ(毎日 約30分×2ステージ) ※2018年6月のみ木曜ライブはお休みです。

■ 1部 21:00~ ■ 2部 22:00~

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2018年8月からライブ時間は下記になりました。

■1部 20:00~ ■2部 21:00~ 店主は火曜日と水曜日のライブが担当です。(※まれにイレギュラーあります。)

ご縁をいただき私みーかーも、ライブを盛り上げてくださるメンバーさんたちと一緒に、昨日から民謡ライブで唄三線を担当させて頂いております。
ちなみに今月(2018年6月)は、毎週火・水が担当です。←ときどきピンチヒッターで、6/8(金)など、他の曜日も出ています。

私にとってライブ初日の昨日は、1曲目から「ノリのいいのやって!」、「テンポの早いの演って!」と急かされ、ものすごいハイテンションに圧倒されました!(笑)
満席のお客様の99.9%がウチナーンチュ。むる(すべて)ウチナーンチュです。カラオケもお上手で大盛り上がりだし、いいあんべーで踊るは歌うはのハイテンション!!
唯一だったのは、たまたま愛知県から遊びに来ていた友人Aさん。「いまどこへ行っても観光客で溢れてるのに、みんなウチナーンチュってすごいね。ステーキ屋さんでカラオケに民謡ライブっていうのも不思議だし、これだけディープなところって最近ないよね。面白~い!!」とご満悦でした。

ステーキハウスですが、ビールや泡盛も楽しみながら、ゆっくりくつろげる雰囲気です。ふらりとお立ち寄りいただけましたら。
お越しいただけましたらテーブルへご挨拶に伺いますので、「唄三線担当のミカはいますか?」とスタッフへお気軽にお声掛けくださいね。

ただし、、、店主プロフィール写真は数年のモノです。
あれからプラス20キロの大盤振る舞い状態。
ですので、会ってみたら、「写真と全然違うやん!!! 詐欺だーーーー!!」と言われることを覚悟しています(苦笑)

店内の一角で民謡ライブを演っています。辻といえば、ジュリ馬! 辻らしく壁画はジュリ馬です。

 

以下、しーぶん(おまけ)

かれこれ10数年前の話になりますが、私が沖縄に移り住んだ最たる理由は、「沖縄のウタが勉強したい!」という強い想いからでした。

移住したばかりの頃は、那覇市東町にある大城美佐子先生の民謡クラブ「島思い」でお世話になりました。
昼夜逆転の暮らしが厳しく、喉を痛めたことから、約2年後にお店を卒業。
そして、沖縄ジョートー市場をはじめました。

その後、平行してライター業をスタート。
JTA(日本トランスオーシャン航空)がお届けする沖縄観光情報サイト『美ら島物語』で、沖縄県内の島々のウタをご紹介する連載『恋ししまうたの風』を持たせていただきました。そのおかげで、各島の魅力的な唄者さんたちと素晴らしいご縁をいただきました。

2014年は、久米島で12の島の唄者さんが集う「全島しまうた交流会」を開催。
本当に素晴らしい交流会を開催させていただき、大成功を収められたことに心から感謝です。いっぺーにふぇーでーびたん。

2015年からは、宮古島で開催される「なりやまあやぐまつり」で毎年司会を務めさせていただいております。

いまでは沖縄ジョートー市場の運営、ライター・撮影・取材、司会などをメインにしていますが、この度、しばらく離れていた民謡の世界にお声掛けをいただきました。

実は「Mr.マイク」は、斜め向かいにある「料亭那覇」のグループです。ライブ・メンバーのほとんどは「料亭那覇」で唄っていたり踊っていたりする華やかな方たち。みなさんとても気さくで感じの良い明るい方たちです。昨日は料亭那覇のとっても立派な楽屋に驚きつつ、華やかなメンバーの方たちの活気・雰囲気を楽しんでいました。

うっちゃん投げていた三線とウタ。ライターとして数年間、しまうた(民謡)を紹介する側でしたが、約10年振りくらいにまたライブをさせていただけることに感謝です。

独学ですが、ティーチナーティーチナー(ひとつひとつ)、ヨンナーヨンナー(ゆっくりゆっくり)いろいろと勉強しながら、沖縄だけでなく、宮古・八重山のウタも唄っていきたいと思います。

 

今日もご愛読にふぇーでーびる☆

みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

慶良間諸島国立公園・阿嘉島(あかじま)だより ~ ティラジャー(巻き貝)

那覇からちゅううがなびら。沖縄ジョートー市場店主みーかー(ミカ)です。
この時期、毎年恒例の週末1泊2日の阿嘉島(あかじま)通い。去った週末も行って来ました。
前回(2018年5月12日)は海に浸かるとまだ寒く感じましたが、今回は「おっ! そろそろ泳げるかも♪」という感じでした。

阿嘉島通いの目的は、帆掛サバニで座間味島から那覇まで海上を駆ける「サバニ帆漕レース」出場のためのサバニ練習です。
風力と人力のみを使って大海原を渡るレースは年に一度開催されます。第19回大会となる今年2018年は6月24日(日)開催。
私の所属しているサバニ・チーム「阿慶座美陽(あぎじゃびよう)」は拠点が阿嘉島。サバニも阿嘉島にあるので、練習は必然的に阿嘉島となります。

2018年5月19日撮影。阿嘉島の前浜。まるで7月のようなお天気でした。

土曜は梅雨とは思えない、夏のようなお天気でした。ですが、面白いことに場所によっては雲が多いんですよね。
慶留間島(げるまじま)方面は青空でも、座間味島(ざまみじま)方面は雲が多くて曇っていたり。島人の話では、「屋嘉比(やかび)の山で雲ができて、それがそのまま座間味に流れて来てるんだよ」とのこと。
慶良間諸島は4つの有人島(渡嘉敷島・座間味島・阿嘉島・慶留間島)をはじめとする大小30余りの島々と数多くの岩礁からなる島嶼群です。島々が密集する一帯なので、海流、風向き風力が複雑になりやすいようです。

ちょうど大潮だったので、阿嘉島のメンバーがティラジャーをたくさん獲ってきていました。しかもとっても立派なものです。
ティラジャーとは、巻き貝のことで、沖縄ではメジャーな貝です。ティラジャーを1つ見つけるとその周囲にいくつかかたまっているので、慣れるととても獲りやすい貝です。

獲ってから2~3日、海に浸けておいて砂抜き。

ティラジャーの身をとる作業。ひとつひとつ、手作業で身をとっていきます。おいしいものをいただくには手間暇がかかりますね。感謝。

ティラジャーはクセがあまりなくて、とても食べやすい貝。生きたままのティラジャーをさっと茹でます。そして手作業で一つ一つ貝から身を取っていきます。そのままお刺身で、バター炒めやキムチ炒め、土佐煮などがオススメです。マヨネーズをかけてトースターでチンするのもいいですよ。

ちょっとピンボケしてます。左上のピンクがかったのがティラジャーです。右はトコブシ、手前はマガイです。

ティラジャーは獲るのに道具も技術も必要ありませんが、トコブシやマガイは道具がないと獲れません。マガイをご存知の方は島人でもそう多くはなく、提供している飲食店はこれまで見たことがありません。
でも、ティラジャーは沖縄の飲食店で提供しているところもあるかな、と思います。機会ございましたらご賞味くださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。&今日もステキな一日を☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

世界でここだけの風景 海から3,000メートル級の山々が見える雨晴海岸@富山県

ちゅううがなびら。那覇からミカです。
昨日、沖縄は梅雨入りしました。とは言え、今日は晴れています。

2018年のゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
GWはとても割高ではありますが、めったに長いお休みが取れないので、今回は那覇から富山県へいってきました。
実は数年前からずーっと「富山に行きたい」「富山に行きたい」とボヤいていました。その念願がようやく叶ったわけです。

記憶にある初めての富山は10年あまり前。琉装してお客様と記念撮影をしたり、沖縄民謡を演奏したりの沖縄芸能絡みのお仕事でした。
仕事自体は2泊3日でしたが、「せっかく富山まで来たので」と仕事のあと、いっしょに仕事に来た先輩方と、氷見&宇奈月温泉へ1泊ずつ立ち寄りました。
富山湾のお魚を筆頭に、食べるものも美味しく、お酒も旨く、とても良かったので、また富山に行きたいなぁとずっと思っていました。
とくに、氷見線の車窓からはじめてみた雨晴(あまはらし)海岸の風景は感動でした。
沖縄でいつも海ばかり見ているので、雪山が見れるだけでも感動なのに、日本海と立山連峰の組み合わせには「こんな風景があるんだ!!」と驚きました。ほんとうに素晴らしかったです。

今回のお目当ては、雨晴海岸の風景と富山湾のおいしいお魚と旨い日本酒。すべて公共機関を使って移動する富山6泊の旅です。
民宿をはじめイロイロと良かったのですが、今日は雨晴海岸にスポットを当ててお届けいたします。

日の出前の雨晴海岸。日の出前の空と海が淡く色づく時間が好きです。【撮影】2018年4月30日/富山県高岡市

最近知ったのですが、海から3,000メートル級の山々が見えるのは、世界でもココ雨晴海岸だけだそうです。ほんとスゴイ!!
前回は雪の立山連峰がはっきり見えたので、立山連峰はいつも見えるものだと思いきや、今回はほとんど見れませんでした。
晴れていても立山連峰が霞んでしまったり、はっきりとみえない日の方が多かったです。

雨晴海岸から立山連峰がよく見えるのは12月から2月頃だそう。ピーンと張り詰めたような空気が澄んでいる冬時期が良いみたいです。
氷見のタクシーの運転手さんのお話では、「立山連峰がキレイに見えるのは年間でも80日くらいですよ。カメラマンの方は10日位留まって撮影してますよ」とのこと。
お世話になった民宿の方は、「毎年11月8日に剱岳のてっぺんから朝陽が昇りますよ。ダイヤモンド富士みたいに見えますよ」とおっしゃっていました。

富山では毎朝4時半頃に起きて、日の出を待ちました。日の出前、町も空も海も静寂に包まれたなかで淡く色づいていく風景が好きです。
刻々と表情を変えていく風景は眺めていて飽きることがありません。

雨晴海岸から見る富山湾はベタ凪。ほんとうに静かでした。【撮影】2018年4月30日/富山県高岡市

朝陽は立山連峰から昇ると思い込んでいましたが、今回は海と陸の境目から太陽があらわれました。
季節によって太陽の昇る位置が変わり、立山連峰から昇る朝陽は秋~冬のようです。

雨晴海岸から臨む朝日 【撮影】2018年4月30日/富山県高岡市

日の出がきれいに見えたのはこの日だけ。運良く見れてよかったです。
いつも夕陽ばかり追いかけてしまっていましたが、朝陽も素敵です。
雨晴海岸から見た朝日は、まるで夕陽みたいに橙色の大きな太陽でした。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

マンゴーの花が咲いています♪ ケンちゃんマンゴー 2018

ちゅううがなびら(こんにちは)。
本日も沖縄ジョートー市場店主ブログへお越しいただきありがとうございます。ミカ@那覇です。

「限りなく無農薬に近く」をモットーに、日夜努力している減農薬マンゴーの生産者・ケンちゃん。
2018年3月27日(火)、ケンちゃんマンゴーの農園もマンゴーの花が咲いています。


太い幹が緑色からピンク色に変わっているのがご覧いただけるでしょうか? ピンク色の部分から上の全体がマンゴーの花です。

 

日々、一つ一つの花の間隔をチェックして、それぞれの花にまんべんなく太陽が当たるよう、また風が通るように吊り下げていきます。

「減農薬マンゴーの花が咲いています」

昨年は花が咲くのが例年より遅かったのですが、今年は例年通り、順調に咲いています。

「今年は葉がたくさんついているし、去年よりいいものができると思う。あとはスリップス(害虫)が怖いだけ」とケンちゃん。

ケンちゃんマンゴーの糖度は平均15度以上。今年もおいしいマンゴーが楽しみです。

今日もご愛読にふぇーでーびる☆
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

 

沖縄本島中部のトマトが大好きな方へ朗報! トマト詰め放題がなんと500円!!

トマトが大好きな沖縄本島中部の方へ朗報です!!
期間限定で沖縄市登川にて、「龍飛おきなわ」さんの真っ赤なトマトが詰め放題です!!
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